2023/4/22 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
この日は中部地区では珍しい夜興行。
様々な演出も施行される様子です。
新興から一気に勢力を伸ばし、中日本の中心ジムの一つへとなった名古屋大橋ジム。
中日本プロボクサー数No.1の同ジムが主催するKNOCK OUT BOXING。
二人の日本ランカーが堂々、セミファイナル、ファイナルを飾ります!
当日の生配信はこちらから
(メイン配信)
(サブ配信)
こちらはせきちゃんが副音声のノリで選手を紹介してまいります。
※煩わしい方はメインを見てね。
というわけでせきちゃん的見どころ紹介!
■2023年度中日本スーパーライト級準決勝
【スーパーライト級4回戦】
柳川 竜也(名古屋大橋) vs 藤崎 紘成(和光)
柳川 竜也 4戦2勝(1KO)2敗
藤崎とは3度目の対戦。
戦績五分の柳川だが、これまでの2敗は相手の藤崎に喫したもので藤崎以外には負けていない。
愚直で不器用にも見えるファイター、劣勢を大逆転した一撃も持ち合わせる。
藤崎 紘成 5戦3勝(2KO)2敗
スピードと嗅覚のある選手。効かせたところを仕留め切る強さがある。
2度の中日本新人王獲得もいずれも西軍代表決定戦で敗戦している。
3度目の挑戦、今年こそ。
せきちゃん的、今年の中日本スーパーライト級新人王優勝候補。
これが3度目の対戦となる両者。
過去2度はいずれも新人王戦で自然と組まれたカード。
お互い避けては通れない相手とも見える。
初戦は藤崎が1RTKO、2戦目は柳川が食い下がったものの藤崎が返り討ちの判定勝利。
再戦はいつも積み重ねた時間が試されるシビアなもの。
二人の差は縮まったか、開いたか…。
勝者は8/20、丁寧に戦う姿が印象的な中里 雄大(中日)と対戦予定。
【バンタム級4回戦】
芝山 定佳(名古屋大橋) vs 岡田 篤憲(尾張水野)
芝山 定佳 1戦1敗
デビュー戦では意識を飛ばされた瞬間、腕をロープに絡めてダウンを拒否したところ
パンチをまとめられてのTKO負けを喫した。
負けを拒否する心が選んだ行動は、名世界王者、長谷川 穂積(真正)が
フェルナンド・モンティエル(メキシコ)戦で見せた選択と同じだった。
岡田 篤憲 1戦1敗
デビュー戦では基本に忠実に小さく小さく撃ち続けた姿が印象的。
小川 椋也(天熊丸木)のファイトに飲み込まれてのKO負けとなったが、
生真面目さを感じる戦いぶりは続けて行けば愛される選手になっていく姿が想像できる。
デビュー戦で苦いKO負けを喫した者同士の対戦。
両者とも熱い気持ちが見えるように感じる選手。
きっと爽快な気持ちにさせてくれると思えるカード。
【ミニマム級4回戦】
赤塚 翔(名古屋大橋) vs 川本 大地(changes)
赤塚 翔 4戦2勝2敗
熱戦男、赤塚が登場。全てを出し切るような戦いぶりが印象的。
デビュー以来、熱戦に次ぐ熱戦を演じて来ている。
2022年度中日本ライトフライ級新人王。
川本 大地 デビュー戦
デビュー戦の為初見。
昨年秋にプロテスト合格。
北海道のchangesジムから刈谷のリングに乗り込んで来る。
どんな場面でも熱い戦いを見せて来た赤塚が第3試合に登場。
相手の情報はないが、赤塚が出る以上、試合は熱戦になると予想。
握りこぶしを作って観戦できる試合を想像してしまう。
【ライト級4回戦】
伊藤 潤哉(西遠) vs 久松 大輝(とよはし)
伊藤 潤哉 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
浜松出身、地元の西遠ジムからデビューする28歳。
久松 大輝 1戦1勝(1KO)
「とよはしのオトボケキング」がプロ2戦目。
デビュー戦では左ショートでダウンを奪うと一気のラッシュで仕留め切った。
オトボケキングの詳細は以下参照。
デビュー戦でセンセーショナルな1:22のTKO劇を見せた久松。
対するはこの日デビューの伊藤。
デビュー戦の伊藤はもちろん、
久松のボクシングもまだわずかしか見れておらず試合の予測はつかない。
それでも、新たなボクサーに出会える喜びと、
強烈なキャラクターに対する期待感がある楽しみなカード。
【女子アトム級4回戦】
神成 咲良(changes) vs 吉田 里穂(RISE)
神成 咲良 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
北海道のchangesジムより刈谷のリングにやって来る。
昨秋にプロテストに合格した19歳。
吉田 里穂 2戦1勝1分
ボクシングに対する熱量はRISEジムに
1000万円の加盟金がかかるプロ加盟を決意させたほど。
周りを本気にさせる姿あり。
日本女子アトム級17位。
昨年の「一般人によるプロボクシング生配信」最多再生回数を記録した吉田が登場。
女子4回戦でもいい試合をすれば脚光を浴びるのが現在の中日本女子のリング。
この日デビュー戦の神崎にも大きなチャンスがあると思える。
【60.5kg契約8回戦】
三輪 珠輝(名古屋大橋) vs 佐伯 瑠壱斗(岐阜ヨコゼキ)
三輪 珠輝 17戦8勝(1KO)8敗1分
前戦ではA級初戦で初のランカー挑戦。
完敗を喫したが、まさかの急成長を繰り返してきた三輪。
この試合でさらに強い姿を見せてくれることを期待したい。
綺麗なボクサーだが、行くべき時に行ける強さが魅力。
佐伯 瑠壱斗 14戦8勝(2KO)5敗1分
国内戦線の強豪達と拳を交え続けて連敗を重ねたが、元日本王者と拮抗した試合をし
将来の世界王者候補からダウンを奪うなど、その強さはしっかりと示して来た。
前戦では5年ぶりの勝利を飾り、リング上で涙を見せた。
前戦の勝利で、リスタートの印象を与えた佐伯。
4回戦時代からその才を期待された選手でもある。
対峙する三輪は階段を上るように成長を繰り返しA級まで登ってきた選手。
長らく中日本のリングで存在感を放って来た二人がここで激突する。
【スーパーバンタム級8回戦】
村井 貴裕(名古屋大橋) vs 城後 響(三迫)
村井 貴裕 29戦17勝(6KO)10敗2分
これが30戦目となる村井、積み重ねた経験の大きさはリング外もリング上も破格。
現在2連勝中、前戦ではタフな濱口 人夢(市野)を誘い込んでの左フックで一撃KO。
昨年のsakanaチャンネル生配信KO賞にもノミネートされた。
この試合で日本王座挑戦権内の日本12位に入っている。
城後 響 15戦10勝(5KO)5敗
廃部状態だった近大ボクシング部を赤井 英和(グリーンツダ)が総監督として再興する際、
赤井から勧誘を受けてボクシング部に入部。4年次に一部昇格を決めている。
アマでも濃厚なドラマを築いた「ひびを」が中日本のリングに来襲。
2016年度西日本バンタム級新人王MVP。
【フライ級8回戦】
村上 勝也(名古屋大橋) vs 白鳥 光芳(T&T)
村上 勝也 16戦13勝(3KO)2敗1分
勝てど勝てど上がらなかったランキングが前戦の勝利で一気に上昇。
日本5位、OPBF東洋太平洋15位へと入っている。
ロングレンジのスペシャリスト、涼しい顔で相手を捌いていく姿が印象的。
白鳥 光芳 16戦5勝(3KO)8敗3分
A級2戦目、初のランカー挑戦となる白鳥はボクサー定年も近付く35歳。
勝てばランカーのチャンス、何度も得られるものではない。
ファイトもアウトボクシングもできる万能型と聞く。
ボクシングはメンタルスポーツ。
上位ランカーに挑むビッグチャンスに白鳥が最高のノリでやってくるのは想像に易い。
シレっと強くてシレっと勝つ…そんな姿を見せて来た村上の顔色を変えれるか。
こちらを見て、当日を迎えればテンションMAXで観戦できること請け合い!
【カテゴリ別】
2023年中日本ボクシング観戦記一覧に戻る
中日本ボクシング観戦記一覧一覧に戻る
カテゴリ別記事一覧に戻る
【日付別】
【記事一覧】2023年4月に戻る
コメント