2025/12/13 -大阪・堺市産業振興センターイベントホール- ファイナル(中日本ボクシング観戦記・番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

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【54.5㎏契約8回戦】
ジェイソン・ファクラリン(比) vs 健文 トーレス(ミツキ)

5RTKO
勝者:トーレス

前日計量で100gの計量超過。
減量失敗の影響を残すトーレスが初回から獰猛に襲う。
終了間際には強烈なワンツーがカウンターで刺さってダウン奪取。

世界とアジアの差を見せつけるように襲っていくトーレス。
4Rには強烈なボディにこらえきれず、ファクラリンがリングに手を突く。
立ち上がったファクラリンに地獄のボディ攻めをお見舞いするトーレスだが
ラウンド終盤、減量失敗の影響か…一気に失速する。

5R、勝負所で前に出てくるファクラリン。
激しい撃ち合いとなる中で、トーレスがねじ伏せるようにダウンを奪取。
ここでレフリーが試合をストップ。

減量失敗した選手が一度失速すればズルズルといくもの。
相手も息を吹き返す中、そこからねじ伏せた姿は圧巻そのもの。
それも勝利した試合のKO率100%を誇る相手と撃ち合ってのもの。
世界を舞台とする男の強さをまざまざと見せつけた。

しばらくライセンス停止となるトーレス。
ボクサー失格の烙印を押される減量失敗だが、
ボクシングは失敗したものを何度でも許すスポーツ。

本来なら社会から弾き出されるような前科者にも居場所を作る。
廃止されている国さえある危険なスポーツの社会的意義の一つでもある。

罪を犯し、リングを離れた男に、戻る場所を与えた。
その場所でプロ失格の減量失敗を犯したトーレス。
それでも、ボクシングは許す。
何度でも何度でも許し、居場所を与え続ける。

求められる場所がなければ人は生きていけない。
自分たちがトーレスを必要とする。
自分が誰をどう愛そうが、それに何かを言われる筋合いはないと思っている。

ライセンス停止明け、この男がまた世界へと登っていく物語を楽しみに待ちたい。

ジェイソン・ファクラリン 12戦9勝(9KO)3敗
健文 トーレス 22戦16勝(11KO)6敗

 

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