2017/8/6 刈谷あいおいホール-6試合目、7試合目+@(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2017/8/6 刈谷あいおいホール-6試合目、7試合目+@(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

試合レポの途中ですが、ちょっとだけお知らせ。
ボクシング選手名鑑のトップにアクセスカウンターを設置してみました。
特に意味はなく…気まぐれです。
2017/08/13スタートってことで一応ここに記録。
 
 
 

■中日本新人王決勝
【バンタム級4回戦】
大森 雄貴(三津山) vs 高井 一憲(中日)

・大森 雄貴 2戦2勝(2KO)
・高井 一憲 8戦4勝(2KO)2敗2分 サウスポー
 

お互いに強打の二人。
近い距離でも、長い距離でも戦える大森に対し、長い距離から強烈に放り込む高井。
一撃で試合が終わる可能性…僕はこの試合に対し何度もそう言っていた。
 

1Rからロングレンジでの勝負となった試合。
接触の少ない中、高井は左ストレートを強く撃ち込む。
自分のパンチをより強く撃ち込むこと…それに特化したスタイル。

ファーストコンタクトは高井の左に対して、大森が右のショートを合わせる。
牽制としては効果的に思える。
 
 

2R、パンチが届きづらい距離でタイミングを計り合っていた二人。
内側に飛び込んだ大森、パンチをまとめて安全圏へ。
近距離ではやはり大森…しかし、高井は左フックで迎え撃って大森の膝を折る反撃を見せる。

ラウンド終盤、赤コーナー付近でお互いのストレートを叩きつけ合う相討ち。
さらにもう一度…ここで高井がグラつく。
詰めにかかった大森だが、ここはなんとか高井がエスケープし、ラウンド終了のゴング。
 
 

3R、大森が入ってきた瞬間に、左アッパーを浴びせた高井。
高井が、これまであまり見せてこなかったパンチ。
新たな武器を携えてきたか…。

足を使って距離をコントロールしているのは大森の方。
静かな試合展開の中、どちらかというと不器用に見える高井。

中盤に差し掛かると距離を詰めて撃ち合いに行った大森。
ここで上回るのは大森だが…一旦離れると、お互いに距離が遠すぎてヒットが減る。
しかし…お互いに一撃を持つ二人、ピリピリとした緊張感は見ているものを退屈させない。
 
 

4R、開始直後…その瞬間が訪れる。
大森が距離を詰めようとした瞬間…高井のロングフックが急襲。
ぐらついた大森をさらにもう一度ロングフック。

崩れ落ちる大森…。
まさに一瞬の出来事。
瞬きのできない試合と言い続けてきたが、それが現実に起こると…もう全身鳥肌。
 

ここまでの僕のマイジャッジは30-27で高井。
倒しきれば高井だが…逃げ切ればまだ大森にも勝機あり。

しかし…再開後、ダメージを残す大森に、またも高井の一撃が突き刺さる。
ここでレフリーが試合をストップ。

公式な採点は解らないが、マイジャッジ的には大逆転KO劇。
高井が自分のストロングポイントで、勝利を手中にした。
 

TKOタイムは4R 1:05
 

実力的には大森が勝っていたと言いたくなる。
しかし…高井の一撃…それこそが実力。
12分間を通じてもらってはいけない…たったの一発をもらってしまった。

近い距離でも長い距離でも戦える…そして強烈なパンチを持つ。
大森が魅力的なだけに、ここでの敗退は残念。
しかし…来年、もう一度エントリーするなら、トーナメントの中で格別な存在になるだろうと思う。
 

そして…高井。
一撃特化型…ここまで偏った選手がいただろうか。
そして、偏ったそのスタイルで中日本新人王を強奪。
あり得ない…そして面白い。

全日本新人王レースのダークホースとして全国のファンに発信したい男。
 
 

 

■中日本新人王決勝
【フェザー級4回戦】
高瀬 衆斗(蟹江) vs 中野 元気(トコナメ)

・高瀬 衆斗 4戦3勝(1KO)1分
・中野 元気 4戦2勝(1KO)2敗

抜群の右ストレートを誇る高瀬に、
密かに僕がアップセットを期待していた中野。
 

この階級のド本命である高瀬。
1Rから、強烈にプレスをかける。
リングを削られながら、距離を取ろうとする中野。

ラウンド中盤、ダッキングした中野に対して
高瀬の強烈な右ストレートがテンプルを捉える。
追いつめられた中野が応戦し、撃ち合いになると、回転、スピードで高瀬が上回る。

終盤には左フックでぐらついた中野。
クリンチでゴングに逃れる。
 

2R、手を出せば高瀬のカウンターで襲われる…手が出せなくなる中野。
距離を縮めて、的を絞らせないようにはしているが、それでも高瀬の右に襲われる。
序盤から、左のオーバーハンドを何度か撃ち出しているが、距離が合わない。
ここまで、一方的になりそうな状況を、なんとか中野が耐えているように見える。
 

3R、前半…ようやく左のオーバーハンドが高瀬の顔面を跳ね上げる。
強烈な一撃…ここから中野のエンジンがかかり始める。
これまでより明らかに被弾が増えるが…
突破口の糸口をつかんだか、左ボディから切り崩し、右クロスを浴びせる。

撃ち合いでは、互角に見える両者…。
中野は高瀬の強打をしっかりカバーもできている。
なんだよ中野…やれんじゃないか!
 

4R、幾度となく高瀬の顔面を跳ね上げるオーバーハンド。
しかし…高瀬の強打で揺れるのは中野の方。
最後まで高瀬が揺れることはなかったけれど…。
効いていないはずがない。
 

試合は撃ち合いのまま試合終了のゴング。
 
 

39-37、40-36、38-38
勝者:高瀬 衆斗
 

マイジャッジ 39-37 高瀬。

地力は高瀬の方が上。
試合内容も高瀬が圧倒したように見えた。

…でもノーチャンスではなかった。
後半の戦いを見れば、それは明らか。
高瀬は強かった…でも、中野はそれに対抗できる力を持っていた。

試合が高瀬に傾いたのはなぜだろうか…悶々としてしまう。
 

多分、一番悔しいのは本人。
だけど…後半を見て思うのは…。
選手がある試合をきっかけに突然変化することがある…
この試合を見て、中野 元気にそれがあり得る…ということを強く感じた。
 

そして…高瀬。
右ストレートの巧さ、強さを発揮した試合。
中日本新人王として、中日本のファンが胸を張って全日本新人王に送り出せる存在。
ミゲル・オカンポ(緑)を下し、中野 元気を下し…

僕が応援するボクサーをことごとく挫いてくれる。
…ちきしょう…全日本新人王獲ってくれよ!
じゃなきゃ…こっちの胸の内が晴れやしない。
 
 
 

ここまでで、中日本新人王戦は終了。
全階級の新人王が出揃った。

最終的な勝ち抜け選手は最後にまとめて紹介。
 

さて…ここで、エキシビジョンが行われる。
 

今日、出場予定だった薬師寺ジム売り出し中のホープ。
森 武蔵(薬師寺)の対戦相手が棄権。

代わりに、森 武蔵と日本ランカーの丸木 和也(天熊丸木)がエキシビジョンマッチ。
 

相手は日本ランカーでしかも3階級上。
森が遊ばれるような姿を期待したが…。

スピード勝ちした森が、丸木にパンチをまとめる場面が多数。
ガチ戦のような緊張感はなかったが…。
もちろん丸木も強烈な一撃を叩き込んではいたのだけど。
ジャッジをつけるとしたら2Rとも森。

二人がどこまで本気なのか…測りかねるところもあり。
森が強いのは解った…というか解っている。

薬師寺ジムの看板と、天熊丸木ジムの看板。
贅沢なエキシビジョンではあったけれど、予定調和の部分もあったのかな…とも勘ぐってしまう。
よくわからない。
 

感想としては一言…消化不良。
見えそうで見えない着エロDVDを見た気分。
 

いや…やっぱ本番が見たい。(両方の意味で…)
ガチンコでバチバチやる試合が見たい。
 

モヤモヤとともに、次戦に対する思いばかり膨らんでしまった。
 

この後、日本ユース王座に挑む中村 祐斗(市野)水野 拓哉(松田)がリングで挨拶。
 

中村はたどたどしかったな…。
二人とも、中日本が誇るホープ。

最初から売り出された二人ではない。
勝ち抜いてその名を浮上させ、今や立派なホープとして認知されている。

地方ボクサーが後楽園に挑むとき、地方ファンは送り出すような気持ちになる。
凱旋を期待する。
 

それにしても…市野会長。
「ボクモバなどで確認して応援してください」
 

…って、後楽園来いって言っちゃえよ!
市野ジムって選手みんな強気なのに、会長…なんでそんなとこだけ弱気なの!

まぁ…そんなところも愛される市野会長だとは思うんですが…
 
 

ちきしょう…後楽園行きたいなぁ…。
 
 

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