2020年度中日本新人王トーナメント!バンタム級~スーパーフェザー級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2020/02/09
先日に引き続き、中日本新人王トーナメントの組み合わせ!
バンタム級
≪エントリー≫
冨田 風弥(伊豆) 5戦3勝(2KO)2敗 サウスポー
水上 翔太(カシミ) 4戦3勝(2KO)1敗1分
前評判の高い選手から勝利を複数回さらっている冨田が決勝から登場。
水上はアマチュア30戦の経歴を持つ。
スピードを活かした暴力的なラッシュが魅力的。
実績から行けば圧倒的に水上…しかし、そんな試合を覆してきた冨田。
エントリー2名でいきなり決勝となったバンタム級だが、
決勝カードに相応しいワクワク感を与えてくれる。
優勝予想は…あくまで冨田をダークホースとしておきたい…そんな思いで水上で。
スーパーバンタム級
≪エントリー≫
安西 蓮(岡崎) 6戦2勝(1KO)3敗1分
樋口 怜良(ARITOMI) 1戦1勝(1KO)
古俣 諒(浜松堀内) 3戦1勝2敗
中山 慶伍(駿河) 5戦3勝(3KO)2敗
阿部 史也(タキザワ) 6戦4勝(2KO)1敗1分 サウスポー
今年の目玉選手は阿部…トーナメント表が組まれて以降、そう僕は至る所で言っている。
昨年、中日本新人王を獲得しながら拳の怪我で以降の戦いを棄権。
慢性的な拳の負傷をかかえながら勝ち上がった姿は、頭一つ抜けた実力を感じさせた。
リベンジとなる今年、トラブルなければ、他を圧倒する姿も想像に易い。
しかし…安西、樋口、古俣。
いずれも例年なら中日本新人候補として名前を挙げられておかしくない選手たちが集結している。
さらに、パンチ力の飛び抜けた中山も…
しかも、この選手はその強烈な一撃で腹から崩すことができる選手。
ハイレベルな戦いが期待できる今年のスーパーバンタムだが…
果たして阿部を打ち倒す選手が現れるのか。
優勝予想はもちろん、阿部。
フェザー級
≪エントリー≫
時弘 将志(とよはし) 1戦1勝(1KO)
花田 太一(HEIWA) 3戦2勝(1KO)1敗
宮崎 裕也(薬師寺) 1戦1敗
山田 竣介(伊豆) 1戦1敗
村田 翼(和光) 3戦2勝(1KO)1敗
ニューフェイスだらけのフェザー級。
エントリー5名中2名は敵地でデビュー戦。
さらに3戦を重ねている花田は西部日本の筑豊ジムからの移籍初戦。
3名が中日本のリング初登場となり、さらに山田のデビュー戦は
1RKO負けでその力を発揮する前に敗北。
実力がはっきりつかめず展開は読めないが、
一つだけ言えることは村田は軽い相手ではないということ。
技術豊かなテクニシャンであり、唯一の敗北も、昨年の同級中日本新人王である
三輪 珠輝(名古屋大橋)に、勝っていてもおかしくない接戦を落としてのもの。
優勝予想は…村田を。
スーパーフェザー級
≪エントリー≫
樋口 和輝(ARITOMI) 4戦3勝(2KO)1敗
児玉 翼宿(タキザワ) デビュー戦 サウスポー
中根 啓太(天熊丸木) デビュー戦
小暮 経太(中日) デビュー戦
長谷 和紀(トヤマ) 6戦4勝(2KO)1敗1分
デビュー戦3名がエントリー。注目は昨年の同級新人王である長谷。
昨年の中日本新人王決勝戦、各階級の選手たちの中で最もセンセーショナルな姿を見せた。
攻撃力の高さが魅力の樋口も全日本新人王を狙える逸材。
長谷と樋口の両者は昨年の新人王戦でも激突し、長谷の完成度の高さに樋口が屈している。
1年を経て両者が決勝で激突するストーリーもまた魅力的。
両者の高い壁を、ニューフェイスが捲り上げる筋書きもまた魅力的。
どう転んでも面白いトーナメント表が描かれている。
優勝予想は…長谷の二連覇を予想。
本日は一旦ここでキリ。
次回はライト級~ミドル級。
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