sakanaチャンネルプロボクシング生配信表彰　受賞者発表(雑)　ボクシング選手名鑑ピックアップ！　2023/1/23

少し遅くなりましたが、2022年の表彰でございます。

題しまして2022年sakanaチャンネルプロボクシング生配信表彰

今年は「sakanaチャンネル」の名前を入れました。
少しでも多くの人に試合を見て欲しいとの思いからです。

2023年、もっともっと沢山の人に試合を見てもらうためにも
盛り上がっていきまっしょい！

塩田賢(市野)

中日本スーパーバンタム級新人王準決勝
塩田賢(市野) vs 時弘将志(とよはし)

優勝候補、時弘に衝撃の1RKO勝利。
今年の中日本新人王をかき回した沖縄の星、シーサー賢が最多得票での受賞となりました。
決勝はコロナによって無念の棄権となりましたが、
戦績を4戦4勝としてB級昇格の権利は得ており、2023年新たな道のりに期待が高まります。

今時点、B級で通用するかは未知数ですが、まだまだこれからと思われていたところから、
2022年に一気に実力を伸ばした選手。
この勢いなら、きっと面白いドラマを繰り広げてくれるものと信じております。

高木千尋(薬師寺)

試合開始から試合終了まで、怒涛の殴り合いを見せた両者。
歓声禁止でなければ、どれだけの声援が送られていたでしょうか。
きっと「刈谷が揺れる」という表現を体感してもらえる試合になったはず…コロナのバカ野郎！

とは言え、そんな中でもしっかり伝わった二人の熱き殴り合い。
ダントツの最多得票を集めて、勝者の高木が激闘選手賞を受賞。

「スタミナはまだいけた」
震撼の試合後コメントも含めて、高木の魅力が爆発。
そして、「激闘は戦う二人の共同作業」。
東京から乗り込んで来たメガトンに魅了された中日本のファンも多数いたものと思われます。
後楽園ホールでもすんばらしい試合を見せて欲しいと思います。

激闘選手賞と全く同じ…いつもの誤記載ではございません。
とんでもなく激しい試合後、両者が大笑いしながら「楽しかった」と言葉を交わした場面。
このシーンがベストシーン賞の最多得票。

なんと、高木が二冠を達成。
2022年最後の刈谷あいおいホールで、堂々たる刈谷のヒロインとなってくれました。

女子アトム級4回戦

2022年の最多再生回数は視聴数7000回越えのこの試合。
2021年に引き続き、女子4回戦の試合となりました。

所属ジムにプロ加盟を決意させたRISEジムのプロ第1号選手の吉田。
相手は西日本でその名を響かせる将来の王者候補。
パワーとスピードが激突した試合内容も白熱した名勝負となりました。

まさかまさか、4つの賞のうち、3つを女子が独占。
再生回数に関しても、トップ3を女子が独占するという驚愕の結果に。
2022年の中日本はまさに女子4回戦の年だったとも言えるかと思います。

この盛り上がりの中、東西の女子のトップ選手が中日本のリングに…
なんてことが起こったらいったいどうなっちゃうのでしょうか。
ただ、アクティブに活躍するＡ級の女子選手がまだ中日本にいない現状もあります。

このまま彼女たちが濃厚なサクセスストーリーを描きながら…
いつかその日が来るのを楽しみにしていたいと思っています。

男子より人気がないとされる女子ボクシング。
プロボクサーの中で一番下のグレードにあたる4回戦。
中央と比較してすべてが不足すると言われる地方ボクシング。

ローカル中のローカルと言われていた領域が、今、輝きを放っています。
僕の青春時代、メジャーしかなかった音楽にインディーズというジャンルができあがり、
多くの人たちが夢中になったあのとき。
そんなワクワクを感じるんです。

これまでだったら限られた人数にしか届かなかった試合。
「生配信するぞー！」ってときにチャンネル登録をしてくれた方々、
受け入れ、協力し、段取りしてくれた関係者の方々、
そして一番は素晴らしい戦いを繰り広げてくれる選手たち。

沢山の人達の力で、あの時、変わった未来がここにあるのだと思います。
見てくださった方、一緒に作ってくださった方、本当にありがとうございます。
2023年も何卒よろしくお願いいたします！