2017/6/11 刈谷あいおいホール-前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
この数日前、後楽園ホールでとんでもない試合があったらしい。
麻生 興一(三迫) vs 今野 裕介(角海老宝石)
後楽園に観戦に行った仲間から、「とんでもない試合…」「俺は今、伝説を見てる!」など
大興奮のメールが届く。
試合後、興奮を分けてもらおうと電話をかけたら出てもらえず…
メールで「声が潰れて、話せない」なんて返信…。
試合が終わった直後から、インターネット上に踊る、「年間最高試合候補」の文字。
当日、名古屋でのほほんと過してしまった後悔にさいなまれる…。
ちきしょう…、俺がいないときに…。
いや…でも、俺には近藤 冬真(蟹江)やヤノ ジョン(駿河男児)、豊島 竜樹(伊豆)vs干場 悟(タイガー)があるさ!
きっと激戦を見せてくれるハズ!!!
そんな思いで迎えた当日…まさかの寝坊。
公共交通機関では間に合わない…あわてて原付に飛び乗って刈谷を目指す。
会場に着くと、岐阜で見かけた恰幅のいい男性を発見。
あの日、五十嵐 嵩視(トコナメ)を熱烈に応援していた姿に声をかけていた。
「関係者の方ですか?僕、五十嵐選手が大好きなんです!」
そんなやりとりがあったので、とりあえず、挨拶だけでもと思い、声をかけると…
「五十嵐のこと、ネットにあげてくれてる人でしょ?」
…バレてる。
顔バレしないようにしてきたはずなのに…何故だろう。
正体を明かしたことなどいっさいないのに。
どうしようか迷った挙句、白状…「はい、そうです。」
戦績の掲載が間違っていたのを教えてもらい…ちょっと恥ずかしい思い。
(こちらは後からこっそり修正)
面食らった挙句、名前を効かれて本名を口走る。
異常にテンパってしまった。
僕の書いた内容を、印刷して五十嵐選手に渡してくれたそうで…。
五十嵐選手も喜んでくれたとのこと。
嬉しいやら恐れ多いやら…。
僕が書いた”隠れた強豪”という言葉に、
「隠れたつもりはないんですけど…」なんて言ってたそう。
「五十嵐、呼んであげるよ」
…とか言われて、さらにテンパる。
僕にとって、応援しているボクサーというのは、アイドルである。
大スターに会うようなもの。
五十嵐 嵩視 > シルベスター・スタローン
目の前に現れた五十嵐 嵩視。
心の中で呟く…
「顔、ちっちぇ!!!」
そんなどうでもいい感想が出てくるほど、舞い上がりまくって
その後の会話の内容を憶えていない。
…隠れた強豪という言葉を使った理由について釈明した気がする。
あるファンに、「地方と後楽園はレベルが違う、地方でばっかり戦っていたって…」
みたいなことを言われて、「おまえ、五十嵐 嵩視を知って言ってんのか!」なんて言い返したことが発端。
確かに平均値では東京が強いという意見も、理解できなくはない。
でも、ボクシングは個人競技。
名古屋にだって強い奴らは沢山いるし、そんな選手たちが凌ぎを削る戦いは面白くて仕方ない。
五十嵐が後楽園でランカーを蹂躙してくれれば…という思いはめちゃくちゃ強い。
…というか、そうしてもらわなければ、また、ニワカだと笑われてしまう。
僕は、岐阜での五十嵐の負け試合を見て以降、この選手がランクをとってくれると信じている。
その後、中野 元気(トコナメ)を紹介してもらう。
その時はパッと出てこなかったが…
後から、そうだ!畑 直宏(MSG平石)と戦った選手だ!と記憶がよみがえる。
あの試合、ピストン 堀口(不二)並みにがむしゃらな畑にばかり目が行ってしまっていたが…。
手数手数で押し込んできた畑に対し、撃ち合いに応じた中野。
その理由を聞いておきたかった!
そうならざる得なかったのか、それを選択したのか…。
そこの答え次第で、あの試合のドラマはちょっと変わって来る気がする。
次の試合は8月の新人王決勝と言っていた気がする…。
舞い上がったままではっきりと憶えていないが。
当初の予定では6/18に松谷 亮佑(コパン星野)と対戦の予定だったと記憶しているが…
6/18に刈谷で興行は組まれていない。
松谷は棄権したのだろうか…。
8/6の決勝は高瀬 衆斗(蟹江)。
「高瀬って知ってる?」とか聞かれた気がするけど、
うまく聞きとれずに、思わず「知らない」と言ってしまった。
僕が応援していたミゲル・オカンポ(緑)に勝った選手。
当時、書きなぐったメモには、「右ストレートが逸品」と記載している。
中野選手には申し訳ないけど、今年の中日本新人王、僕の中のフェザー級優勝候補は高瀬で揺るぎない。
ただし…僕のようなチンケなファンの予想をぶっ飛ばしてくれるボクサーを見たとき、
僕が心底ボクシングの魅力に震える瞬間だったりする。
ぜひとも、僕のボクシング感をひっくり返してほしい。
…いや、でもガチ舞い上がりの中での会話だったので、会話の記憶に自身がない。
間違ってたらごめんなさい。
ちなみに、この会話の中で、僕がアンチ薬師寺ジムだっていう話をした。
語弊を産みそうな表現だが、このアンチは…プロレス的なアンチである。
最近、強い選手をやたら輩出している薬師寺ジム。
強いからこそ、そいつらに挑んでいく選手たちに熱くなってしまう。
一種のヒールとして薬師寺ジムの選手を見ている。
ヒールは強くてナンボ。
蝶野カッコいい…的な感覚の、アンチ薬師寺。
そんなこんなのやり取りがあって、いつもの指定席に移動。
この後、ブル 弘師(トコナメ)について聞き忘れたことを後悔。
2戦2敗だけど…ブルの醸し出すヒリヒリした空気が僕は好きだ。
気合いを全面に押し出した彼のファイト。
彼の1試合でチケット代がペイできた気にさせてもらえる。
2連敗からチャンピオンになったボクサーも、意外といるわけで…。
今後に期待しまくっている。
デビュー戦で見せたブルの咆哮は忘れられないワンシーン。
…あれにどれほど痺れたことか。
さて、ここでいつもの前置き。
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識したうえで、読み進めていただきたい。
内容に関しては、いつものごとく次回から。
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