2025/07/20 -愛知・刈谷あいおいホール- ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

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【フェザー級8回戦】
安西 蓮(名古屋大橋) vs 柿元 蓮(ワタナベ)


静かな立ち上がり、両者見合いながらタイミングを測り合う。
そんな中で、安西が右ストレート、ワンツーを立て続けにヒット。
まずは安西が最初の3分間を制して見せる。


2R、見切ったように柿元のパンチを回避し、
タイミングよく右ストレートを突き刺していく安西。
怖さを感じていないようなタイミング、完全に見えていることの表れか。


3R、右ストレートカウンターが突き刺さり、柿元が膝を着くダウン。
再開されると、安西が獰猛に襲い掛かる。
4回戦のころに見せていた、獰猛な安西に回帰するような猛烈な攻めに
レフリーは試合をストップ。


TKOタイムは3R 1分6秒


序盤から見切られ、その力を発揮するには至らなかった柿元。
地元岐阜に近い刈谷での凱旋ともいえる舞台は苦いものになった。
この日、ボクサー柿元の姿は誇示できぬままだったように思う。
願わくば再チャレンジし、そのボクサーとしてのシルエットを残してほしいように思う。


勝利者インタビューではリング上から1年前の計量失格について謝罪した安西。
ボクサーがその姿を表現する一番の場所はリングの上。
大きな失態から逃げ出さず、リングに戻ってきて、しっかりと謝罪を述べた。
全ての人が許すわけではない、何もかもが許されるわけではない。
しかし、起こしたことに対してすべきことはしたように思う。
改めて、これからの安西を応援していきたい。

 

安西 蓮 16戦10勝(4KO)5敗1分
柿元 蓮 15戦8勝(2KO)7敗

 

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