2025/10/05 -愛知・刈谷あいおいホール(一部)- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
10か月ぶりの配信となった。
前夜、眠れぬ夜を過ごす。
専門的なことはおそらく素っ頓狂なことばかり。
伝えるべきは技術的な解説じゃない。
自分の熱量、最高に楽しんでいる様子。
体調が悪かったり、寝不足だったり…
自分のテンションやご機嫌で、そのときのおしゃべりは大きく変わる。
なるべく最高のコンディションでと思えば思うほど寝つきが悪くなる。
色々思いを巡らせたり、散歩をしてみたり。
今年は夏から体調を崩してばかりだ。
ずっと頭がぼーっとしている。
生配信が終了した直後の年明け。
めまいで倒れ救急搬送された。
「良性発作性頭位めまい症」と診断された。
耳石が外れ、三半規管に入ってしまった状態。
ボクサーが効かされたときはこんな感じなんだろうか。
平衡感覚がなくなり、まっすぐに歩けなくなった。
2週間ほどで自然治癒し、日常通りの生活を送っていたが、突然病院から連絡が入った。
その時に撮影したMRIに白い影が映っていると。
改めて病院に行き検査を受けたところ、自己免疫疾患と診断された。
進行すれば様々な影響が出るらしい。
そこから5月と9月に再検査。
幸い進行はなく、定着していると言われた。
9月の検査直後、また眩暈で倒れる。
耳鼻科に駆け込んだところ、また耳石が外れたようだった。
再発率は3割ほどなので、よくあることなようだが、脳に問題がある状態。
もし病状が進行した影響だったら…なんて考えると少し落ち込んだ気分になった。
いつまでやれるかわからない。
ただそれは、健康でいても変わらない。
10年でも100年でも、同じ人生。
その中で何をやるか…。
健康第一なら、ボクシングは選ばない。
「自分のやりたいこと」に人生をささげる選手たちがいる。
8月には複数の選手がリングの事故でこの世を去った。
ボクシングがなければ、彼らは今も生きていたかもしれない。
でも、その方がよかったのかは本人たちにしかわからない。
目の前に「やりたいこと」がある自分。
自分の人生を満たす何かがある。
100年生きて、「何もできなかった」と思うより幸せな気がする。
やれるうちに、動けるうちにやりたいことを。
ここでいつもの前置き
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
ボクサーたちがいてくれるから、熱狂できる。
彼らのおかげで、自分の人生に意味がもたらされる。
久々の再会となったsakanaさんと談笑する。
「あれだけ最後だ終わりだってやったのに、戻ってくるのが早すぎて少し恥ずかしい」
少し嬉しくも気恥ずかしくもある。
いつものあの場所へ。
刈谷あいおいホールのバルコニー。
配信が始まる前からずっと、ここでボクシングを見ていた。
いろんな人たちが嬉しそうにしてくれる。
自分の居場所がここにある。
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