2022/03/27 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2022/03/27 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

2022年3月27日(日) 13:00開始
GREEN Dream.16
刈谷市あいおいホール

緑ジム主催のGREEN Dream。
若き溝越 斗夢(緑)がメインを張って、マニアの間でその名を上げている強豪を迎えます。
セミファイナルには中日本ファン生唾ものの超スーパーカード。
超ハードパンチャーと超激闘派が殴り合う…。
中日本新人王トーナメント、さらにその決勝に向けた前哨戦とも言える試合など
各試合、魅力がたっぷり詰まったカードが組まれております。

ぜひぜひご堪能を!

 

■2022年度中日本ミニマム級新人王準決勝
楢木 健斗(杉田) vs 今井 聖也(とよはし)

楢木 健斗 1戦1分

デビュー戦では試合中の怪我もありながらのドロー。
トラブルの中、ジャブ、クリンチ、地味な作業を
しっかりとこなす姿が印象的。
伸びていく予感をさせてくれています。


今井 聖也 1戦1勝

U-15とJrチャンピオンズリーグで優勝した実績あり。
デビュー戦では宮澤 蓮斗(蟹江)ととのハイクオリティな接戦を制した。
全日本新人王候補と言われておかしくない内容で
一気に注目株へと躍り出た印象。

 

デビュー戦では満足に力を発揮できたようには見えなかった楢木。
本来の力が如何程のものか、全日本新人王候補を相手にした戦いで確認したい。

対抗の山では先週、6年前の中日本新人王”韋駄天”水谷 流(トコナメ)が仕掛けた
壮絶な殴り合いを制して宮澤が決勝へ。
今年は各地区のミニマム級に強豪が揃っている様子。
どちらが勝っても熾烈な道のりが待ち受ける。

 

【56.8kg契約4回戦】
富平 謙伸(中日) vs 細川 兼伸(ワタナベ)

富平 謙伸 2戦2勝(2KO)

K-1で活躍した富平辰文の甥、富平 謙伸がデビュー2戦目。
昨年のボクシング選手名鑑生配信表彰ではKO賞にエントリー。
デビューから立て続けにアドレナリン全開の鮮烈なKO勝ちを収めている。
中日本新人王戦は決勝から出場予定。
相手はこの次の試合に出場する木附 大己(緑)


細川 兼伸 1戦1勝

静岡の飛龍高校出身。アマチュアで12戦、インターハイへの出場経験あり。
東京のワタナベジム所属で、中日本のリング初登場の為初見。
東日本新人王戦では、先日富山のリングで渡辺 大和(カシミ)と激戦を魅せた
荒木 広大(北海道畠山)との対戦が決まっている。


荒々しい強さを見せつけ、連続して鮮烈なKOを見せつけている富平。
今回の相手は、レベルアップ著しい高校ボクシングで実績を残し、
土台がしっかりあると思われる細川。
この相手に対して、これまで通りの勢いを見せつけられるか。

細川が東日本新人王戦でぶつかる荒木は先日の富山で
火の出るような激戦をはっきりと制している。
荒木との実力比較の目線でも興味深く感じる。

 

【スーパーフェザー級4回戦】
木附 大己(緑) vs 原口 秀司(山木)

木附 大己 2戦2勝(1KO)

野球の名門、愛工大名電で4番を打ったこともある元高校球児。
飛び掛かってぶん殴る、荒々しく勢いのあるファイトを魅せたデビュー戦から、
2戦目ではしっかりと形を作ってKO勝利を挙げた。


原口 秀司 3戦1勝(1KO)2敗

中日本初登場の為、初見。
長身のオーソドックス。
勝った試合は倒し合いを制してのもの。


直前の試合には、中日本新人王決勝で対戦する富平が登場。
当然、両者の試合ぶりは比較されるものと思われる。
長身選手に対しての戦いぶりもまた、注目ポイント。

 

【バンタム級4回戦】
水島 楓翔(ワタナベ) vs 大城 雄都(トコナメ)

水島 楓翔 1戦1勝(1KO)

中日本のリング初登場の為に初見。
デビュー戦は一方的な1RTKO劇だったとのこと。


大城 雄都 3戦2勝(1KO)1敗

昨年、一気にファイターとしての印象を強くした大城。
試合ごとにグイグイ伸びて来ており、この時点でどれだけの力を示せるか。
中日本新人王戦は8月の決勝から登場。


東日本からの選手に対してどれだけ力を示せるか。
後楽園で活躍する選手に比べると、中身を見ずに力が低いと
言われてしまうこともまだまだある地方ボクシング。
東京もんに負けるな!

 

決勝では、アマ経験がしっかりあり、土台のある選手と思われる
藤本 翔大(平石)と決勝で対戦予定。

 

【スーパーフライ級4回戦】
松浦 克巳(岡崎) vs 犬塚 音也(松田)

松浦 克巳 3戦1勝1敗1分

昨年の中日本新人王決勝はドローながら優勢点での敗退。
群雄割拠の中日本軽量級4回戦、森川 祐輝(緑)鈴木 尊虎(トコナメ)
今後を期待させる選手たちと接戦を演じ、敵地大阪のリングで初勝利を挙げた。
スピードと柔らかさに注目。


犬塚 音也 1戦1勝

デビュー戦ではファイターの百田 康平(唯心)を圧倒。
嫌がる選手も多いだろうしつこいファイターを寄せ付けない実力を披露した。
名門松田ジムに新たな期待選手が登場。


両者とも今年の新人王トーナメントにはエントリーしておらず。
勝負の年は来年か、再来年か…
地区新人王を獲れる実力は既に兼ね備えていると見える二人。
好選手同士の対決、その先を戦う実力を蓄積して欲しい。

 

【ライトフライ級6回戦】
木村 彪吾(グリーンツダ) vs 鈴木 尊虎(トコナメ)

木村 彪吾 10戦6勝(1KO)3敗1分

2020年西日本ライトフライ級新人王。
全日本新人王決定戦では敗れるものの接戦を演じ、その舞台に相応しい実力は示した。
新人王明けの試合では、B級デビューの強豪選手、小林 豪己(真正)に敗戦。
この試合でB級初勝利を目指す。

鈴木 尊虎 7戦4勝1敗2分

昨年の中日本ライトフライ級新人王。
好選手が多く、各選手が接戦を演じながら白黒をつけ合う現在の中日本軽量級。
その中心にいた鈴木が一足先に勝ち抜け、B級昇格初戦に挑む。
撃たれた後の返しの速さは特徴的。


鈴木のB級初戦は全日本新人王クラスの選手。
中日本軽量級4回戦の熾烈な戦いの輪、その中心にいた鈴木だからこそ
そのレベルの高さを証明してくれると思っている。

 

【バンタム級6回戦】
マンモス 和則(中日) vs 美濃 巧人(とよはし)

マンモス 和則  12戦6勝(6KO)5敗1分

中日本きってのハードパンチャー。
かつては「刈谷あいおいホール伝説の4回戦」とも言われる
太田 アレックス(西遠)との大激闘を演じたことも。
A級昇格まであと1勝としながら現在3連敗中。


美濃 巧人 5戦4勝(1KO)1敗

昨年の中日本新人王。
西軍代表決定戦では接戦を落として全日本新人王には届かず。
デビュー以来、5戦全て大激戦という信じられないキャリア。
ボクシング選手名鑑 生配信表彰では堂々の激闘選手賞に選出。
B級初戦に挑みます。


ハードパンチャーvs新中日本激闘王
このワードから何が起こるか各自想像いただければと。

底抜けに明るくひょうきんな二人の激突。
この戦いに悲壮感など必要なし。
頭をからっぽにして、二人の殴り合いに熱くなりたいカード。

 

【56.5kg契約6回戦】
溝越 斗夢(緑) vs 二瓶 竜弥(DANGAN郡山)

溝越 斗夢 12戦8勝(4KO)3敗1分

カウンターを武器に勝ち上がり、日本ユース王座を獲得した溝越だったが、
前戦では石川 春樹(RK蒲田)の左ショートフック一撃でマットに沈んだ。
手に入れた日本ランキング、ユース王座のベルト、どちらも奪われこの試合が再起戦。


二瓶 竜弥 9戦6勝(1KO)2敗1分

中日本のリングには2度目の登場。
前回の登場は3年前で、ファイターがアウトボクサーを
攻略する教科書のようなボクシングで勝利をさらっていった。

その後、東日本新人王戦では決勝まで勝ち上がり、
神戸でもパワフルな戦いを演じて、各地のファンを喜ばせている。


メインイベンター溝越の前に立ちはだかるのは、東北の猛ファイター二瓶。
愚直なファイトぶりは強烈な印象を残し、
全国のコアなファンに既にその名は認知されている。

まだB級選手ではあるものの、A級の溝越がクラスを下がって6回戦で対戦するのも頷ける選手。

多くのものを奪われての再起戦。
肩書的には格下B級選手が相手…とはなるが、
名前を覗けば近い将来確実にA級で活躍が予想される強豪。

相変わらず、溝越には厳しい緑ジムのマッチメイク。
乗り越えていけ!

 

 

 

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