2025/12/13 -大阪・堺市産業振興センターイベントホール- 第1試合~第4試合(中日本ボクシング観戦記・番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/12/13 -大阪・堺市産業振興センターイベントホール- 第1試合~第4試合(中日本ボクシング観戦記・番外編) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

【ウェルター級4回戦】
米田 昂矢(江坂) vs 吉田 湧誠(倉敷守安)

4R判定 3-0(40-36、40-36、40-36)
勝者:米田

潜り込もうとする吉田に対して足を使って拳を突き立てていく米田。
クリーンヒットの数が多い試合ではなかったが、
それは両者とも相手のパンチを外しながら丁寧に戦った結果とも見えた。

果敢にトライを繰り返した吉田から、的確にヒットを奪った米田がフルマーク勝利。
結果的に吉田の拳は届かなかったが、トライがなければ可能性はない。
最後まで前進してその可能性を産み出し続けた。

吉田が産み出すリスクとしっかり対峙し、足を使うだけでなく、
しっかりと手を出して的確に捉えていった米田。
明白にポイントをとって、初勝利を飾った。

米田 昂矢 3戦1勝2敗
吉田 湧誠 4戦1勝(1KO)2敗1分

 

【バンタム級4回戦】
森 祐斗(川端) vs 脩 真(とよはし)

4RTKO
勝者:脩 真

1Rから撃ち合いの中での左フックで森がダウンを奪取。
少し遠い位置に陣取り、脩 真の空振りを誘って撃ち終わりを捉える森。
一方的な展開かと思えたが、脩 真はガードを固めてにじり寄る形で少しずつ盛り返す。

2Rには鋭く踏み込んでの一撃で捉える場面を作った脩 真だが
的確に襲う森のパンチにはっきりとラウンドを制すには至らない。
不利な状況で迎えた最終ラウンド、脩 真が2Rに見せた場面と同じく鋭く踏み込み、
ワンツーを浴びせて痛烈なダウンを奪う。

立ち上がった森はクリンチでしがみつき、サバイブするが…
強引に振りほどいてパンチを浴びせる脩 真。
右を浴びせて2度目のダウンを奪うとレフリーはノーカウントで試合をストップ。

森がダウンを奪った場面、撃ち合いになる直前に打ち込んだ
右のショートアッパーは技ありの一言…そこから撃ち返してきた脩 真に
左フックを叩きつけてのものだった。
デビュー戦敗戦とはなったものの、最終ラウンドまでの試合展開で見せた通り
勝ち抜いていく力は間違いなくある選手。
ここでもう一度挑める選手なのであれば、きっと愛される選手になると感じた。
必ず続けてほしい、どんなに強くても、やめればそこで終わり。
戦い続けてこそ結果は残る。

そして、窮地から大逆転で勝利をつかみ取った脩 真。
2Rに奪ったビッグヒット…そこからその場面まで、
同じタイミングを見せなかったようにも思えた。

狙いすましたような逆転KO勝利。
プロ初勝利は劇的すぎるほど劇的な内容となった。
勢いと自信をもって刈谷のリングに帰ってきてほしい。

森 祐斗 1戦1敗
脩 真 2戦1勝(1KO)1敗

 

【スーパーライト級4回戦】
新堀 天真(ミツキ) vs 吉田 翔誠(倉敷守安)

2R終了TKO
勝者:新堀

相手のパンチを鼻先でかわし、ジャブも右も力強く撃ち込んでいく新堀。
一撃一撃が重たく吉田を捉えていく。
相手のパンチをもらわず、一方的に新堀の拳だけがヒットするような展開。

圧倒的にも見える中、吉田はそれでも拳を振っていく。
2R終了間際、吉田が右ストレートをヒットさせると新堀がバランスを崩す。
効いたわけではなくとも、相手の体制が整わない状況は紛れもないチャンス。

建て直す隙を与えず追いかけていった吉田だったが、
ここはスリップで流れが切れてラウンド終了。

3Rの開始に、吉田は応じることができずに棄権。
目のトラブル…見えないとのことで試合が終了した。

柔らかさや嗅覚はまた別次元にはあるが、
目の良さと強打は矢吹 正道(緑)が現れたころを思い出した。
期待値が高い選手とは聞いていたが、その期待値も納得のデビュー戦。

ただ、その相手に「目が見えない状態」で最後のアタックに挑んだ吉田もまた見事。
隙を見せれば一気に勝利をもぎ取りに来る…そんなプロの姿を体現したようにも思えた。
負けの数は自分より強い相手に挑んだ数。
勇敢な男を見たように思えた。

新堀 天真 1戦1勝(1KO)
吉田 翔誠 4戦1勝3敗

 

【54kg契約4回戦】
高田 龍輝(ディアマンテ) vs 竹本 悠晏(石田)

4R判定 3-0(40-36、39-37、39-37)
勝者:竹本

鋭くスピードに乗って捉え合う二人。
一発当たると立て続けにパンチが回る竹本。
ハイテンポの攻防の中、撃ち合いではお互いにもらいながらでもパンチを出していく。
どちらも巧い選手、どちらも強い選手…そんなことがどうでもよくなる熱い試合。

効かないはずがない角度で入るパンチに、どちらもそれをおくびにも出さず、
熱い熱い12分間が過ぎていった。
KOスレスレのパンチが飛び交いながらダウンシーンは産まれず。

マイジャッジは39-37で竹本だったが、判定や勝敗がおまけにしか思えない。
素晴らしい試合を二人で創りあげてくれたように思えた。
言葉でつづることが無粋に思えてしまう。
ぜひ、試合映像を見てほしい。

高田 龍輝 3戦1勝(1KO)2敗
竹本 悠晏 4戦3勝(2KO)1敗

 

 

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