2020年度中日本新人王トーナメント!ミニマム級~スーパーフライ級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2020/02/07
さぁ、今年も中日本新人王トーナメントの組み合わせが発表されました。
既にブログではアップしてくれている関係者の方々もいらっしゃいますが…。
こちらではせきちゃん@mos的な見どころも添えて…。
ミニマム級
≪エントリー≫
原田 竜輔(岐阜ヨコゼキ) 2戦1勝1敗
星野 裕貴(中日) デビュー戦
松本 幸士(HEIWA) 1戦1敗 サウスポー
いずれも新人王トーナメント初挑戦のニューフェイスたち。
この3名のうち松本と原田は既に手を合わせている。
真っ向勝負の殴り合いを演じる中、各ラウンドを僅かに原田が上回ってのフルマーク勝利。
ラウンドマストでの点差は開いたものの、好勝負だったように感じる。
ここに初見の星野が割り込んでのトーナメント。
松本にとっては初戦がリベンジへの挑戦権を賭けた試合にもなる。
優勝予想は原田vs松本の結果を加味して原田で。
ライトフライ級
≪エントリー≫
各務 海都(尾張水野) 2戦2勝(1KO) サウスポー
森川 祐輝(緑) 1戦1分 サウスポー
山崎 隼人(名古屋大橋) 3戦2勝(1KO)1敗 サウスポー
ブル 弘師(HEIWA) 7戦2勝(2KO)5敗
田中 蓮志(トコナメ) 6戦3勝(2KO)2敗1分
今年、エントリーがあれば優勝候補の一角とも思えた後藤 圭人(タキザワ)が
エントリーを見送っている。
スピードをねじ伏せる圧力を持つ各務、
懐深いサウスポーのアウトボクサー森川の激突はまさに盾と矛。
試合ごとに伸びを見せ、長身サウスポーながら近いところの強さを発揮してきている山崎。
ここに昨年の中日本ライトフライ級新人王の田中。
さらに、なかなか結果の出ない中、挑み続けるブル 弘師が強烈なアクセント。
中日本新人王のその先を狙える4名を相手に、ブルのシンデレラストーリーも夢見れる。
今年一番の大激戦区ライトフライ級。
強烈に個性を放つ面々が集結している。
優勝予想は…センスの塊ながら中日本で最も血の気の多いファイトを見せる田中 蓮志で。
フライ級
≪エントリー≫
加藤 駿希(天熊丸木) 1戦1敗
鈴木 尊虎(トコナメ) 2戦1勝1分
アマ戦績が豊富で前評判の高かった加藤のデビュー戦はファーストコンタクトでの一撃で敗北。
衝撃的な結果だったが、大きな失敗をすれば同じ轍は踏まないもの。
デビュー戦で見れなかったその実力が披露されるはず。
鈴木は前戦、距離の遠い相手に対し、前半全くパンチが届かない展開…。
しかし止まぬトライで3R効かせると一気に展開を手繰り寄せて試合をドローに持ち込んだ。
4回戦で捲ることのできる力は強さの証明でもある。
エントリー2名でいきなり決勝となるが…実力を鑑みれば両者ともに相応しい好カード。
優勝予想は…まだ加藤の実力を見れていないことから、鈴木を。
スーパーフライ級
≪エントリー≫
野元 尚樹(岐阜ヨコゼキ) 1戦1勝
エントリー1名での中日本新人王獲得となった野元。
デビュー戦では強烈なボディを貰いながらも12分間に渡り固いガードをしっかり上げて詰め続け、
ダウンを奪ったうえでのフルマーク勝利を挙げている。
トーナメントの組み合わせ次第では優勝候補に挙げようと思っていた好選手。
例年通りなら、全日本新人王を狙えると思わせてくれる選手だと感じるが…。
この階級は東日本に今年の超注目株がエントリーする可能性が高い。
全日本新人王戦まで勝ち上がれば、下馬評圧倒的不利の試合に挑むこととなる可能性もある。
しかし…それを覆してこそ地方ボクサーのロマン。
まずは野元が、その舞台に立つことを願いたいと思う。
さて、本日は一旦ここでキリ。
次回はバンタム級~スーパーフェザー級
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