2023/06/18 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2023/06/18 -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

中日本は新人王レースがいよいよ佳境

中日本新人王準決勝が6/18に予定されております!

メインには昨年の全日本新人王が登場。
全日本新人王何たるかを示すようなメインイベント、ゾックゾク来ます!

sakanaチャンネルより生配信予定

(メイン)

 

(サブ)

サブ配信の方では、せきちゃんが実況でも解説でもない
選手の紹介と感嘆をぶち込んで行く「おしゃべり」しながらお届けいたします。

 

さて、当日のせきちゃんてきみどころです!

 

■2023年度中日本スーパーフライ級新人王準決勝
【スーパーフライ級4回戦】
片桐 頌斗(中日) vs 岩本 和樹(西遠)

片桐 頌斗 2戦1敗1分

「ボクシングには判定というルールが…」そんなことを教えてあげたくなる。
勝ちには届かなかったが、ただただ相手をリングに沈めることだけを目指すような戦いぶり。
勝手につけた異名は「バーサーカー」。


岩本 和樹 2戦2勝

リスクを最小限に優位な状況を徹底して維持し続けるような戦いぶりでデビュー2連勝。
底知れぬ戦いを見せる”策士”岩本。
前戦では好戦的な津田 康光(ARITOMI)の攻め手奪っての完封劇を演じた。


狂ったように襲い掛かる片桐と、淡々とミッションをこなすような岩本。
両極端なボクシングが相まみえる。

この試合の勝者は今年最も注目度が高いと思われる中日本スーパーフライ級新人王決勝の舞台へ。
その名を知らしめるのはどちらか…超好カードがこの日のオープニングファイト。

 

■2023年度中日本スーパーフライ級新人王準決勝
【スーパーフライ級4回戦】
犬塚 音也(松田) vs 藤野 零大(カシミ)

犬塚 音也 5戦5勝(2KO)

今年の中日本新人王戦、目玉選手。
ハイスペックでありながら、好戦的な戦いぶりを見せる。
準々決勝では手足の長い攻略難度の高い相手を、詰めたうえで撃ち勝った。


藤野 零大 1戦1勝(1KO)

これまで何戦も好試合を演じて来た岩永 翔太(タキザワ)を相手にしたデビュー戦。
ジャブ一閃、抜群のタイミングでアゴに突き刺して衝撃のKO勝ちを飾った。
高校ボクシングでは全国大会への出場もあり。
今年の新人王戦デビュー組、注目株の一人。


今年のこの階級の新人王トーナメントは大注目選手の犬塚を取り囲むよう。
有望選手が次々と犬塚に襲い掛かっていくように見える。

「誰が狩るのか犬塚 音也」

犬塚 音也包囲網第2弾!
アマチュアでの土台もあり、衝撃のデビュー戦を見せた藤野が立ちはだかる。
勝者は第1試合の勝者と8/20の決勝で激突。

 

■中日本バンタム級新人王準決勝
【バンタム級4回戦】
平柳 道彦(LUSH) vs 松原 靖貴(トコナメ)

平柳 道彦 デビュー戦

30歳でのプロデビュー。
最近続々とプロ選手を増やしてきているLUSHジム。
また新たなボクサーが登場。


松原 靖貴 2戦1敗1分

デビューから好戦的な「面白い」試合が続いた松原。
勝利にはまだ届いていないものの勝ち抜く力は充分にある。


デビューから立て続けにタフな試合をこなして来た
松原にデビュー戦の平柳がどんなボクシングを見せるか。
決勝では樫谷 樹歌(タイガーウイング)が待ち受ける。

 

■中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
時弘 将志(とよはし) vs 川合 絢也(西遠)

時弘 将志 7戦2勝(1KO)3敗2分

右オーバーハンドの思い切りの良さは抜群。
粘り強いファイター。

強豪選手に拮抗した試合を何度も見せているが、勝利が遠い時期もあった。
ようやく乗り越えて挑んで来た新人王戦。


川合 絢也 5戦3勝(1KO)2敗

昨年の中日本新人王。陶芸家ボクサーという肩書で活躍する。
デビュー時点から反応の良さは見せていたが、
それがようやくボクシングに反映されて来たようにも見える。
今後の成長も込みで期待値の高い選手。


準々決勝で時弘と対戦する予定だった渡辺 大和(カシミ)がトーナメントを棄権。

北陸の激闘派渡辺とファイター時弘が激突してただで済むわけがない…
川合を含めて好戦的な選手が固まったブロック、勝ち抜けても年末までのトーナメントを
勝ち抜いていくには消耗が激しすぎる取り合わせに見えていた。

渡辺の棄権により、その杞憂もなくなった。
両社合わせて4回戦の舞台を12試合…激しい試合を戦って来た両者、
勝った方がこのトーナメントをさらう可能性も。

 

■中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
武藤 涼太(松田) vs 高橋 梨久(トコナメ)

武藤 涼太 1戦1分

アマチュア戦績は29戦19勝10敗。
今年の中日本新人王デビュー組で期待値の高い選手の一人。
準々決勝では藤本 翔大(平石)とハイクオリティの試合を演じてドロー優勢点勝ち抜け。


高橋 梨久 1戦1勝

サウスポーの猛ファイター。
デビュー戦から激しくタフな攻防を乗り切っての勝利を挙げている。
鋭利なショートは目を惹いた。


アマでの実績もあり、藤本との初戦で強さを認知された武藤が現時点この階級の本命とも見える。
しかし、両者とも1試合しか見れておらず、前戦とはまったく異なる相手。
武藤が比較的珍しい左構えのファイターにやりにくさを見せる可能性もあり、
高橋が猛烈なファイトで押し切るシナリオもあり得るように感じる。

勝者は歴戦を戦って来た川合と時弘の勝者と対戦する。

 

■中日本スーパーフェザー級新人王準決勝
【スーパーフェザー級4回戦】
秋山 星也(名古屋大橋) vs 古川 修誠(杉田)

秋山 星也 3戦1勝(1KO)2敗

3戦のうち、見れた試合は1試合のみ。
その試合では徹底的にパンチをもらわずにラウンドを制し、相手が弱った場面を逃さず仕留め切る。
「強い勝ち方」の一つを体現した。


古川 修誠 4戦2勝(1KO)1敗1分

今年の中日本新人王戦、せきちゃん的優勝候補。
粗削りながら肉体的な強さは秀でて見える。
荒々しく力強いファイトでダウンシーンを幾度も演出。
昨年のsakanaチャンネル生配信表彰ではKO賞にノミネートされた。


B級昇格目前の宮崎 裕也(薬師寺)と熾烈なファイトを演じた古川。
鮮烈なダウンを奪い、いよいよ肉体に実力が追い付いて来た感覚も受ける。
両者は昨年12月に対戦し、古川がダウンを奪っての判定勝利。

リベンジマッチとなる秋山、器用にも思える選手。
一度手を合わせた上でどんな対策を敷いてくるか…。
1度古川が勝っているからと言って、古川の勝利予想が固いとは言い切れない。


勝者はアマチュアで15戦を踏んで
今年の新人王戦でデビューした新田 晃生(カシミ)と対戦する予定。

 

【スーパーフライ級6回戦】
佐野 遥渉(LUSH) vs ロメオ・テノリオ(比)

佐野 遥渉 6戦5勝(2KO)1分

昨年の全日本新人王。日本スーパーフライ級19位。
デビュー戦での引き分け以降、圧倒的な試合を見せて全日本新人王を獲得した。
あと1勝でA級昇格、現在20歳。

この試合に勝利すれば、日本王座挑戦権内のランキング獲得に有効な
日本ユース王座への挑戦も見える。


ロメオ・テノリオ 15戦8勝(4KO)5敗2分

敗戦は多いものの、その相手には地域王座への挑戦経験者もいる。
自身も地区王座(ルソン島)への挑戦経験あり。

 

全日本新人王を目指す選手たちが彩るリング、
昨年の全日本新人王がメインのリングを飾る。

相手は日本初上陸のフィリピン人選手。
タイトル未獲得であったり、戦績的な勝率は良くないモノの、勇敢で鳴らすピノイの戦士。
キャリアの中で6回戦の経験は10戦を誇る。

6回戦の相手としては充分な取り合わせにも思える中、
「全日本新人王」その力を見せつけてくれることを期待する。
そして、今日前座のリングに登場する選手たちが追いついて来たとき…
そんな未来予想図も頭の中に描きながら試合を見たい。

 

 

 

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