2021/07/18 -刈谷・あいおいホール- 第1試合、第2試合(中日本ボクシング観戦記)　ボクシング選手名鑑ピックアップ！

橋本渉　デビュー戦
加藤頼　デビュー戦

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※試合映像がある為、試合描写については割愛いたします。

一回り小さな体で果敢にアタックし続けた橋本。
スピードある踏み込みで詰めた場面では馬力を感じる攻撃力。
愚直に詰め、顔面を狙い続けた12分間。
手数やボディなど、相手が嫌がる武器が付加されれば
厄介な選手になり得ると感じる。

踏み込みのスピードがある橋本に対し、
12分に渡ってしっかりと捌き切った加藤。
時折、右ストレートで橋本をグラつかせる場面も作った。

4R、勢いを増した橋本に危ないパンチを浴びる場面はあったが
しっかりと距離をとり、密着した場面では冷静にクリンチで絡め、
付け入るスキをほとんど与えなかった。
シャープでスマートなボクサー、
シルエットの美しいボクサーになって行って欲しいと感じる。

エマン・インアクション　デビュー戦
筒井宏海　デビュー戦

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※試合映像がある為、試合描写については割愛いたします。

この試合は押し込まれる形になったエマンだが、時折返す右には鋭さがあった。
ストレート系のパンチには伸びがあるように感じ、
しっかり手数が出てくれば、展開や選手としての
シルエットも変わってくるように感じる。
ほろ苦いデビュー戦となったが、今後の試合を楽しみにしたいと思っている。

多少の被弾に怯むことなく、強烈な右を撃ち込んで行った筒井。
相手のスリップ後に加激してしまう場面はいただけなかったが、それを除けば
かつて同ジムで活躍し、”真っ向勝負”で鳴らした高瀬衆斗(蟹江)をどこか彷彿とさせる。
この選手が面白くならないハズがない。

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