2020年度中日本新人王トーナメント!ライト級~ミドル級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2020/02/11
さて、本日は3日に分けて紹介してきました中日本新人王トーナメントの組み合わせの最終。
ライト級からミドル級を紹介します。
ライト級
≪エントリー≫
神谷 啓太(畑中) 4戦2勝(1KO)2敗
松岡 蓮(浜松堀内) 6戦3勝(3KO)3敗
昨年決勝で激突するはずだった二人、昨年は神谷の棄権により松岡が不戦での勝ち上がりとなった。
一昨年の中日本新人王決勝で、その後全日本新人王決定戦まで勝ち上がり、一時は日本ランキングも
手に入れた太田 卓矢(とよはし)と大激戦を演じた神谷。
勝ち上がっていく実力があることは間違いない選手。
対するは二年連続中日本新人王の松岡。
少し硬いところはあるが、一撃の威力に秀でた選手に思える。
実力者同士の一戦…優勝予想は悩みに悩んで神谷で。
スーパーライト級
≪エントリー≫
近藤 璃空(緑) 1戦1敗
村田 望(岐阜ヨコゼキ) 4戦1勝3敗
中村 力也(とよはし) 1戦1勝(1KO) サウスポー
北川 仁暉(唯心) 6戦1勝(1KO)4敗1分
高畠 愛大(タキザワ) 3戦3勝
デビュー以来無傷の3連勝を飾る高畠、デビュー戦から期待値の高い近藤。
強烈な左ボディと独特なタイミングを持つ村田、着々と力を伸ばす北川。
個性派揃いのスーパーライト級の組み合わせだが…優勝予想に上げるのは、中村。
鋭く細かく小さく止まらない回転、一つ一つに威力もある。
ただし…楽に勝ち上がれる試合は一つもないはず。
ウェルター級
≪エントリー≫
能嶋 宏弥(薬師寺) 4戦3勝(2KO)1敗
上原 大樹(伊豆) 2戦1勝(1KO)1敗
昨年、デビュー前から全日本新人王候補と言われた上原。
その上原を倒して中日本新人王に駆け上がった能嶋。
エントリー2名の決勝戦は、昨年驚きのアップセットと言われた試合のリマッチとなる。
西軍代表戦まで勝ち上がって、上原戦の勝利がフロックではなかったことを証明した能嶋。
後楽園ホールで初勝利を飾って再起した上原。
間違いなく力のある二人の運命的な2度目の激突。
再戦は…勝った方が難しい。
優勝予想は上原で。
ミドル級
≪エントリー≫
前岡 デニスロベルト(西遠) 1戦1勝(1KO)
早川 教文(中日) デビュー戦
野村 宙永(市野) デビュー戦
元アマチュア日本王者の前岡が新人王に参戦。
プロテストはヘビー級で合格し、ライトヘビー級~クルーザー級を主戦場にすると聞いていた選手。
デビュー戦もミドル級超の74.5kgで戦っている。
ミドル級まで落としてのコンディション意地に一抹の不安は感じるが…
下地がしっかりあり、デビュー戦ではフレームで大きく上回る相手を一蹴するKO勝ち。
全日本新人王まで狙える存在だと感じるが…。
デビュー戦の為、初見となる2名がこの高い壁を越えられるか。
もちろん、もし前岡を破るような選手であれば、一気に全日本新人王候補として名を上げると感じる。
優勝予想は、もちろん前岡。
昨年の中日本新人王エントリーは43名。
今年は僅かに減少し、40名。
選手数の減少が大きな課題となっているボクシング界において、
現状維持に近いこの数字は大健闘と言えるのではないでしょうか。
選手も関係者も頑張ってるぞ中日本!
…というわけで、今年も思いっきり楽しませていただきます!!
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