中日本所属選手 9月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2026/10/01
2026年9月5日(土) 愛媛:しおさい公園 伊予市民体育館
愛媛から世界へ伊予の陣.2
【48.0kg契約4回戦】
奥田 一星(市野) vs ○ 成岡 高汰(升田)
4R判定 0-3(36-40、36-40、36-40)
前進する成岡に各ラウンドを制されての判定での敗戦とのこと。
デビューから3戦勝ちなしとなった奥田。
なかなか手が届かない初勝利だが、一つ勝てば潮目が変わる可能性もある。
どこまでやれるか、どこまで続けていけるか。
勝つまでやれば必ず勝てる…その瞬間を心待ちにしている。
奥田 一星 3戦2敗1分
成岡 高汰 3戦2勝1敗
2026年9月8日(火) 東京:後楽園ホール
Lemino BOXING フェニックスバトル160
【ヘビー級4回戦】
■日本ヘビー級育成タイトルマッチ
大沼 ケン(角海老宝石) ○ vs 松田 尚之(ARITOMI)
4R判定 3-0(39-37、39-37、39-37)
懐深い大沼を捕まえきれずに迎えた最終ラウンド。
ボディから猛追した松田だったが届かず。
しつこいアタックがチャンスを産んだが、時すでに遅し。
相手を削り取って消耗させた戦いぶりは一つの正解ではあったとは思える。
勝ち筋はあったと思えるが、結果にはつながらず。
ああしていれば、こうしていればの後悔は、それそのまま課題となる。
勝ち続けられる選手となるための敗戦としてほしい。
現在が頂点ではないはず、国内ヘビー級を無双できる存在へ…。
大沼 ケン 6戦4勝(2KO)1敗1分
松田 尚之 5戦3勝(2KO)2敗
■フェニックスバトルスーパーフェザー級1000万円トーナメント準決勝
【スーパーフェザー級8回戦】
木村 蓮太朗(駿河男児) vs ○ 渡邊 海(ライオンズ)
2RTKO
2R開始早々、渡邊が左フックから右ストレートで倒すと、
再開後も同じコンビネーションで再び倒してのTKO。
衝撃的なKOシーンだった。
下がる渡邊、詰める木村の構図の中で渡邊が撃ち出した拳には自信しか感じなかった。
確信をもって振り抜いた渡邊には、積み上げてきたものと、木村攻略の対策の存在を感じた。
まさにしてやられたとも感じられたKOシーン。
打ち砕かれた木村がここからどう変貌していくか…。
国内トップ戦線、ここからまた生き残りの戦いが始まるようにも感じる。
木村 蓮太朗 15戦13勝(9KO)2敗
渡邊 海 22戦18勝(10KO)3敗1分
2026年9月12日(土) 大阪:堺市産業振興センター
Team一丸 Vol.9 DO OR DIE MATCH Vol.2 最強マッチ Vol.10
【女子アトム級4回戦】
砂川 保奈美(勝輝) vs ○ 田戸 心乃(トコナメ)
4R判定 0-3(37-39、37-39、37-39)
ついに田戸が報われた…。
ガムシャラに向かい、足を使い、そして力強く撃ち込み…。
試合の都度、見せてきたスタイルチェンジの背景には積み重ねる努力を感じる選手。
前回勝ちを逃した、力強く撃ち込むスタイルを磨いてこの日の勝利を手に入れた。
スピードのある相手に対し、食いしばって撃ちこみ続けての判定勝利。
頑張るココちゃんが、まさに頑張ってつかんだ勝利。
様々な戦いができる田戸はスパー相手としても人気者。
中日本の女子ボクシングを「努力」で支える献身的な選手が
遠かった勝利にようやくたどり着いた。
砂川 保奈美 1戦1敗
田戸 心乃 5戦2勝2敗1分
【フェザー級8回戦】
菅原 秀馬(市野) ○ vs 川村 志樹(MR)
3RTKO
接近戦でコンパクトに菅原のアゴをエグる川村。
試合が撃ち合いへと発展した3R、菅原が一瞬ヒザを突くダウン。
再開後はさらにヒートアップした撃ち合いの中で
今度は菅原が左ストレートを何度も突き刺しダウンを奪い返す。
その後も撃ち合いが続く中、足元がおぼつかない川村に
さらに左ストレートを重ねた菅原に、レフリーが試合をストップ。
逆転KO劇での勝利、前半のポイントが危うくなる中、
足を止めて激しい撃ち合いで勝利を強奪した。
一時引退する前は、劣勢時のメンタルの弱さを指摘されたこともあった菅原。
復帰したリングで強靭な負けん気の強さを魅せて連勝。
もう、昔の菅原じゃない…この菅原がランキングへアタックしていく姿を楽しみにしたい。
菅原 秀馬 13戦9勝(6KO)4敗
川村 志樹 12戦6勝(2KO)6敗
【女子アトム級4回戦】
恵 そわか(ワイルドビート) vs ○ 濱田 乃愛(天熊丸木)
4R判定 0-3(36-40、36-40、36-40)
右を外して潜り込んだ恵を迎え撃つ左アッパー…
濱田が叩きあげとは思えない技巧でフルマークのデビュー戦勝利。
多彩に相手を翻弄し、居合わせた名のあるトレーナーからは
「チャンピオンになる選手」との声も。
ついに…名門天熊丸木のボクシングを体現する存在が出てきたとも思えた。
恵 そわか 4戦1勝3敗
濱田 乃愛 1戦1勝
2026年9月14日(月) 東京・後楽園ホール
ファイティングビー41
【ライト級8回戦】
富岡 樹(角海老宝石) ○ vs アイザック・スパタ(中日)
8R判定 3-0(79-73、78-74、79-73)
ジリジリと詰めて鋭く右フックを突き刺したスパタだったが、
富岡のスピードあるワンツーに手数で大きく差を空けられての敗戦となった。
ウガンダからやってきたハードパンチャー。
これで日本のリングで2連敗となったが、独特のタイミングと柔らかさは秀でている。
やりにくさと、強烈なフックをどう活かしていくか。
ここから日本のリングにどう適応していくか、まだまだスパタの見どころは尽きていない。
富岡 樹 24戦15勝(5KO)7敗2分
アイザック・スパタ 11戦9勝(7KO)2敗
2026年9月20日(日) 福岡・上毛町立体育館ループアリーナ
西部・中日本新人王対抗戦
■2026年度中日本・西部日本ミニマム級新人王対抗戦
【ミニマム級4回戦】
内野々 叶真(GLOVING) △ vs △ 大久保 颯(とよはし)
4R判定 1-0(39-37、38-38、38-38)
お互い前に出る場面、迎え撃つ場面を作りながら強打をぶつけ合うスリリングな試合。
1Rにはグラつかせる場面を作った大久保だが、
より手を出してヒットを重ねた内野々が引き分け優勢点での勝ち上がりとなった。
あとわずか届かなかった大阪行きの切符だが、すでにB級昇格の権利を手に入れている大久保。
これまでより厳しい戦いに挑んでいく姿を楽しみにしている。
内野々 叶真 2戦1勝(1KO)1分
大久保 颯 7戦4勝(2KO)1敗2分
■2026年度中日本・西部日本ライトフライ級新人王対抗戦
【ライトフライ級4回戦】
辻 哲哉(三松S) vs ○ 後藤 圭人(名古屋大橋)
4RTKO
技巧派の後藤がらしさを見せつけるような戦いぶり。
素早い出入りでヒットを奪っていき、尻上がりにその数を増やしていく。
テンポよく積み重ねていき、最終ラウンドにはTKOを呼び込んだ。
11/7に予定される西軍代表決定戦では築山 陽向(森岡)と対戦予定。
西日本決勝でスピードあるアウトボクシングを披露した築山を乗り越えていけるか。
B級初戦ともなる試合、東京行きの切符を手中にしてくれることを願っている。
辻 哲哉 3戦1勝(1KO)2敗
後藤 圭人 8戦5勝(2KO)2敗1分
■2026年度中日本・西部日本フライ級新人王対抗戦
【フライ級4回戦】
花田 律生(折尾) ○ vs 横山 鋭人(緑)
4R判定 2-1(39-37、37-39、39-37)
ほんのわずかに届かずの判定での敗戦。
微妙な距離を調節しながら撃ち終わりを痛烈に叩いた横山。
最終ラウンドは激しい撃ち合いの中、クロスゲームを落とした。
まだまだ伸び代のある中で今年ここまで来れたのは上出来とも言える。
スレスレの攻防の中で光るカウンターセンスは魅力。
被弾が減れば勝率も上がるようにも思える。
来年のリベンジ激に期待したい。
花田 律生 6戦3勝3分
横山 鋭人 5戦2勝(2KO)2敗1分
■2026年度中日本・西部日本スーパーフライ級新人王対抗戦
【スーパーフライ級4回戦】
増本 雄大(ミサイル工藤) vs ○ 樋田 大知(タキザワ)
4R判定 0-3(36-39、37-38、37-38)
刈谷のスターが持ち前の攻撃性を発揮。
ダウンを奪い、打撃戦で挽回を許さず。大阪行きの切符を手に入れた。
西日本新人王戦では華麗なアウトボクシングを披露した髙橋 侑真(森岡)が相手。
華なら今年の中日本新人王No.1、樋田がどんな戦いを繰り広げるか。
増本 雄大 7戦3勝3敗1分
樋田 大知 7戦5勝(3KO)1敗1分
■2026年度中日本・西部日本スーパーバンタム級新人王対抗戦
【スーパーバンタム級5回戦】
川添 仁(黒崎KANAO) ○ vs 鈴木 蒼平(とよはし)
5R判定 2-1(48-47、47-48、48-47)
一年ぶりの同じ舞台での再戦はまたも大接戦。
昨年ドロー優勢点で勝ち上がった川添が制した。
両者とも強くなったうえでの拮抗した試合。
これほど分かりやすくライバル関係と言える二人がいるだろうか。
まずは鈴木の強さを川添に証明してほしいと願う。
そしてまた、より高い舞台で3度目の激突が見たい。
川添 仁 8戦5勝(2KO)1敗2分
鈴木 蒼平 9戦3勝(2KO)4敗2分
■2026年度中日本・西部日本フェザー級新人王対抗戦
【フェザー級4回戦】
菊池 雄貴(北島) vs ○ 山辺 大地(市野)
4R判定 0-3(37-39、37-39、37-39)
激戦、後半を制した山辺が見事大阪行きの切符。
今年の新人王戦でデビューして来たニューフェイス。
このまま一気に頂きへと登り詰めるか。
兄の山辺 蓮(市野)が果たせなかった全日本新人王まであと二つ。
西軍代表決定戦では四国から勝ち上がって来た小谷 瑠音(黒潮)と激突する。
菊池 雄貴 5戦2勝(1KO)2敗1分
山辺 大地 3戦3勝(1KO)
■2026年度中日本・西部日本スーパーフェザー級新人王対抗戦
【スーパーフェザー級4回戦】
宮里 阿連(琉球) ○ vs ゴメス・ヒデキ(とよはし)
1RTKO
全勝全KO対決は期待通りのKO決着。
宮里の左ストレートにダウンを喫したゴメスがその後のラッシュで仕留められた。
負けたまま、終わってほしくない選手。
また刈谷でその強打を振るってほしい、そして再チャレンジする姿が見たい。
刈谷にて、ゴメスの帰還を待つ!
宮里 阿連 4戦4勝(4KO)
ゴメス・ヒデキ 3戦2勝(2KO)1敗
■2026年度中日本・西部日本ライト級新人王対抗戦
【ライト級5回戦】
樋口 絹真(北島) ○ vs 辻 翔太(とよはし)
3RTKO
互角の展開の中で、決着は一撃。
辻が樋口の右カウンターに沈んだ。
ここで敗退となった辻だが、このトーナメントで4勝に達した。
B級戦線を戦っていくのが楽しみな選手でもある。
いずれランキング戦線で猛威を振るってほしい選手。
辻はきっと後楽園ホールが似合う…いずれ来るその時を待ちたい。
樋口 絹真 7戦5勝(2KO)1敗1分
辻 翔太 5戦4勝(3KO)1敗
■2026年度中日本・西部日本ウェルター級新人王対抗戦
【ウェルター級4回戦】
樋口 優太(福岡帝拳) vs ○ 近藤 裕真(名古屋大橋)
2RTKO
近藤が1Rにダウンを奪い、2RにTKOを呼び込んだ。
いずれも左ボディを効かせてのもの。
復帰後はブルファイター化した近藤も、元はジャブのいい選手。
この日のジャブは新旧近藤の融合を感じさせるもの。
全日本新人王まであと2勝、そして2か月。
カムバック後、みるみる進化し続ける近藤が頂に登る可能性は充分と思える。
西軍代表決定戦では3戦全KO勝利で勝ち上がって来た中川 徳臣(フュチュール)と激突!
樋口 優太 4戦2勝(2KO)2敗
近藤 裕真 7戦4勝(4KO)2敗1分
■2026年度中日本・西部日本ミドル級新人王対抗戦
【ウェルター級4回戦】
玉城 利久(本田フィットネス) ○ vs 石井 亮太(中日)
2RTKO
デビュー戦でいきなり対抗戦。
石井のビッグチャレンジは叶わず、2Rに相手の右フックを食ってダウン。
立ち上がったののパンチをまとめられてのTKO負け。
現在地を知って、再チャレンジしてほしい。
そして、選手数が少ないミドル級、マッチメイクから大変な階級だが、
中日本での戦ってくれる日を楽しみにしている。
玉城 利久 3戦3勝(3KO)
石井 亮太 1戦1敗
2026年9月21日(月) 東京・東京たま未来メッセ
Lemino BOXING PHOENIX BATTLE 161
■日本ライトフライ級ユース王座決定戦
【ライトフライ級8回戦】
末國 龍汰(ライオンズ) ○ vs 細川 弦汰(駿河)
5RTKO
令和の永久機関、終わりのない連打も通じず。
嵐のような手数に屈しなかった末國が全ラウンドを制し、
4Rにはダウンを奪取、そして5RにはTKOを呼び込んだ。
「ラウンドが長い方が通用する」はずだった細川の猛烈手数のボクシング。
しかし、上には上がいるもの…より強いグレードに飛び込んだからこその完敗だったように思う。
強い奴らがいっぱいいればきっとワクワクするのが細川。
スーパーチャンピオンになる男、負けたなら強くなれ!
末國 龍汰 2戦2勝(1KO)
細川 弦汰 9戦6勝(4KO)2敗1分
■日本/OPBF東洋太平洋/WBOアジアパシフィックウェルター級王座決定戦
【ウェルター級10回戦】
佐々木 尽(八王子中屋) ○ vs セムジュ・デビッド(中日)
6RKO
幸先よく1Rを制したものの、2Rに左フックでダウンを奪われたデビッド。
しかし、その後は立て直し、旗色もよしに感じたが、5Rの公開採点はわずかに劣勢。
直後の6Rに佐々木の右フックでぐらついたところに左フックを追撃され手のダウン。
立ち上がったが、無情にもテンカウントが数えられた。
名実ともにアジアの頂点を示した佐々木には世界挑戦が待たれるところ。
敗れたデビッドはテンカウントに不服だったようだが…。
佐々木にチャンスが訪れる前に、サバイバルを制していけば再度のチャンスも0ではない。
まだまだ、終わってなんかいない。
佐々木 尽 24戦21勝(18KO)2敗1分
セムジュ・デビッド 11戦9勝(5KO)1敗1分
【ウェルター級8回戦】
近藤 明広(一力) ○ vs 松岡 蓮(浜松堀内)
4RTKO
スピードでも手数でも上回った松岡。
しかし、冷静沈着に、恐ろしいほど的確に右ストレートを撃ち抜いてきた近藤。
力みなく、しなやかな右で松岡のアゴを貫いての4RTKO劇。
世界を見た男の強さをまざまざと見せつけられた戦い。
それを体感した松岡に今後を期待したい。
いずれ、近藤がいたその領域へ…。
近藤 明広 55戦38勝(22KO)14敗3分
松岡 蓮 17戦8勝(6KO)8敗1分
■日本女子級タイトルマッチ
モンブラン みき(一力) vs ○ 谷原 羽奈(市野)
6R判定 0-3(54-60、54-60、54-60)
谷原が中日本女子悲願のベルト奪取を叶えた。
それも、強豪王者、モンブランを相手にしての完封劇。
撃ち合いでもミドルレンジでも上回ってモンブランを封じ込んだ。
ここからの防衛ロードも楽しみなところ。
凱旋試合として三重のリングに立つ姿を楽しみにしている。
絶対にそのベルトを手放すな!
モンブラン みき 19戦9勝(2KO)9敗1分
谷原 羽奈 6戦5勝(1KO)1敗
—
中日本選手
9月の中日本敵地戦績
20戦8勝(3KO)11敗1分
所感)
20戦も書くのしんどいわ!
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