やらかした(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/03/21

やらかした(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2016/03/21
 
 

えっとですね…つい最近やらかしまして。
 

やっちまったな…ってやつで。
 

あるファンがですね、外国人ボクサーのファンで…。
この選手ってどう思う?って話題で。
 
 

実はその選手、ドーピングでサスペンデッドを喰らった過去がありまして。
それが頭にあった僕は…

「凄くいい選手だけど…、ドーピングの過去があるから素直に応援できない」

なんて答えたんですね。
 
 

これ…後から思い返して、あぁ…しまったなって。
 

「敵地で出された物は口にするな」なんて言葉があります。

中に何が入ってるか解らない。
もし、禁止薬物でも入ってたら、足元をすくわれるわけで…。
 

一応この選手に関しては公聴会が開かれて、ペナルティが決定したわけなんですけど、
よくよく考えたら僕はその公聴会の内容さえ知らなかったわけですよ。
 

中身を何にもしらないまま、報道になった部分だけでそんな風に答えてしまった。
…報道になったところより深い部分なんてのは、解ることなんてほとんどないんですが、
問題は、全く調べもしてないことを言った…その選手をリスペクトするファンの前で、
見てもいない、調べもしてない…つまり報道で出た噂話レベルの話をそのまま言ってしまったってところで。
 

例えばですよ、調べれば他の情報が出てくる可能性は0ではないわけで。
調べたうえで、そのニュースしか無ければ、
こういうニュースが出てたから…なんて話は成立していいと思うんです。

見たことない選手を戦績だけで話すのと同じことをやっちゃったな…と思ったんですね。
 

それで相手が怒ってるのかどうかは解りませんが、不快なのは間違いないはずで…。
遠巻きにお詫びの意思は伝えたんですが…届いてるかな。
 
 

この言葉の責任というか、根拠というか、その辺は凄く大事だなと思ってて…。
 

その選手が強いのか弱いのか…
映像なり現地なりで自分の目で見る作業を怠って言うと、ちょっとおかしなことになる。

ランキングでは判断できないですし、知名度でも判断できない。
世界王者より強いであろう選手がランキング下位にいるのはザラですし、
そんな選手が日本で全くの無名なんてこともしょっちゅうある。

また、誰に負けて誰に勝ってるからどうこう…っていう戦歴でも判断できない。
それはのちの評価には繋がるけど、勝敗予想には全く意味をなさないんですね。
明らかにボクシングでは上回ってるけど、不運な判定で負けていたり、
衝撃的な一撃で、明らかな格下に星を奪われることもある。

それこそ噛み合わせもあって、三すくみ…って言葉はボクシングの為にあるんじゃないかと思うことさえ…。
 

それに、目線が違えばその評価はまったく変わってくる。

例えばこのブログでピックアップしてるボクサーがいますよね。
そのボクサーが死力を尽くして散ったように見える試合が、
相手目線でかたると、難なく退けた試合…なんてことも多々あるし、視点で語り口は多種多様。
 

色んな見方があっていいし、僕らファンが幻想を抱いているパターンも多くある。
プロボクサーは毎日走っているはずだ…って、
人間だから寝坊して走れませんでしたって日もあるでしょう。

本当に強くなっていくボクサーの中に、毎日ひたすら走り込んだ人間もいるし。
「あいつは毎日走りさえすれば…」なんて言われた名王者もいる。
 

自分の思い込みや誤解から、間違った言葉を晒してしまうこともあるし、
自分がここに書き連ねた内容とは全く別の見方が何種類も存在している。

だからこそ、出来うる限り調べたり、他の人の意見も聞いて…
そのうえで、僕の目から見るこの選手の戦歴はこうですよ、
この試合はこうですよって話を書いてるつもりです。
 

明らかな間違いはコメントいただければ、
それは自分がボクシングという競技をより深く知るきっかけになるし
別の見解は、大好きなボクシングの話で意見交換ができる絶好の機会。
 

○○なんか弱いに決まってんじゃん…みたいな断定的な広がらない話で根拠がない場合は、
会話でも意見の交換でもない…と思ってしまう。

そこに根拠があれば、その根拠について話し合ったりはできるんで…ありかなとは思うんですが。
 

勝者がいれば、敗者がいる。

難しいのが、勝者を語るときの敗者の扱い。
見たままを書こうとは思うんですが、語る主人公が圧勝した試合の相手にももちろんドラマはあって…。

以前取り上げたソット・チタラダ(タイ)の話でも、魅力的なボクサーが多数出てきました。
リコ・シオドラ(比)なんて、ソット目線で見たら脇役かもしれないですけど…

ぶんぶん振り回す強打にはスピードもスリルもあって…。
れっきとした世界ランカーなわけです。
チャン・ジョング(韓)とソットに挑んで敗れ去ったボクサーなんですが、
彼らレジェンドがいなかったらどうだったのか…。
シオドラを辿ると凄く面白い気がしてる。
それを辿れないのがまさに、時間の足りなさと僕の力不足。
 

その辺を意識すると…国内の選手をピックアップしたときにね、
負けた選手がたまたまこのページを検索でひっかけたら…とか考えると申し訳ない気がする。
 

ただ、ここに書いているほど、その1戦も相手選手も薄っぺらくないのは充分に理解しているつもりで…。
僕の力不足で、素晴らしい試合を台無しに書いてしまっていることも多々あるんじゃないかと思ってしまう。
 

そんな思いを抱くたびに、この競技の奥深さに身震いする気分になるわけです。
 

忘れないでほしいのは、ボクシングという競技は
その選手と選手の命や人生をかけたぶつかり合いであって
決して陳腐な敗者っていうのは存在しないということ。

このブログを読むときに、絶対的な補足として認識していただければ…ありがたいです。
 
 

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