中日本所属選手 5月の試合予定(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2024/05/03
5月の中日本はAGF鈴鹿体育館で市野ジム興行「REAL FIGHT9」が5/5に予定。
こちらはsakanaチャンネルより生配信予定となっております。
メイン配信がこちら
こちらはせきちゃんのおしゃべりつきサブ配信
せきちゃん的見どころはこちら
東日本、西日本では駿河男児ジムとLUSH緑ジムがそれぞれ当地のジムと合同興行。
我らが中日本の選手たちが数多く登場いたします。
…と、言うわけで、5月、中日本外で戦う選手たちの紹介です。
LUSH BOMUvol.3 feat 3150 FIGHT
5月4日(土) 13:30~ 大阪:エディオンアリーナ大阪第1競技場
【ウェルター級4回戦】
鳥居 翔太(LUSH緑) vs 片岡 一平(本田フィットネス)
鳥居 翔太 1戦1敗
片岡 一平 デビュー戦
鳥居のデビュー戦は敵地で接戦をスプリットで落としたもの。
どちらが勝ってもおかしくなかった際どい試合を演じており、力はしっかりある。
サウスポースタイルから撃ち出す大砲の左は迫力満点。
中日本のリングにはまだ上がっておらず、現地観戦はできていない選手。
片平の情報がなく、試合展開の予測はできないが、
九州の強豪ジム、本田フィットネスの選手であることが怖いところ。
過去、高校ボクシングで旋風を起こした本田会長。
サウスポー製造工場とも言われた独自の選手育成で強豪選手をプロに送り出し、
環境的に圧倒的不利とされる地方から世界王者も輩出している。
対して、プロ4回戦としての実力はデビュー戦で示している鳥居が挑んで行く。
サウスポー対サウスポーの試合、
【フェザー級4回戦】
佐藤 陽太(LUSH緑) vs 外村 悠翔(本田フィットネス)
佐藤 陽太 1戦1勝
外村 悠翔 デビュー戦
緑ジムがその才能を買って、メキシコ修行に送り出し、経験を積ませた選手。
まだ19歳と若く、期待値も高い。メキシコ帰りのルハンと異名される。
メキシコアマチュアのリングも経験。デビュー戦では見事敵地で判定勝利。
外村はデビュー戦の為に初見。
約3か月前に17歳になったばかり。
同じ興行内でLUSH緑vs本多フィットネスの2試合目。
パンチには一撃で終わらせる角度もあるように見える佐藤。
敵地2連戦、2連勝となるか。
【バンタム級8回戦】
テル のび太(LUSH緑) vs リー・カイメイ(中)
テル のび太 14戦8勝(3KO)5敗1分
リー・カイメイ 11戦6勝(2KO)5敗
元日本ランカーののび太が世界戦興行のセミファイナルを務める。
銀ブチ眼鏡の出で立ちからあだ名がそのままリングネームになった。
トレードマークの黄色いTシャツで入場し、試合が始まれば猛烈ファイト。
キャラ立ち抜群の選手だが、足を使うこともでき、実力派の元日本ランカーでもある。
リーは過去一度来日し、現在全勝街道をひた走る眞下 公翔(横浜光)に判定負けを喫している。
実力が測りづらい相手ではあるが、「緑の呼ぶ中国人」の強さはもはやブランド。
前戦ではWBOグローバル王座に挑戦予定ののトラン・バンタオ(ベトナム)を相手に接戦も演じている。
のび太は現在、連敗してランキングは失っているが、力が衰えているわけではない。
相撃ちも辞さないリーの攻撃的なボクシングは、のび太にとってリスキーに思える。
再浮上には絶対命題とも思える再起戦勝利。
まさに刺客の言葉が相応しい相手が立ちはだかる。
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フェニックスバトル115&ふじの国PROFESSIONAL BOXING5
5月14日(火) 18:00~ 東京:後楽園ホール
【バンタム級4回戦】
山本 晃弘(秩父) vs 岡田 篤憲(尾張水野)
山本 晃弘 2戦1勝(1KO)1敗
岡田 篤憲 2戦2敗
アマチュアで6戦5勝1敗の戦績を持つ山本に対し、
プロ2連敗ではあるが、前戦で積極的な気持ちい戦いを見せた岡田が挑む。
39歳vs36歳と4回戦の戦い。
遅くして辿り着いたプロのリングだからこそ、与えられる感動も魅力も矜持もある。
魅力的な対戦カードに思えてならない。
【スーパーバンタム級6回戦】
植松 卓美(駿河男児) vs 星野 凌(JBスポーツ)
植松 卓美 5戦5勝
星野 凌 10戦6勝(2KO)2敗2分
星野は2022年の東日本新人王。
既にB級では1勝2分としてA級昇格の権利を持つ選手。
(0.5勝換算、2勝でA級昇格)
アマでトップ戦線を戦った選手たちが揃う駿河男児ジムでも、
一、二を争う努力家と評される、叩き上げの植松。
結果も付随し、負けなしの5連勝中、一気にA級へと駆け上がるか。
B級初戦で過去の中日本新人王を撃破し、2戦目では東日本新人王と対峙する。
【58Kg契約8回戦】
木村 蓮太朗(駿河男児) vs ジェスレイ・ワミナル(比)
木村 蓮太朗 8戦7勝(3KO)1敗
ジェスレイ・ワミナル 26戦16勝(9KO)9敗1分
東洋大で主将として活躍し、アマチュア戦績は88戦72勝(26KO)16敗。
国内アマチュア最高峰の舞台、全日本選手権を制して、アマ日本一の実績がある選手。
現在、日本1位、OPBF東洋太平洋13位、WBAアジア太平洋12位に位置づけている。
日本王座挑戦も目前に迫る中、取りこぼしが許されない戦い。
ワミナルは日本のリングは3度目、2戦2敗となっているが、
前戦の敗戦は世界王者候補として中止される中野 幹士(帝拳)を相手にしてのもの。
相手が悪かったと言える試合。
撃ち終わりに振り込んで来る強打は脅威。
負け数は多いモノの過去にはWBAアジア王座も獲得、OPBF東洋王座への挑戦や、
世界を狙えるチャンチャイ・ウォーアウト(タイ)とのフルラウンドの戦いなど、経験も豊富。
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