2024/11/17 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
この日が一般人の生配信、最後の刈谷となる日だった。
特別に気持ちを作りすぎないように気を付けた。
自分たちにとっては最後、だけれどもこれからもボクシングは続いていく。
全力で「最後」を意識すると、温度差を産むと感じたからだ。
自分たちの配信が最後なだけであって、
Travel TV が今後の配信を行ってくれる。
選手たちはこれからも戦い続け、僕自身も毎試合会場で変わらず声援を送る。
ありがたいことに惜しむ声も多くいただいた。
撤退することに関して、自分にメリットはない。
放映権料も、かなり安くしてもらっていたし、使う時間も変わらない。
これまで通り見どころ紹介の記事は書くし、行ける限りの観戦には向かう。
ただ、いつまでもどこまでも素人がやっていていいものではないと思えた。
Travel TV という配信を生業とするところが入ってきてくれた。
それであれば、お任せしたいというところが撤退の趣旨。
とてもじゃないが、お金目的でやれないのは間違いない。
ただし、そこにあるのは「宝」。
とんでもなく魅力的な商品がある。
コンテンツとして育てて広げることができれば、ビジネスとしても魅力的なものだ。
企業がビジネスとして参入するのであれば、そこまでやれるかどうか…。
現状の厳しさを知る人たちからは、Travel TV の撤退を憂慮する声も聞こえた。
「もし配信するところがいなくなれば、
また、配信させてもらえるようにお願いしに行きます。」とお伝えした。
安心してもらうために、必要な文言だ。
早期撤退があれば「やっぱりね」というシラケた空気が蔓延するようにも思う。
3150×LUSH BOMU をボクシング配信の主軸に置くTravel TVの勢いを削ぐことにもなりかねない。
かつ、選手との大型契約など、これまでには珍しかった
「新しいもの」を打ち出しているLUSH BOMU。
こちらにも「いつまで続くか」のボクシングファンの懐疑的な目は向けられている。
LUSH BOMU と Travel TV は別物かもしれないが、ボクシング側はそうはとらえていない。
Travel TV が「続かない」前例を置くことは LUSH BOMU にとって悪手でしかないと思える。
そのあたりは充分に予見できる優秀な人たちがそろっている。
おそらく、早期撤退はないだろう。
さて、ここでいつもの前置き。
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
いつも通り、いつもと変わらず、関係者たちとの談笑の中で情報を仕入れる。
「これは言えないな」なんていうプライベートすぎるエピソードも仕入れながら、
心からその談笑を楽しんで、配信に挑んでいく。
隣にはこの日のメインに出場するため、福島から来てくれた池上 渉(DANGAN郡山)。
試合前に一緒に配信を盛り上げてくれる。
史上最も愛されたボクシング配信、聖地刈谷あいおいホール最後の配信が始まった。
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