2023年度中日本新人王トーナメント!バンタム級~スーパーフェザー級 ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/02/07
中日本新人王トーナメントの紹介2日目です。
本日はどう転んでも面白いバンタム級、大激戦区となったスーパーバンタム級
実力拮抗のフェザー級、準決勝のカードがずば抜けて面白いスーパーフェザー級。
細かく紹介して行きます!
バンタム級
樫谷 樹歌(タイガーウイング) 2戦1勝(1KO)1敗
平柳 道彦(平石) デビュー戦
松原 靖貴(トコナメ) 1戦1敗
デビュー戦でえげつないタフネスを見せた満生 敦巳(オキナワ)を
ねじ伏せた樫谷がせきちゃん的優勝候補。
松原はダウンを奪われてスタートしたデビュー戦、
大逆転も期待できる一撃を放り込んで試合を大熱戦へと昇華させた。
激しい試合を見せた二人に対して、今はまだ謎の平栁。
初見となり、さらには情報もほとんど出て来ず。
彼がかき回すのも、また面白い展開となる…
どう転んでも面白い!それが今年の中日本バンタム級新人王トーナメント!
スーパーバンタム級
川合 絢也(西遠) 5戦3勝(1KO)2敗
時弘 将志(とよはし) 7戦2勝(1KO)3敗2分
渡辺 大和(カシミ) 10戦3勝5敗2分
藤本 翔大(平石) 2戦2敗
武藤 涼太(松田) デビュー戦
高橋 梨久(トコナメ) デビュー戦
串田 凌(薬師寺) 1戦1勝(1KO)
昨年の中日本新人王、陶芸家ボクサー川合がシードとなり、
同ブロックに昨年の優勝候補だった時弘と、北陸の激闘派こと渡辺 大和。
個性強烈すぎる3人が同じブロックに固まった。
全員が激しい撃ち合いをこなす選手…今年一番の激熱ブロックだと感じる。
そして対抗ブロックには、未勝利ながら潜在する実力はかなり高いと思える藤本。
デビュー戦で鮮烈なKOを見せた串田。初見となる高橋。
注目したいのはこのトーナメントでデビューする武藤。
高校ボクシング強豪の中京高で主将を務め、アマで19勝。
全国大会でも好成績を残しており、実績的には
B級デビューしていておかしくない選手だと思っている。
各々が濃厚なドラマを描く大激戦区…川合、時弘、渡辺のブロックは
試合が激しくなりすぎると予想、そのあたりの消耗も加味して、
優勝予想には反対ブロックの藤本 翔大を。
超強豪を眼前にして、藤本が覚醒することに期待。
フェザー級
太田 彩千耶(中日) 4戦2勝(1KO)2敗
高田 力弥(カシミ) 3戦1勝2敗
石崎 大二朗(平石) デビュー戦
この階級でもアマで実績のある選手がデビュー。
アマチュアで17勝を挙げている石崎。
対するは、前戦の終盤、まるで覚醒したかのようなアウトボクシングを見せ
次の試合へ大きな期待を抱かせた高田。
そしてシードには、輝ける左ストレート、太田。
誰が勝ち抜いてもおかしくない顔ぶれだと感じているが…
優勝予想は太田…どこかで一気に伸びて来るはずの選手。
左ストレートを当てる為の組み立てに取り組んでいるように見えた前戦。
そろそろ来る感が漂っている。
スーパーフェザー級
古川 修誠(杉田) 3戦2勝(1KO)1敗
秋山 星也(名古屋大橋) 3戦1勝(1KO)2敗
新田 晃生(カシミ) デビュー戦
中尾 公信(鈴鹿ニイミ) 4戦1勝(1KO)3敗
12月に対戦したカードのリマッチとなる古川vs秋山が成立。
秋山からすればリベンジマッチとなる試合、再戦は勝った側が難しいとも言われる。
対抗ブロックではアマで15勝を挙げてプロのリングに上がる新田と、
愚直すぎるほどに愚直な戦いぶりを見せる中尾が対戦。
思い切り対照的な二人、戦前予想は新田に傾くと思われるが…
中尾のような選手が何かを起こす可能性は充分にある。
せきちゃん的、優勝予想は肉体的な強さが飛び抜けた古川。
粗削りでありながら”強さ”を誇示するような戦いぶり。
彼が勝ち上がっていくシナリオはすこぶる面白いように思える。
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