2017/12/03 刈谷あいおいホール-ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2017/12/03 刈谷あいおいホール-ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

 

本日のメインイベント…の前に、亀田 興毅(亀田)がゲストとして登場。

我らが眞野アナウンサーのインタビュー、舌好調のトークショーを披露した後
 

キッズのミットを受けてボクシング指導。
マイクの位置なんか気にせず放置。

「ええやん!凄いな!いいよ!めっちゃ綺麗やん!」
「凄いな!もうちょっと足返した方がええで!」
「そのまま毎日やるんやで!」
 

小さな子たちを目の前に、その時間を精いっぱい向き合う姿が伝わって来た。
ショーの一環、だけどそんなのお構いなし。
触れあえる時間を、目の前の子どもたちの為にしっかり使っていたように見えた。
 

「ちゃんとなんか俺も撃てへんもん。でも毎日な、同じことやったら絶対うまくなるよ。
 毎日毎日やるんやで、朝眠くても、毎日走るんやで。そしたらチャンピオンなれるよ。」
 

現役時代、色々あったけど、人にとって過去ってどんな価値があるんだろう。
現在とこれから、それが一番大事だと思う。
伝説の試合をやったって、落ちぶれるボクサーは沢山いる。

今の亀田 興毅は世界王者ではないけれど、彼の今には、凄く価値があると思う。
頑張って欲しいよね、自分がボクシングをより楽しむためにも。
 
 

丸木 凌介(天熊丸木) vs フィリプス・ランガ(インドネシア)

OPBF東洋太平洋スーパーウェルター級4位
WBOアジア太平洋スーパーウェルター級6位
日本スーパーウェルター級3位
・丸木 凌介 19戦14勝(9KO)4敗1分

インドネシアウェルター級王者
・フィリプス・ランガ(インドネシア) 40戦23勝(10KO)17敗
 

1Rからランガのガードの間にジャブを突き刺していく丸木。
対して、右フックをガードさせて左アッパーを突き上げたランガ。
ここはしっかりと押さえる丸木。

最初のハードヒットは丸木の強烈な左ボディ。
さらに強烈なアッパーも突き上げる。
 

2R、前に出るランガ。
ガードを固めながら左右の拳を振って行くも、丸木はフットワークで距離を維持。
丸木はランガの攻勢が緩んだところを、一気に詰めて左アッパーからの右フック。
しっかりガードを固めていたランガだったが、その隙間に拳を滑り込ませた形。

ラウンド終盤には頭の衝突が目立ち始め、ヒヤっとする場面も。
 

3R、強引に攻め込んできたランガ。
左右フックで丸木の顔面を急襲。
しかし、丸木はもらいながらの左フックでアゴをえぐって、
しゃがみ込むようなダウンを奪う。

立ち上がったランガ…再開後、一気に詰めて猛烈に攻める丸木。
コーナーでただガードを固めるランガに、猛烈に連打を叩きつけ、最後は強烈なボディ。
ランガはストンとリングに落ちる。

そのままカウントアウトで試合は終了。
ナショナル王者に対して、圧倒的な勝利を収めた。
 
 

ここまで仕上がっていた丸木は初めて見た気がする。
単純に強くなっているのか、それともコンディション作りが上手く行ったのか…
僕は前者だと思いたい。

仕留めにかかった時の猛烈な連打は、ぐんぐんスピードに乗って行き、
ランガは手を返すこともさせてもらえなかった。
圧倒的の一言…スピードもあり、足も使える選手。
その癖、撃ち合ってしまうところがあり、ディフェンスに物足りなさを感じることはあったが…。

現在、この階級の日本王座、OPBF東洋太平洋王座、WBOアジアパシフィック…
国内でJBCの選手が挑戦できる3つの地域タイトルは、全て井上 岳志(ワールドS)が保持。

井上と比較してどうか…井上は強い、国内では圧倒的に強いと思う。
それでも…勝負にはなるはず。

日本王座への挑戦に失敗してから一年半。
もうあの頃の丸木じゃない…それでも、実際に試合が組まれ、
勝つようならアップセットと言われるだろう。

可能性は、きっとあるアップセット。
ベルトを奪い去り、刈谷にきみがよを響かせて欲しい。
 
 

勝利者インタビューでは亀田 興毅の「どんなもんじゃい!」を拝借した丸木。
「今回、タイトルマッチの予定で僕も頑張って来たんですけど、
 タイトルマッチがなかなか簡単に決まるものではなくて、ちょっと今回は先延ばし…という形で
 まだまだチャンスが無くなったわけではないんで…。
 見て解るとおりまだまだ強くなってるんで、これからも応援よろしくお願いします。」

「あと、今月の19日に後楽園で格上に挑むボクサーから一言。
 お兄ちゃんの丸木 和也(天熊丸木)です。」
 

兄の丸木 和也にマイクが渡る。

「ありがとうございます。僕をトレーナーだと思ってた人も多いと思いますけど、僕、
 まだまだ頑張ってます。
 ※亀田 興毅のボクシング教室でミットを持っていた為。

 今月、日本4位の今野 裕介(角海老宝石)に挑戦しに行ってきます。
 必ず勝ってランキング上位獲ってきますので、来れない人多いと思いますけど
 こっちで応援していてください。よろしくお願いします。」
 

今野は半年前、日本王者の麻生 興一(三迫)に挑み、
今年の年間最高試合候補にも挙がる大激戦を演じた選手。
いつタイトルを獲得してもおかしくない実力者…。
 

この観戦記が掲載される頃には、和也の試合は終わっている。
記事を書いている今日は12/05。

今日この日の思いをそのまま、ここに残そうと思う。
もし、丸木 和也が負けてたら、バカにして笑ってくれて構わない。
 

地方の選手は、後楽園に挑みに行くケースがほとんど。
丸木の戦いもまた、本人の言うとおり挑戦に当たるのだろう。

かつては弟より、兄の和也の方が将来を嘱望されたりもした。
しかし全日本新人王決定戦で敗れ、腰の怪我に悩まされて大きなブランク。
復帰はしてきたものの、昨年の連敗で、彼を終わったと見ているファンもいる。
 
 

見返して来い。
 

丸木 和也は終わってなんかいない。
これから上位ランカーに勝ち、ホールに通い詰める玄人ファン達をぶったまげさせたうえで、
満を持して日本タイトルに挑む。
 

シナリオは出来上がっている。
あとは勝つだけ…。

ファンはリングの上のボクサーを手助けすることはできないかもしれない。
でも、リングの外側で、丸木 和也は凄ぇんだ!って叫ぶ準備はしている。

次の主役は、丸木 和也。
どうか…どうか勝ってきて欲しい。
 
 
 

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