中日本所属選手 5月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/05/31

中日本所属選手 5月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2022/05/31

 


2022年5月1日
兵庫:神戸常磐アリーナ
【フライ級8回戦】
見村 徹弥(千里馬神戸) ○ vs ポッキー 西川(緑)
2RTKO


技術で上回られながら、前に出る根性戦を展開。
遠すぎる距離に手数を出せぬまま、パンチを纏められてTKOとのこと。
見村と言えば西日本新人王戦をフルマークで勝ち上がった超技巧派。
そんな相手に挑んで行った西川、
中日本のリングでの戦いも楽しみにしていたいと思います。

 


2022年5月10日
東京:後楽園ホール
【62kg契約8回戦】
湯川 成美(駿河男児) ○ vs 櫻井 孝樹(SRS)
6RTKO

タフネスで鳴らす櫻井をリングに沈めることはできなかったものの
圧巻の試合内容の上で、6Rにパンチを纏めてのTKO勝利。
これまで全勝ながら苦戦続きだった湯川がようやく、快勝してくれました。

湯川と接戦を演じた選手の中には、湯川との再戦を目指す選手も。
追いかけられる側の湯川には、どんどん先へ進んで行って欲しいところ。
そのうえで、彼らが湯川に追いつけるか否か…。
そんな湯川を取り巻くドラマもまた、抜群に面白いものとなっています。

 


2022年5月15日
東京:墨田区総合体育館
■OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王座決定戦
【スーパーフェザー級12回戦】
力石 政法(緑) ○ vs 渡邉 卓也(DANGAN AOKI)
12R判定 3-0(120-108、120-108、120-108)

自分としては力石の苦戦予想だったこの試合。
これまでより好戦的な姿をより濃くした力石がフルマークでの勝利。
正直、度胆を抜かれました。

経験も豊富、アジア、日本ランキングの上位に相応しい実績の渡邉を完璧に制した姿は、
東洋太平洋王者として充分すぎるほどの力を示しての戴冠と感じます。

しかしながら、王座決定戦の戴冠とあって、次回は指名戦。
上位に位置するのは前東洋太平洋王者と世界ランキング保持者、
そしてかつて力石を破った現日本王者の坂 晃典(仲里)

どの相手になったとしても、その力を誇示するのに相応しい選手ばかり。
ここに勝利することで、もう一段階、その強さを知らしめてくれるものと思っています。

 


2022年5月20日
東京:後楽園ホール
【スーパーバンタム級8回戦】
高橋 竜平(横浜光) vs ○ 木村 天汰郎(駿河男児)
 8R判定 2-0(77-75、77-75、76-76)

木村が的確さで上回ってのギリギリ判定勝利。
終始前に出た高橋を支持する声もあったものの、
世界挑戦経験者と互角以上の戦いを見せ、勝利をもぎ取った。

かなり厳しいマッチメイク。
今回の試合で国内トップグループとどれくらいの差があるかが見える…
なんて思ってたら勝っちゃった!

これからより一層シビアなグループの中での戦いとなると思える木村。
出世試合と言っていいだろうこの試合を経て、
「どういったカードが組まれていくのか」から楽しみです。

 

(所感)
力石のフルマーク、木村の勝利。
嬉しいまさかが連発!
中日本にベルトを持って来てくれてありがとう力石!

 

中日本選手4月の敵地戦績合計 4戦3勝1敗

 

 

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