2021/05/09 -刈谷・あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2021/05/09 -刈谷・あいおいホール- 見どころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

さぁ、近付いてまいりました、「SPLENDID BOXING」
今回も刈谷あいおいホールから生配信予定でございます。

 

今回もチャンネル登録者数4000人を抱えるsakanaさんのチャンネルから配信予定です。
https://www.youtube.com/channel/UCQh19Ly2NLEsPfuTApM77kA

 


見てもらえる人が多ければ多いほど、選手のモチベーションアップに繋がると思っています。
ぜひご家族、ご友人にもひろめてください。

 

…というわけで、今回も当日の観戦を楽しんでいただくための予習を兼ねて。
せきちゃん的見どころ紹介でございます。


■中日本バンタム級新人王準々決勝
【ミニマム級4回戦】
大城 雄都(トコナメ) vs ドプラド・フェリペ(緑)

大城 雄都 1戦1勝

デビュー戦となった1回戦では
大きな相手に対して押し負けず、当て感の良さも感じさせた。
接戦を制して2-0の判定で勝ち上がり。

 

ド・プラド・フェリペ 2戦1勝(1KO)1敗

デビュー戦ではマウスピースが何度も口からこぼれ落ちるアクシデントで
不完全燃焼のTKO負けを喫したフェリペだったが、
1回戦を1RTKOで勝ち上がって、しっかりと仕切り直した。

 

エントリー数が多く、1回戦からスタートの二人にとっては合計4勝が必要。
勝者には美濃 巧人(とよはし)との戦いが待ち受ける。
内容如何で注目株になり得る試合。

 

 


■中日本スーパーバンタム級新人王準々決勝
【スーパーバンタム級4回戦】
大中 雄貴(薬師寺) vs 西井 伸翼(滋賀)

大中 雄貴 1戦1勝

デビュー戦となった1回戦では相手のクリンチが甘くなったところに
捻じ込むような右ストレートを突き刺してダウンを奪取。
1Rに獲ったポイントをしっかりと守り切った。

 

西井 伸翼 2戦2勝(2KO)

中日本初登場となった1回戦では懐深いジャッジメント 会津(とよはし)に対して
ハイテンポの手数を維持し、グイグイと詰めてのTKO勝利。
戦いぶりからいきなり注目を集めるセンセーショナルな試合を見せた。

 

勝者は準決勝でプリンス 藤原(駿河男児)と対戦。
どちらが勝ち上がっても噛み合うと思える藤原…準決勝は期待値の高い試合となりそうです。
その伏線となるこの試合、絶対に抑えておくべき試合だと感じます。

 

 


【ミニマム級4回戦】
ヨッシャー 松本(HEIWA) vs 原田 竜輔(岐阜ヨコゼキ)

ヨッシャー 松本 5戦1勝2敗2分 サウスポー

デビュー戦から中日本での試合の全てが熱戦となっている松本。
この日の相手は3度熱戦を繰り広げたライバル原田。
1戦目ではフルマークで敗れたものの、2度目の対戦以降、
スイッチを繰り返すなどし創意工夫でドローを2つ重ねた松本。

果たして…この試合ではどんな戦いぶりを見せるのか、
蓋を開けてみるまでわからない…そんなワクワク感がたまりません!

 

原田 竜輔 5戦1勝2敗2分

ここまで松本との対戦成績は1勝2分。
4R×3試合の合計12Rに渡って攻め続けて来た原田。
今年の中日本新人王準決勝での対戦では優勢点で勝ち上がりとなり
8月の決勝を控える中での試合となっています。

 

これが4度目の対戦となる二人。

最初の対決は原田のフルマーク、2戦目は昨年の中日本新人王決勝で
引き分けの末、松本が優勢点での勝ち上がりとなり中日本新人王獲得。
3度目の対決は、今年の中日本新人王準決勝でまたも引分け。
今度は原田が優勢点での勝ち上がり…。

この対決を海外サイト、ASIAN BOXINGが「最高のライバル対決の一つ」と紹介しています。
新人王という偶然の中で繰り返されたリマッチ、そしてそのいずれもが接戦。
攻め続ける原田、創意工夫の松本、
二人のライバル関係は偶然というリアルの上に成り立っています。

“ボクシングの神様”を感じる二人のボクサーズロード。
決着戦となるか…二人のここまでの伏線まで含めれば、
この日一番の期待カードと言っていいと思います!

 

 


【フライ級4回戦】
山崎 隼人(名古屋大橋) vs 加藤 駿希(天熊丸木)

山崎 隼人 3戦2勝(1KO)1敗 サウスポー

今年の中日本新人王戦はスーパーフライ級でエントリーし、決勝から登場。
大一番を前に、評判の高い相手を迎えて一戦を挟みます。
期待のかかる長身サウスポー。

 

加藤 駿希 2戦2敗

デビュー戦では昨年の全日本新人王、冨田 風弥(伊豆)に1RTKO負け。
不用意に近づきファーストコンタクトで実力を見せることなく敗北した形。
2戦目では今年の新人王戦、大注目の鈴木 尊虎(トコナメ)
ダウンポイント分での判定負けを喫しての2戦2敗。

 

両者とも実力ある相手と対峙しての戦績。
中日本新人王戦決勝でもおかしくない実力派カードと感じます。

ここまで強敵としか対戦していない加藤…、3戦目もやはり強敵。
今年の新人王戦にはエントリーしていませんが、
まずは1勝で一気に殻を破れば将来のランカー候補と思えます。

山崎は長身という武器があるなか実力を伸ばしてきている期待選手。
二人のキャリアの中で、キーとなっておかしくない試合がこのカード。

 

 


【52.0kg契約4回戦】
梅村 吏玖(薬師寺) vs 森川 祐輝(緑)

梅村 吏玖 デビュー戦

デビュー戦の為に初見ですが、毎度毎度好選手を送り込んでくる薬師寺ジム。
当然期待は高まります。

 

森川 祐輝 1戦1分 サウスポー

デビュー戦では懐の深さを活かしたアウトボクシングで、
試合前半、鈴木 尊虎(トコナメ)を翻弄。

後半、鈴木の猛烈な巻き返しに遭い、白星は逃したものの
力ある相手にデビュー戦からドローを演じる戦いぶりは
今後の期待値を高めるものでした。

 

森川は前回の内容から今後を楽しみにしていた選手。
梅村を見た事が無い以上、試合展開の予想はたちませんが、
この相手にデビュー戦で挑む梅村に対し、
新たなボクサーに出会える喜び含めてワクワクが止まりません。
楽しみに試合を待とうと思っています。

 

 


【フライ級8回戦】
村上 勝也(名古屋大橋) vs 須藤 大介(三迫)

村上 勝也 12戦9勝(2KO)2敗1分

シレっと強くてシレっと勝つ…いつも涼しげな村上ですが、
2019年末には井上 夕雅(真正)と熾烈な殴り合いを演じた。
試合には敗れるも、次戦では撃たれないボクシングを貫いての完勝。
日本ランキング挑戦権内の11位に入っています。

 

須藤 大介 16戦7勝6敗(2KO)3分

4年前の刈谷で冨田 真(HEIWA)と猛烈な手数合戦を演じた男が再登場。
現在連敗を乗り越え3連勝中、A級初戦でのランカー挑戦。

 

早い段階から客席では、のちの日本王者候補とも言われた村上。
少し停滞した時期を挟んだものの、日本ランキングに名を連ねる所までは来ました。
相手はキャリアの半数近くの負けを重ねながらA級まで登って来た男。
そして最近は開眼したかのように3連勝…、典型的な戦績だけで判断できないケースと感じます。

さらに、4年前に見た須藤のしつこい連打を思い返す限り、
間違いなく楽な相手ではないと感じています。
村上がこれからランキングの数字を減らしていくにあたって、重要な重要な一戦です。

 

 

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