中日本所属選手 12月の試合予定(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/11/29
富山の興行の熱もまだ冷めぬまま。
観戦記をお待ちの方、申し訳ありませんが、先に敵地のリングに挑む中日本の選手たちの情報を。
今月の遠征結果、12/11の見どころ紹介等の後、
腰を落ち着けて観戦記に着手したいかと思っております。
12月の中日本は 12/11 刈谷あいおいホール。
能嶋 宏弥(薬師寺)がチャンピオンとなって刈谷に帰ってきます!
本来の階級より2階級上のミドル級での戴冠。
しかも15年以上にも渡って日本国内トップ戦線に居続けた名選手、
野中 悠樹(渥美)から奪ってのモノ。
歴史的快挙と言っても過言ではありません!絶対過言じゃない!
能嶋の王者としての最初の試合、生配信させていただく予定です。
ぜひぜひお楽しみに!
2022年12月1日
東京都:後楽園ホール
樋口 藍(ARITOMI) vs 山下 奈々(REBOOT.IBA)
アマ実績から期待値高くデビューした樋口だったが、
デビュー戦から3戦勝ちなしのトンネルへ。
しかし前戦、アマ時代に回帰したような足を使ったボクシング。
突き刺すような威力ある左を撃ち込んで初勝利を飾って日本ランキング奪取。
しっかり自信に変えて来るか…。
初の後楽園ホールでランカー対決に挑む。
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2022年12月11日
大阪府:エディオンアリーナ大阪第二競技場
【49.5㎏契約6回戦】
木村 彪吾(グリーンツダ) vs 鈴木 尊虎(トコナメ)
以前刈谷で敗北した相手、鈴木が敵地でリベンジマッチに挑む。
ファーストコンタクトでダウンを奪われて始まった前戦は
後半に鈴木がまくりにかかったが及ばず。
激しい好試合となった。
個性豊かな選手たちがひしめく中日本軽量級4回戦シーンの主役だった鈴木。
鈴木の勝利は手を合わせた数々のライバルたちの力を証明することにもなる。
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2022年12月11日
大阪府:天満橋エルおおさか 2Fエル・シアター
【ライトフライ級4回戦】
福濱 真斗(フュチュール) vs 今井 聖也(とよはし)
今年の新人王戦、ミニマム級で全日本新人王候補と目された今井。
大阪で一つ上の階級での試合に挑む。
相手はフライ級から落としてくる選手。
まだまだ体が成長する18歳の今井。
体の変化に合わせてのライトフライか、相手に合わせてのライトフライかで
有利不利は変わると思えるが、選手数の枯渇が宿命づけられている軽量級。
こういった戦いをどう乗り越えるかも今後を占う上で重要な一戦に感じる。
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2022年12月11日
大阪府:エディオンアリーナ大阪
【スーパーフェザー級8回戦】
松岡 輝(大成) vs 菅原 秀馬(市野)
三重でメインイベンターを務めて来た菅原が敵地へ。
三重以外のリングは4年ぶり、中日本外では初の試合。
スピードもあり、左にはキレも威力もあり。
まだまだ全国的には無名だが、充分ランカークラスの実力はある。
実力を発揮してその名を売って来て欲しいと感じる。
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2022年12月17日
東京都:後楽園ホール
■全日本スーパーフライ級新人王決定戦
【スーパーフライ級5回戦】
五十嵐 春輝(湘南龍拳) vs 佐野 遥渉(平石)
西軍代表戦でMVPを獲得した佐野。
多彩なジャブは見ていてゾクゾクする。
今年の中日本新人王トーナメントの目玉選手。
その力をしっかりと証明しながら、決戦の舞台へとたどり着いた。
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2022年12月18日
大阪府:大阪市立住吉区民センター
【スーパーフライ級6回戦】
山下 陸(六島) vs 松浦 克貴(岡崎)
現在3連敗中の松浦が、A級昇格を賭けて大阪へ。
13戦のキャリアの中で、はっきりとしたファイターとの対戦は初のようにも思える。
綺麗なストレートと距離感を武器にしたキャリア初期から
一旦リングを離れてから、クセモノ化して戻って来た松浦。
どんな仕掛けを準備していくのか、楽しみで仕方ない。
【フェザー級10回戦】
桑畑デカナルド 闘凜生(六島) vs 英 洸貴(カシミ)
日本ランキングをタイトル挑戦権内まであと一つの12位まで上げている英。
今回の相手は日本6位、勝てばほぼ間違いなくタイトル挑戦権内へ。
そして試合は10回戦。
A級ボクサー対決でも、8回戦が主流となっている昨今。
このラウンド数は、桑畑のタイトル挑戦を見据えてのものと推察したくなる。
ここを食えば一気に躍進するようにも思える試合。
勝負の試合が続く中、またも英が大一番!
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2022年12月26日
東京都:後楽園ホール
【スーパーフェザー級8回戦】
湯川 成美(駿河男児) vs 対戦相手未定
一度は決まっていた対戦相手が変更になることに。
キャリア初期は倒されてからの逆転が続いた湯川。
日本ランキングも8位と着々と上がる中で、もろさを見せなくなった。
相手が誰になるかで試合の構図は変わるが、
弟分の村地 翼(駿河男児)がベルトを巻いたばかり。
負けられない戦いなのは間違いない。
12月の各選手の遠征は「挑む」と言うより、
「刺客」としてリングに立つような印象。
どうか全勝でお願いします!
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