中日本所属選手 2月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/02/27
2月5日
東京都・後楽園ホール
【バンタム級4回戦】
中山 慶伍(駿河男児) ○ vs 中島 彬(KTT)
4R判定 3-0(39-37、39-37、39-37)
約4年ぶりの復帰戦となった中山。
以前はパンチ力が秀でた部分が目立ったが、
ワンツーから組み立てスイッチを見せるなど、
空白期間に大きくその姿を変貌させた様子。
見事3-0の判定で勝利し、B級昇格の権利を手に入れました。
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2月6日
東京都・後楽園ホール
■2021年度全日本フェザー級新人王決定戦
【フェザー級4回戦】
渡邊 海(ライオンズ) △ vs △ 岩下 千紘(駿河男児)
4R判定 1-1(38-37、38-38、38-38)
渡邊が優勢点を獲得。
規定により全日本新人王の獲得はなりませんでした。
3Rにはダウンを奪い、4Rを獲れば勝利確実の場面で防戦一方とさせられる。
岩下が全日本新人王になれずに残念…というよりは
二人の戦いに決着がつかなかったことにどこかほっとしました。
より相応しい場所があると思える二人の戦い。
両者ともさらなる高みに挑んで行ける選手と感じる分、
この試合を伏線に、いつかより大きな舞台で決着をつけて欲しいと思っています。
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2月8日
東京都・後楽園ホール
【バンタム級8回戦】
村地 翼(駿河男児) ○ vs 吉野 ムサシ(八王子中屋)
8R判定 3-0(77-75、77-75、78-74)
試合は吉野の意地のファイトで熱量の高いものになった様子。
ハイスペックのジャブを武器に村地が判定を制しました。
ダメージを与えられるジャブを自在に使い、
その精度もスピードも中日本地域では比類するものなし。
接戦となった試合を自身のストロングポイントで勝ち切る結果には
また一つ、村地が強さを増して来た印象を受ける。
難しい相手との試合が続いている中、
かつてのタイトル挑戦時に足りなかった”経験”が蓄積されていく。
ベルトへの期待値が高まります。
【スーパーバンタム級8回戦】
前田 稔輝(グリーンツダ) ○ vs 木村 蓮太朗(駿河男児)
8R判定 1-2(76-75、75-76、75-76)
世界王者候補と言われる二人の激突は木村がスプリットでの判定負け。
ダウンを奪われ、拳の怪我を負いながらもあと一歩に迫りました。
どんな状況であれ、勝負事。
前田が強かったという結論に至りました。
しかし、アマ時代も無敗で突っ走ったわけではない木村。
顔面をパンパンに腫らしてアマ日本一になった選手です。
怪我を万全にしてからにはなりますが
懲りずに強敵に、立ちはだかるものに挑んで行ってくれるものと思っています。
期待値は下がるわけもなく、今後も全力で期待して行きたいと思います。
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2月14日
東京都・後楽園ホール
【56.5kg契約4回戦】
プリンス 藤原(駿河男児) ○ vs 星野 凌(JBスポーツ)
2RTKO
プリンスが相手を切って落とす!
ドンピシャのストレートで2度ダウンを奪ってTKO勝ち。
昨年の新人王戦で一気に頭角を現して来た藤原。
ファイターとして成熟していくかと思いきや、この試合ではカウンターを炸裂させる。
強烈な右フックを何度もねじ込まれる展開で、臆することなく突き刺した左。
短期間で増える引出しの量が異常事態。
駿河男児の叩き上げ…今後、もしかするともしかする。
そんな予感を漂わせています。
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(所感)
Youtube の 駿河男児チャンネルが面白い。
中日本選手2月の敵地戦績合計 5戦3勝(1KO)1敗1分
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