村田 諒太(帝拳)が負けた。
アマ時代からのストロングスタイルに回帰し、
強靭なガードとズバ抜けたプレス…そして左ボディと右ストレート。
WBA世界ミドル級暫定王者のアッサン・エンダム(仏)を一度はマットに這わせ
明確なダメージを与え続けていった…プラン通り…全て巧く行った…
しかし、スタイルの弱点とも言える手数の少なさが響き…1-2のスプリットを落とす。
ジャッジに誰が座るかは時の運。
手数を優先するジャッジが、ジャッジ席に二名座ってしまった。
最後はそういった運で結果が決まることもある。
名古屋のスーパースターが王座を防衛し、新たな世界王者が二人も産まれた。
そして三人目は…ベルトを手元まで引き寄せながら…残酷な運と言う要素に見放された。
あの判定が読み上げられるまで…全てが巧く行った週末だった。
そして、判定の結果が最高の気分をひっくり返してしまった。
「なんて夜だ。」
…そんな言葉が口をつく。
前日は夜勤。
開けてからそのまま武田テバオーシャンアリーナへ直行。
田中 恒成(畑中)の防衛を見届けてから、帰宅していたら間に合わないと、電気屋のTVで試合観戦。
今、帰宅し、この記事をこしらえている。
23:14。
もう28時間以上起きている。
でも…不思議と眠くならない。
いろんなことが起こりすぎた…ボクシング漬けだった一日。
AM9:00
職場から脱出し地下鉄に乗る。
徹夜明けの体を少しでも休めようと、
山手線のようにグルグル回る、地下鉄名城線に乗って寝ようとする。
…ワクワクして眠れない。
AM11:00過ぎ
こらえきれずに名古屋駅着。
あおなみ線を眺めて、「俺…これから世界戦見に行くんだ…」感がヤバい。
AM12:00前
金城埠頭駅に到着。
コンビニに寄ってレッドブル購入。
AM12:30
会場が開放され、中へと雪崩れ込む。
今回は指定席、自分の席を確認。
鉄塔が邪魔そうだがなんとかちゃんと見えそう。
試合開始に備える…
今回は一人きりの観戦ではなく、物凄く詳しい方と一緒に観戦。
…で、ここでいつもの
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。
毎回ながら…感動したよぉ。ほんと。
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