2017/4/30 じゅうろくプラザ-前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2017/4/30 じゅうろくプラザ-前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
 
 

さてさて、4/23の刈谷あいおいホールの興行も書き終わり、
ようやく2017/4/30 じゅうろくプラザの記事。
 

超のつくアップセットがあったこの日。
驚きの結果は既にコアなファンの知るところではあるでしょうが…
鮮度より濃さ…なんて言う言い訳をしつつツラツラと。
 

朝方、ヘビー級の”時代”を賭けたビッグマッチが行われたこの日。
ボクシングファンの話題は、ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)vsアンソニー・ジョシュア(英)一色に染まる。
 

この試合に関しては、当初から諦める。
しっかり体調を整えて生観戦に備えたい…そして、その結果をまとめ上げる頃には、
それ以外にも様々な世界戦や魅力的なカードが終わっており…。

クリチコとジョシュアの結果を知りながら、
試合映像を確認するのは1週間以上先だろうと…

世界が注目するビッグマッチより、僕が注目するのは奥田 翔太(岐阜ヨコゼキ) vs 五十嵐 嵩視(トコナメ)
近い将来ランクを奪ってくれると信じてやまない五十嵐と、水野 拓哉(松田)からダウンを奪った奥田の試合。
中日本が誇る強豪ノーランカー同士の一戦に身震いがやまない。
 

14:30OPEN
16:00START

早めのOPRNはプロの戦いの前にJJファイトが組み込まれる為…
JJファイト…オヤジファイトのことである。

今回こそは見逃してなるものか。
14:30に間に合うよう家を出る。

名古屋駅までバスを使って移動…。
しかし、名古屋の中心地、栄で何やらイベントがあるらしく…
バスが迂回…若干時間を消費する。
 

結局ギリギリの時間の電車に滑り込む。
名古屋から岐阜は20分弱。
かなり近い場所に位置している。

今回試合が行われるじゅうろくプラザは、ボクシング観戦としては初めて訪れる。
これまで岐阜と言えば岐阜商工会議所。
古めかしい建物の中で、興行は毎回独特の熱気を孕んでいた。
中日本ボクシングの名所とも言うべき場所である。

いったいどんな会場になるのか…あの岐阜の熱気は変わらずか…
そんなことを考えていると…隣の外国人に話しかけられる。

「新大阪へはこの電車で合ってる?」
そんな感じだったと思う。

電車は大垣行き。
大垣で米原行きに乗り替え…米原でさらに姫路行きに乗り換えればそうなんだけど…。
もしかしてこの外国人は新幹線に乗りたい?

「Yes、but this train is very slowry」
合っているかどうかわからない英語で返す…。
(はい、でもこの電車めっちゃ遅いよ。と言ったつもり)

すると、「kdkjajkjfgjer;tueui…」
わけのわからない英語で返される。
とりあえずgoogle翻訳で「新幹線」と検索…している間に岐阜駅到着。

すまん…外人よ…リングが待っているのだ…。
「Sorry…my English is not very good.」
(ごめん、英語苦手やねん。と言ったつもり)

そう…言い残し、外人を置き去りに駅に降り立つ…。
オヤジファイトを犠牲に、付き合ってやるべきだったのか…。
大垣くらいまでなら付き合っても、プロの第1試合には間に合ったハズである。
 

後味の悪い結末に…これまで島国に閉じこもり、グローバルに生きてこなかった自分を呪う。
カナダに数カ月いた気がするが…周りが外人ばかりだったことにビビって引きこもった自分である。
まったく意味のない海外生活を過ごした経験しかないのだ。
 

自分への言い訳を重ねながら、入口で当日券を購入。
自由席6000円…ちょっと高いが、ボクシングのチケットで損をしたなんて思ったことがない。
その試合の価値は自分で作る。
ボクサーはいつも全力で戦っている…塩?泥?知ったこっちゃない。

勝つことに全てを捧げるリアルなリングでは、結果そうなることだってある。
それをガチンコの名勝負と受け取るか、つまらない試合と言い放ってしまうかは、受け取る側次第である。
 

それはそうと、チケットを購入する頃には猛烈な尿意に襲われていた自分。
とりあえずトイレを目指すことに…。

しかし…なんとトイレに向かう通路を塞ぐ形で…JJファイトの出場者がミット撃ち。
…困った…だけど邪魔したくない。
一通り終えるまで、待とう…出ちゃったら…関係者の皆さんごめんなさい。
他のファンの皆さんごめんなさい…僕…きっとそのままのズボンで観戦します…。

そんな気分で、じっと待つ。
わずか数十秒、されど数十秒…。
ミット撃ちがひと段落したところで横をすり抜けトイレに猛ダッシュ。
事なきを得て、いざ試合会場へ…

自由席として提供された席は…後方わずか数列…全て埋まっている。
これは立ち見で行くしかない…と思いきや、立ち見スペースがほとんどない。
リングサイド席の一番後ろと、壁の隙間に立つしかない。

ここを行き来する人も多く、人が通るたびに窮屈な思いを強いられるが…
実際立って見ると、最高の眺め。
うん…これはこれでいいかもしれない。

JJファイトが開始され、2分2ラウンドの試合が行われる。
かなり重たそうな大きなグローブは迫力を削いではいるが…

いや…ナメてた。
強い選手、本当に強い。
目から鱗の現実が繰り広げられる。

その中には先ほどミット撃ちしていた選手が、痛烈なKO勝ちを決めて手を挙げる姿も。
うん…おしっこ我慢して良かった!いいもん見れた!
JJファイト…のめり込んだら、かなり面白い世界かもしれない。
 

本当はJJファイトも細かく取り上げたいのだけれど、
あとあとの集中力切れが怖くて、今回はざっくりとだけ見ていた自分。
今後取り上げていくかどうかは…現在迷い中。
もう少し観戦に慣れてからにしようかとも思う。

なんにせよ、コンテンツとして魅力あるものだと実感できたことが収穫。
プロだから…プロじゃないから…関係なく…いつもリングに上がる男たちは真剣そのもの。

JJファイトが終了し、16:00を迎えるとともに、同じリングでプロ選手の戦いが開始される。
 

さて、ここでいつもの前置き。

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。

そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。
 
 
 

いつものごとく…内容に関しては次回から。
 
 

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