中日本所属選手 1月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/01/29

中日本所属選手 1月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/01/29

 


1月11日
東京都・後楽園ホール
【スーパーバンタム級8回戦】
木村 天汰郎(駿河男児) ○ vs 竹嶋 海刀(勝輝)
8R判定 3-0(80-72、80-72、80-72)

木村が木村らしいボクシングでフルマークの勝利。
ズバ抜けたスタミナを持ち、技術的にも低い訳ではない
竹嶋を相手に全ラウンドを制した。

WBOアジア太平洋のランキングにも入った木村。
リングで躍動する楽しそうな姿が、
全国のファンにより注目されることを願いたい。

 

【ライト級8回戦】
湯川 成美(駿河男児) ○ vs 福井 貫太(寝屋川石田)
6RTKO

追い詰められてからの逆転KOを続けている湯川がこの日も…。
今回はダウンこそ奪われませんでしたが、湯川らしいボクシングを封じられ
倒さなければ、判定では苦しい…といったところまで追い詰められる。

そんな状況で迎えた6Rに左フックが炸裂。
この一撃で相手のアゴを折り、そのままラッシュの末、TKOをもぎ取りました。
4戦4勝4苦戦、3戦連続の逆転KO劇…。
あまりにもドラマチックなボクサーズロードを描いています。

 

中日本選手1月の敵地戦績合計:2戦2勝(1KO)

 

【所感】
アマエリートと呼ばれて遜色ないアマ実績の持ち主の湯川。
普通そういう選手ってキャリア序盤はすいすい行くもんじゃないんですか?
ほんで、「強い相手とやってない」だなんだ小うるさいこと言われながら
勝負どころの試合で「やっぱ強かったんだー!」って思い知らせる的な…。

そんなテンプレートから逸脱しまくりな湯川のボクサーズロード…。
規格外すぎてワケがわかりませんが、はっきりと言えることは…

「おもしろい!!!」

湯川は楽しんだもの勝ちですね!

 

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