2023/4/22 -愛知・刈谷あいおいホール- 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
人間、生きていれば嫌なこともある。
とういうか毎日ある。
「好きなことに熱中している人」である僕は幸せそうに見えるらしい。
…いや、幸せだけれども。
でもそれは好きなことに熱中しているからではない。
好きなことに熱中していても不幸になることは簡単だ。
目の前の不満や気に入らないことを見つめていれば誰でも簡単に不幸になれる。
不安なことは一生消えない。
一つの不安が消えれば、感じていなかったはずの
小さな不安が突如、大きな不安のように感じ始める。
毎日毎日嫌なことも起こるが、いいことも起こる。
いいことに目を向けていれば、どんな状況でも幸せになれる。
あとは…不平不満や愚痴を垂れ流す人と、僕はあまり付き合わない。
自分も鬱々となっていく気がするからだ。
自分もなるべく言わない。
人だから多少は出る。
それは許容できても、それが当たり前のようになっている人と一緒にいると、毎日が暗くなる。
自分の環境は自分で作る。
環境が悪くても強いボクサーは強い。
自分の場合は日々のテンションや心のコンディションに気を配るようにしている。
自分が明るく入れれば、周りも明るくできる。
自分のコンディションを下げるような事柄や人はなるべく近くに置かないようにしている。
そうやって自分が明るく生きれる環境を整える。
体調を整える…のと同じ、自分の最低限の努力。
30代後半でやっとできるようになってきたこと。
この日の前日、たまたま自分のコンディションを下げるような事柄に出くわした。
何と言うか…小手先の浅知恵で言葉を繋ぐ人に出くわしてしまった。
浅はかな理論武装で論破にこだわる人。
関係性的に切るに切れない位置に置いてしまったことで鬱々とした気分になってしまった。
自分の気持ちの中でどう処理するかだけだが…今回はなかなかそれに苦戦していた。
悩むこと程無駄な時間はない。
考える時間は必要だが、悩むこととは違う。
そういう時は適当でいいから10秒以内に判断して動いてみる…を繰り返している。
が…今回はなかなか。
自分がやっている生配信の実況は自分のテンションが全てとも思う。
反応がいいときは、自分の楽しいと思った感情や感動をそのまま解き放ったときだ。
いいものがやれるかどうかは、準備で決まる…今回は…少ししくじった。
会場に着くと、名古屋大橋ジムの大橋 弘政会長が走り回っている。
中日本では珍しい土曜夜の興行。
これまでになかった照明の演出を行い、パンフレットは紙ではなく電子パンフレット。
LINEを使用した勝敗予想企画を行い、最後までお客さんが残ってくれるように工夫した。
挨拶する隙さえ見つからない走り回りっぷり。
胸が熱くなる…自分もベストを。
そんな折、この日出場する久松 大輝(とよはし)とすれ違う。
こちらの挨拶に試合前とは思えない笑顔で答えてくれた。
試合前、ピリピリしていてもおかしくない場面。
優しさや明るさは強さだ。
うまく整っていなかった心のコンディションが一気に整う。
今日、僕はこの選手の試合を世の中に届ける。
何をするかより、誰とするか。
自分の大好きな選手たちと一緒になにかできる幸せをかみしめる。
さて、ここでいつもの言い訳前置き。
自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
そして、TVで観戦するのとは違い、1つの角度しか見れず、スロー再生もない。
レフリーで隠れたタイミングでパンチが入っても気付けないし、かなり離れた自由席での観戦。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。
先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。
第一試合はこの日がラバーマッチとなる二人の戦い。
これまでの二人の戦いを思い返しながら配信を開始する。
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