2022/10/16 -愛知・刈谷あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
KNOCK OUT BOXING
2022年10月16日(日) 13:00ゴング
愛知:刈谷あいおいホール
さぁ、秋の興行ラッシュが本格的に始まります。
生配信、やりますよー!
こちらはサブ配信!
こちらでは今回もせきちゃんが色々おしゃべりしながら配信します。
(煩わしい方はメインを見てね!)
試合後には試合ごとのアーカイブも残しますので、
当日リアルタイムで観戦できなかった方、是非是非見てください。
そして何より、生観戦が一番!
配信中も言及すると思いますが、入場する姿から伝わる緊張感、セコンド、応援者の姿…
カメラの外側にもたくさんのドラマがあります。
迷ってる方はチケット買って見に行ってくださいね!
というわけで、せきちゃん的見どころでございます。
【フライ級4回戦】
西村 嶺汰(名古屋大橋) vs 滝川 裕大(中日)
西村 嶺汰 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
アマチュアでは5戦2勝3敗の戦歴あり。
「気は弱いけどボクシングは普通に強い」とは元同門で
現在日本上位ランカーの藤田 炎村(三迫)の談。
滝川 裕大 1戦1勝(1KO)
デビュー戦ではアドレナリン全開で相手を飲み込んだ1RTKO劇。
あの怒涛の勢い、2戦目でも再現なるか!
…もう少し長く見たい思いもありつつ、あの勢い再現もあり。
どっちに転んでも面白そう!
強いと噂の西村だがデビュー戦。
固くなったところに滝川が前戦と同じようなアドレナリン全開の
スタートダッシュを見せれば一気に飲み込まれる可能性も。
踏まえて、ゴングの瞬間からスイッチON!!で幕を開けてくれるだろうと予想します。
【スーパーフライ級4回戦】
茶木 努(カシミ) vs 木谷 剛(市野)
茶木 努 デビュー戦
デビュー戦の為初見。
木谷 剛 2戦2敗
デビュー戦では相手の勢いに飲み込まれるように1RTKO負け。
2戦目では世界戦の前座として大田区総合体育館のリングに上がり
敗れはしたものの、ボディ攻めを貫いた。
7/30に予定されていた同カードが木谷の棄権により流れての仕切り直し。
初勝利を目指す木谷とデビュー戦の茶木。
茶木の戦いぶりを見たことがない為、戦前の予想は立てられませんが
デビュー戦、2戦目と少しずつ初勝利への階段を上る木谷。
どういった戦いぶりを見せるか注目です。
【フライ級4回戦】
森川 祐輝(緑) vs 松浦 克巳(岡崎)
森川 祐輝 5戦1勝2敗2分
負け越し戦績だが、戦って来た相手が相手。
柔らかくスピードに秀でた選手。
松浦 克巳 4戦1勝2敗1分
兄は全日本新人王決定戦まで勝ち上がった松浦 克樹(岡崎)。
こちらもスピードがあり、ときにトリッキーな動きも見せる。
シビアな戦いを歩いての負け越し戦績。
スピードスター対決再び…過去に二人は一度対戦してドロー。
その後、両者とも有望選手たちと手を合わせ続けた。
柔らかくスピードのある二人、歩いた道のりも似ている。
よりスピードやテクニックに磨きがかかっていくように見える森川と
力強さが出てきているように見える松浦…違いは成長方向のベクトルか。
これで負け越し!?と思わせてくれる両者の激突。
昨今の中日本4回戦のフライ級近辺、レベルが跳ね上がっていると言っているのですが
それを理解してもらえる試合だと思っています。
【女子ミニマム級4回戦】
犬飼 萌美(SRS) vs 吉田 里穂(RISE)
日本女子ミニマム級9位
犬飼 萌美 3戦2勝(1KO)1敗
中日本のリング初登場の為に初見。
トランクスに刻まれた「一瞬懸命」の言葉が胸に刺さる。
吉田 里穂 1戦1分
柔道での大学推薦を蹴ってプロボクサーへと転向。
RISEジムは吉田の熱に充てられてプロ加盟の前倒しを決断。
デビュー戦、技術、スピードで勝る相手にフィジカルでドローに持ち込んだ。
周りを本気にさせるボクサー、戦う姿にも熱くたぎるような熱量を感じます。
デビュー戦で超スポ根ボクシングを見せた吉田が、「一瞬懸命」を掲げる犬飼と対戦。
もう、熱い試合を期待せずにはいられない!
昨今、中日本の女子ボクシングが猛烈に面白くなっています。
【52.5kg契約4回戦】
大坪 丈二(名古屋大橋) vs 山田 悠太(岡崎)
大坪 丈二 デビュー戦
デビュー戦の為に初見。
「ストライキングチャレンジ」というアマチュア格闘技の大会に出場経験がある様子。
山田 悠太 1戦1分
飛び込んでの近距離戦から、後半には足を使う姿も見せた。
やれることの多さを感じる選手だが、その分、本性はまだ見えない。
どういった展開を作るか、楽しみにしている選手。
大坪が初見の為、山田に対してどう戦うかの視点で見ることになりそうな試合。
ただし山田も、近距離で戦う姿、足を使う姿、どちらが本来の姿かは見えておらず。
まずは二人のシルエット(どういった選手か)を掴むことに面白みがありそうな試合。
【スーパーバンタム級8回戦】
村井 貴裕(名古屋大橋) vs 濱口 人夢(市野)
村井 貴裕 28戦16勝(5KO)10敗2分
試合数28戦は中部のJBC加盟ジム所属の現役選手では恐らく1番ではないでしょうか。
過去には精神科隔離拘束にまでなる「急性ストレス障害」からの復活。
誰かの背中を押したいとリングに上がる。
濱口 人夢 12戦6勝4敗2分
所属ジムの市野会長曰く「中日本で一番弱い選手」。
そんな選手が、あの手この手の変則ボクシングでA級ボクサー、メインイベンターへ。
「馬鹿だから 口で語らず 拳で見せます」
激戦で刈谷を揺らしたことのある選手の一人。
経験豊かな村井が濱口の変則ボクシングに揺らぐのかどうか…。
村井が圧倒的有利にも感じるが…、試合ぶりに「このタイミングで撃てるの!?」と
観戦中の現役ボクサーが立ちあがってしまうのが濱口の「大馬鹿ボクシング」。
想像もつかないことを起こしてしまう可能性はいつでも持っている。
両者とも “観客に何かを与えてくれる” ボクサー。
選手のドラマを見に行くうえでは、これ以上にないメインイベントではないでしょうか。
【カテゴリ別】
2022年中日本ボクシング観戦記一覧に戻る
中日本ボクシング観戦記一覧一覧に戻る
カテゴリ別記事一覧に戻る
【日付別】
【記事一覧】2022年10月に戻る
コメント