2024/11/03 -富山・富山産業展示館テクノホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2024/11/03 -富山・富山産業展示館テクノホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

ついにこの日がやってまいりました。
中日本のリングでは恐らく初になるでしょう。
女子4回戦ボクサーがメインイベントのリングを飾ります。

長らく富山の地でプロボクシングに生命を吹き込んで来た桃井会長の引退。
そして富山にニューヒロインが産まれる日。
時代が終わり、時代が始まる…その瞬間が秘境富山で。

こちらボクシング選手名鑑チャンネルより配信させていただきます。

(メイン配信)

 

(せきちゃんおしゃべりつきサブ配信)

 

【バンタム級4回戦】
湊 直也(カシミ) vs 松橋 大空(北海道畠山)

湊 直也 デビュー戦

石川県河北郡内灘町出身の23歳。
デビュー戦の為初見。
読み方は「みなと なおや」
サウスポーとのこと。


松橋 大空 1戦1勝

中日本のリング初登場の為に初見。
読み方は「まつはし たく」
デビュー戦ではダウンを奪われながらもスプリットの接戦を勝利した。
回転力に秀でた好戦的なタイプとのこと。


どちらも初見同士の対戦となる。
劣勢から勝利を挙げた濃厚なデビュー戦を経験している松橋に
デビュー戦の湊が挑んで行く。
0戦と1戦の経験値の差は大きいと言われるが果たして…。

 

【フェザー級4回戦】
礎 翔大(カシミ) vs 千本 耕也(北海道畠山)

礎 翔大 デビュー戦

石川県七尾市出身の20歳。
デビュー戦の為初見。
読み方は「はざま しょうだい」


千本 耕也 4戦1勝(1KO)2敗1分

中日本のリング初登場の為に初見。
読み方は「ちもと こうや」
2敗はB級昇格目前の選手、元世界王者の弟に敵地で敗れた試合。
しつこいボディが持ち味と聞く。


こちらもまたデビュー戦の中日本の選手が経験値のある選手に挑む戦い。
どちらも初見同士の対戦、デビュー戦からシビアな相手と対峙してきた千本。
敵地のリングも3試合目となっている。

 

【52.5kg契約】
木内 翔太(カシミ) vs 名和 祐輔(岐阜ヨコゼキ)

木内 翔太 3戦3敗

勝利こそないモノの出し切るように戦う姿に魅力があった木内だが、
前戦では、相手の巧みなボクシングに出し切ることさえ許してもらえなかったように見えた。
キャリアで最も苦しい負けを喫した木内だが、挫けることなくこの日のリングに上がる。


名和 祐輔 4戦1勝(1KO)3敗

デビュー3連敗から8月にプロ初勝利を挙げた現役医師ボクサー。
肩書にそぐわぬ泥臭さで、リングに上がり続け、
見事快心の右アッパーで初勝利を飾っている。


負けを重ねながらもがく、シルエットの似た二人が対峙。
初勝利と完敗…前戦が対照的な二人だがどちらも選手を強くする要素の強い試合。
前の試合を踏まえてどうなるか、2人のボクサーのターニングポイントが運命のように重なる試合。

 

【スーパーフェザー級4回戦】
中村 永遠(トヤマ) vs 西村 翔馬(岐阜ヨコゼキ)

中村 永遠 1戦1勝(1KO)

デビュー戦では前半を上回られながら、至近距離の攻防に持ち込み、
ボディから上回って大逆転のKO劇を演じた。
富山県滑川市出身の23歳。


西村 翔馬 6戦2勝(2KO)3敗1分

4戦勝ち星なしからの2連勝。
行くべきときに行けない…そんな弱さを垣間見せていたところから
撃ち合いからのKO劇を演出する選手へと変貌している。


デビュー戦の固さから苦戦したようにも見えた中村の前戦。
戦いぶりの随所に先々を期待できる要素を振り撒いていた。

今回対峙するのは、苦杯をなめ続けながら劇的進化を遂げた西村。
まだ負けを知らない中村に、負けながら強くなった男が対峙。
対照的なシルエットが、魅力を持ったカードになっている。

 

【52Kg契約4回戦】
渡邉 銀海(トヤマ) vs しゃかりきロビン 柊野(SRS)

渡邉 銀海 3戦1勝2敗

前戦では敵地でダウンを奪いながら逆転のKO負け。
これまで40Kg代で戦っていたが、この試合では一気に契約体重を上げている。
長身選手の部類だったが、この辺りの階級ではどうか…。
体のサイズもまだ大きくなる18歳。


しゃかりきロビン 柊野 3戦1勝2敗

東日本は東京都荒川区のSRSジムからの参戦。
前戦も中日本のリングに上がり、丁寧な戦いぶりで木内 翔太(カシミ)を完封。
初勝利を挙げている。


渡邉からすれば同じ北陸の木内を破った相手が今回の相手。
「いいものは持っている」が渡邊のよく聞く評価。
体が出来上がって来れば、より期待値も上がるように感じる。

下半身に不安定さも感じたキャリア初期だったが、ここまで体重をあげた場合にどうか。
相手は丁寧な戦いぶりが印象的な選手。
まだまだ荒削りな渡邊にとっては様々なものが試されるカードとなった。

 

【53.4kg契約6回戦】
藤野 零大(カシミ) vs 若木 フルスイング 忍(北海道畠山)

藤野 零大 6戦5勝(3KO)1分

現在日本SF級6位。昨年の全日本新人王。
日本ランキングに名を連ねながらもA級まであと1勝となっている。
特に前の手である左に威力を感じる選手。
アマで13戦の実績があり、ボクシングの幅もある。


若木 フルスイング 忍 8戦4勝(3KO)3敗1分

北海道から東日本新人王戦を制した2018年。
旋風を巻き起こした若木が2019年以来遠ざかっていたリングに今年復帰。
見事なKO勝ちをあげてB級戦線へと昇って来た。


昨年、中日本から4人の全日本新人王が産まれたが、1名は引退。
残り3名はいずれもシビアな戦いに挑み、2人が勝ち抜いている。
同期達との出世争いが繰り広げられる中、今回の相手は5年前の東日本新人王。

現在38歳の年齢は、この先幾度もないだろうランカー挑戦への覚悟をより強める。
タイトル期待の若手を、ここに賭けるベテランが押しつぶしにかかる。
バッチバチの好カード!!

 

【女子アトム級4回戦】
石黒 紗良(トヤマ) vs 鎌田 真央(升田)

石黒 紗良 4戦2勝(1KO)1敗1分

日本女子アトム級11位。
拳の固さを感じさせる叩いぶりでデビュー2連勝。
将来を期待させる輝きを放ってはいるが、現在2戦連続で勝ちに届かず。


鎌田 真央 3戦1勝2分

日本女子アトム級16位。
デビュー戦は中日本のリング、デビュー戦から2連勝としていた石黒に対し
距離を潰し続ける突進でドローを演じた。
今年6月、初勝利を挙げて再び石黒の前に立ちはだかる。

 

女子では3勝で叶うB級昇格。
6回戦で争うことのできる日本タイトルの挑戦資格を得ることにもなる。
両者がB級をかけて激突する試合は、石黒にとって連勝を止められた相手との対峙。

続いての試合で敗戦しており、ある意味、歯車を狂わされた相手とも言える。
このリマッチを乗り越える意味は大きい。

長谷 和輝(トヤマ)がリングを離れ、次の主役に添えられたヒロイン。
これまでになかった新たな主人公増が彼女の手によって作られていく。

 

 

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