2018/4/15 -メッセウイングみえ- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2018/4/15 -メッセウイングみえ- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

 

前日、衝撃的なニュースが流れる。
比嘉 大吾(白井・具志堅S)、日本人世界王者として史上初の計量超過による王座剥奪。

ネット上は比嘉の話題で溢れかえる。
非難するもの、罵倒するもの、その矛先は選手本人や陣営など様々。
 

階級制のボクシングにおいて、体重は絶対に守るべきもの。
ただし、日本のクラブオーナーライセンス制度では、試合の決定権はジム側にあり、
選手本人の意思や状況とは別のところで階級が決まることもしばしば。

その本当の責任は選手本人にあるのか、ケースによって曖昧ではある。
 
 

ただし、契約がある以上、処々の事情は関係ないと思う。
例えばルイス・ネリ(メキシコ)が意図的に体重超過したとして罵倒されたが
その根拠はどこだろうか…その根拠は正しいだろうか…。
裏側にたくさんの見えない話が隠れているのがボクシングだったりする。

一元的に、「体重を超過した」という結果をもととして処分していくしかないのだろう。
ある程度の基準の上で、処分の重みの増減などの情状酌量はあっていいとは思うが…。
 

そして、その責任は選手だけでなく、陣営も負うべきだ。
その階級で試合を組んだのは誰?
体重をしっかりチェックしてやらなかったのは誰?

ただし、ここについては毎回然るべき処分が下されているようだ。
JBCのHPを見ると、選手と同じく管理責任として処分内容が掲載されている。
 
 

陣営も一部は責任を負うべきだが…体重を落とせなかったのは誰?
本人が一番悪いのはもちろんだ。
何を言われても仕方ない。
興行側、応援しているファン…周囲のダメージは測り知れない。
 

でも…だからと言って見捨てるのは違うと思う。
然るべき処分を受けたなら、また頑張ればいい。
取り戻す可能性が0になる失敗は産み出してはいけないと思う。

ルールを破ったなら、ごめんなさいして、もう一回。
僕はすべての減量超過に対してそう思っている。
 

そして、難しいのがファンとしての思いである。
誰しもが、自分が応援している選手が、計量超過など犯すはずがないと思っている。
でも、実際に計量超過をしてしまう選手達にも応援してきたファンがいる。

デビュー戦からその成長を見守ってきたようなファン達は
その選手を自分の憧れにしたり、子供のように思ったり…。
そんな選手が世間から罵倒される…ボクサー失格の烙印を押される。

胸の中はグチャグチャだ。
本人も、陣営もきついだろうが、ファンも滅茶苦茶きつい。
体重超過くらいで、その選手を嫌いになれるなんて、そんな楽なことはない。

だからこそ、胸の中をぐっちゃぐちゃにして苦しむ。
もしかしたら、選手への一番のお灸は、ファンのそんな姿なのかもしれない。
喜ぶ人間は誰一人いない計量超過…。
 

計画的に体重を落とすことが主流となっている昨今。
その計画が直前に1日分狂ったら…戦っている選手も人間であり、トラブルは存在する。
どんなに自信があっても、やらかすときはやらかすのである。

…選手それぞれボクシングだけで生きているわけではない。
一日のうちの大半の時間は、一般人と同じように生活している。
つまり…やはり普通に何かが起こる可能性は持っているのである。

周囲大迷惑はそうだが…そんなことでキャリアを奪うようなことは行き過ぎだと思う。
然るべき処分を、そして挽回のチャンスを。
 
 

…と、枕が長くなってしまったけど、ここでいつもの言い訳前置き

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。

そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。
 

自分の生まれ故郷、三重での興行。
朝7:30にはバスに乗り込み、名古屋の隅っこから名駅へ。
そこから近鉄に揺られて津駅。

サオリーナ前行きのバスに乗り込み会場を目指す。
初めてのウイングメッセみえ。

新しく綺麗なその施設に駆け込む。
会場25分前にはもうロビーに人が沢山…驚かされる。

開場時間前に受付が開き、人が流れ込んでいく。
中に入ってみると…会場内に屋台…これには少し驚いた。
どんどんどんどん流れ込んでくる人々。

集客は何人ほどだろうか。
用意されたパイプ椅子の数は優に超えた観客。
まだ、第一試合開始前である。

昨今のボクシングの客入りの悪さを思うと信じられない。
恐るべき地方興行…。
パンフレットを開いてみると、何となくその理由がわかる気もした。

主催である市野ジムの選手の見どころがそれぞれ書いてある。
「撃たれもろさを…」「あとはスタミナさえあれば…」
選手それぞれの課題をしっかりと載せ、全く脚色していない、ありのままの選手情報。
 

観戦に足を運ぶファンはそのありのままを知っている。
そのありのままの魅力に吸い寄せられる。
そして、それぞれの選手がそれぞれの課題を克服しながら強くなっていく。

パンフレットは、客席を訪れたファンに選手それぞれの物語を伝えているように思えて…。
あぁ…これは心底ボクシングが好きな人が書いたものだ…なんて思う。
 
 

試合が始まる前に激励賞を渡そうとウロウロする…ちょうど市野会長を入口で見たので
どうしたらいいか聞いてみる。

「眞野さんに…」

リングアナの眞野さん…見当たらない。
ウロウロしながら、ようやく眞野さんを発見し、激励賞を手渡す。
憧れの眞野さん、緊張しながらぎこちなく…心臓バクバクしながら。

まだまだ慣れない激励賞。
 
 
 

頻繁に試合があるわけではない、地方のさらに地方の興行。
この試合を待ち望んだファン達のワクワク感が伝わって来る。

さぁ…試合が始まる。
 
 
 

【カテゴリ別】
2018年中日本ボクシング観戦記一覧に戻る

中日本ボクシング観戦記一覧一覧に戻る

カテゴリ別記事一覧に戻る
 
 

【日付別】
【記事一覧】2018年5月に戻る

【記事一覧】2018年に戻る

【記事一覧】に戻る
 
 

 
 

各選手の戦績はこちら。
ボクシング選手名鑑
 
 

 
 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました