祝！選手名鑑6周年(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ！ 2021/10/05

祝！選手名鑑6周年(雑)　ボクシング選手名鑑ピックアップ！　2021/10/05

2015年10月5日、結婚3周年の翌日。

「お前のやりたいことは何なんだ！」

響き渡った我が妻の怒号によりスタートしたボクシング選手名鑑。
おかげさまで6周年を迎えました。

当初、目標にしたのは2万人掲載。
現在掲載できているのは7500人くらい。
月に100人～150人ペースで進んでいるので、順調にいけばあと10年くらいで達成できる算段です。

戦績の長い選手の掲載が少なくなればペースも上がると思いきや、
選手が増えれば増える程、当然リンクの数も多くなり、なかなか…。
コツコツと頑張ってまいりますので、何卒宜しくお願い致します。

ボクシング選手名鑑を作成していくにあたって、あることがわかりました。
それは、自分がボクサーだったことを言わずに亡くなっている方が一定数いるということ。

終戦直後の選手のページを掲載し始めた頃から、

「この選手、自分の祖父です。何かわかることはありませんか？
　掲載されている雑誌などわかりますか？」

なんていう問い合わせが来るようになりました。
1年に10件以上、そういった連絡をいただきます。

そういった選手の戦績は、負け越しだったりすることも多く、
当然、後世に名の残るボクサーではありません。

立派な戦績であればもしかしたら、子供や孫にも、
自分のプロボクサーとしてのキャリアを話していたかもしれません。

もしかしたら、そういった機会に恵まれなかっただけかもしれませんが、
もし仮に、立派な戦績ではないことがそうさせているのであれば…。
自分の祖父がプロボクサーと言う立派なアスリートであったことを知った
お孫さんが、それを嬉しく思い、誇りに思うことを知って欲しいと思います。

今現在のリングを戦うボクサー達にも、このことを知って欲しいです。
全戦全敗でリングを降りたとして、それを大したことないなんて思うのは
プロボクサーという枠の中の内々のものであり、偏屈なファンの意見でしかないのです。

プロボクサーというのは、立派なプロアスリート。
思うような結果が残らなかったとして、
あなたの身近な人たちにとって、自慢のプロスポーツ選手なんです。

今は亡きボクサーのお孫さんたち、何人かとやりとりをしました。
たとえ、その選手の戦績が振るわなくても、それを恥ずかしがる方はいません。

戦績からわかることなんて何一つない。
それは、ボクシング選手名鑑を作るうえでより強く感じるようになりました。
戦績/戦歴の羅列は、ただの目次なのです。

その一行一行に、本編と言える試合があり、
その行間には様々な人間ドラマが潜んでいます。

「戦績」という見出しから、一人でも、
ボクシングの魅力に漬かってくれる人が増えることを願っています。

さぁ、下積み10年。
7年目も頑張るぞー！！！

各選手の戦績はこちら。
ボクシング選手名鑑

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