2022/03/21 -富山・ボルファートとやま- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
2022年3月21日(月・祝) 14:00開始
チャンピオン挑戦ロード第20弾
ボルファートとやま
コロナの影響もありチケット価格は最安値5000円(それでも安い!)とはなっていますが
過去、自由席2000円という全国最安値でも提供されていた富山のチケット。
4年前に開催された立山町民会館での興行は、富山駅からレトロな電車に乗り込んで向かいましたが
今回の会場は富山駅も近いボルファートとやまでの開催。
初めての会場、雰囲気含め、どんな興行となるか、今から楽しみでたまりません。
前回の開催時、主催トヤマジムにはC級選手しかおらず、
4回戦の長谷 和紀(トヤマ)をメインにオール4回戦で開催されました。
その長谷が時を経てB級選手となってのメインイベンター。
せきちゃんてき見どころを語りまくります!
生配信はこちらから。
こちらではせきちゃんが副音声的に選手を紹介しながら配信いたします。
【スーパーフェザー級4回戦】
高田 力弥(カシミ) vs 福井 瑛紀(北海道畠山)
高田 力弥 デビュー戦
初見の為、前情報なし。
福井 瑛紀 4戦1勝(1KO)3敗
4年前の富山のリングにも登場した福井が再登場。
全日本新人王も期待された竹田 梓(高崎)に1RKO負けを喫した。
その後、プロ初勝利を経験、富山のリングに帰ってきます。
初見の高田に関してはここでしっかりとその力を確認したい。
福井はあの日のリベンジの意味もある富山のリング。
4年間の成長を確認したい。
【スーパーフライ級4回戦】
渡辺 大和(カシミ) vs 荒木 広大(北海道畠山)
渡辺 大和 7戦2勝4敗1分
昨年のボクシング選手名鑑生配信表彰 激闘選手賞にノミネート。
2020年からの3試合、2敗1分と結果は悪く出ているが
いずれも紙一重の大激戦を重ねている。
シブすぎる北陸の激闘派。
荒木 広大 2戦2勝(2KO)
デビューから2戦とも敵地大阪でのKO勝利。
中日本のリング初登場の為、初見。
渡辺は戦績こそよくないが、
地区新人王クラスの選手と紙一重の試合を連発している実力派。
対して荒木はデビュー以来無傷の2連勝、その実力や如何に!と言ったところでしょうか。
面白い試合が目標とのこと。
相手が渡辺であれば、必然的にそうなることでしょう。
期待の一戦です!
【ウェルター級4回戦】
坂本 将哉(カシミ) vs 上村 健太(緑)
坂本 将哉 7戦4勝(3KO)3敗
元気ジムより移籍の坂本。
昨年11月に5年ぶりとなる復帰戦を戦い、1R1分5秒でのTKO負け。
この日が中日本のリング初登場となります。
上村 健太 3戦2勝(1KO)1敗
昨年の中日本新人王が登場。
昨年は中日本・西部日本新人王対抗戦で、全日本新人王を獲得することとなる
平安山 太樹(ナカザト)を相手に、終盤までリードするも一撃に泣いた。
今年の新人王トーナメントにエントリーし、8/14の決勝戦から登場予定。
力石 政法(緑)に憧れるサウスポー上村。
スタイルもよく似たものとなっていたが、前回の敗戦を受けてどう変化するか、
そのまま貫いていくのかも興味深いところ。
昨年全日本新人王相手にいい試合をした…とはいえ、
中日本新人王トーナメントが安泰というワケではない。
今年のトーナメントには4回戦から登場するのは反則!とさえ言われてしまう
前評判の超絶高い選手がエントリーしている。
対して坂本は初見の為、その実力は不透明だが、
東日本のリングで拳を磨き、
一度はB級の資格を手に入れた選手。
新たなボクサーの登場は嬉しい限り。
■2022年度中日本スーパーバンタム級新人王準々決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
島 史来(トヤマ) vs 川合 絢也(西遠)
島 史来 1戦1敗
デビュー戦では太田 彩千耶(中日)の抜群の左ストレートを何度も浴びながら
引くことなく左右フックで果敢に攻め込んで行った。
スリリングかつ、好戦的で気持ちのいい選手に見えた。
川合 絢也 3戦2勝1敗
渡辺 大和と大激戦を制した高学歴ボクサー。
浜松の一戦で一気に期待値も上昇しております。
反応の良さが支えるタフネスもまた魅力。
勇猛果敢な選手と、タフな選手が激突する一戦。
激しい試合を予感させてくれます。
この試合の勝者は準決勝で「一撃のタイミング」を持つ
大中 雄貴(薬師寺)と対戦予定。
■2022年度中日本スーパーフェザー級新人王準々決勝
【スーパーフェザー級4回戦】
深田 翔也(トヤマ) vs 古川 修誠(杉田)
深田 翔也 2戦1勝1敗
デビュー戦で逆転KO負けを喫した中尾 公信(鈴鹿ニイミ)に見事リベンジを叶えての戦績五分。
スイッチを繰り返し、巧みに距離を調節。
曲者感あふれる技巧派です。
勝手に異名「北陸の忍び」
古川 修誠 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
「世界王者を作りたい」
山深い飛騨高山から岐阜へ移転した杉田ジムから二人目のプロボクサー。
新生杉田ジムの創世期を作っていく選手の一人となることでしょう。
要注目です。
デビュー戦で苦杯を喫した深田は、前戦、しっかりと実力に磨きをかけて初勝利。
既にそこを踏んでいることは大きなアドバンテージ。
並みのデビュー戦選手には少々キツい相手にも思えます。
古川が並み以上か否か…
深田がひねるか、古川がドラマを巻き起こすか。
初見選手を見る魅力たっぷりのカードと感じます。
勝者は準決勝でドラマ巻き起こしまくりの
カウンターパンチャー、宮崎 裕也(薬師寺)と対戦。
【ライト級6回戦】
長谷 和紀(トヤマ) vs 東 祐也(北海道畠山)
長谷 和紀 9戦5勝(3KO)3敗1分
2019年の中日本新人王、スタイリッシュなボクシングが魅力的。
前戦ではB級デビューの湯川 成美(駿河男児)を相手に
ダウンを奪う健闘を見せるもあと一歩届かず。
B級未勝利ではあるものの、しっかり先で勝負できる力は示しています。
東 祐也 13戦5勝(1KO)6敗2分
敵地に乗り込んでは有望選手に大健闘を見せて、
現地のファンの心をワシ掴みにし続ける、THE 地方ボクサー。
3連敗を刻んだ時期はあったものの、前戦のドローで
A級昇格まであと0.5勝に迫っています。
「この選手の結果如何で富山の規模が決まる」
4回戦の頃から、そう(せきちゃんに)言われ続けて来た長谷。
4年の歳月を経て、再び富山のメインイベンターを務めます。
普通の4回戦ボクサーが背負うもの以上のものを背中に歩んできたキャリア。
久々の地元リングでの晴れ舞台、4年前より格段に強くなった姿を
しっかりと披露して欲しいと感じます。
そして…対戦相手に不足なし。
有望選手、期待選手に食い下がって面白い試合を提供することに関して
天下一品と感じる北海道の東。
中日本では阿部 史也(タキザワ)がやられています。
効かされた絶体絶命の場面から信じられない猛ラッシュを
やり返した姿は脳裏にこびりついています。
新人王トーナメントの試合も複数組み込まれ、
北陸vs北海道の構図も盛り込まれたこの日の興行。
ボクシング選手名鑑生配信 初めて北陸から配信を行います。
ぜひぜひお楽しみください!
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