中日本所属選手 8月の試合結果(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2024/09/01
2024年8月4日(日)
大阪府:天満橋エルおおさか2階エル・シアター
【スーパーバンタム級6回戦】
田甫 吉駿(森岡) ○ vs 時弘 将志(とよはし)
6R判定 3-0(58-56×3)
接戦届かずも、時弘らしい観客を湧かせるファイトで渡り合ったとのこと。
相手を揺らす場面もあり、見る人によっては逆もあり得た試合だったと聞いた。
B級初勝利まであと一歩…JCL全国優勝者相手にもここまで迫るようになった。
とよはしのエースが、負けを重ねながら強くなっていく。
B級の壁…乗り越えるまであと僅か。
田甫 吉駿 9戦7勝(2KO)2敗
時弘 将志 11戦3勝(1KO)6敗2分
2024年8月4日(日)
大阪府:大阪市立住吉区民センター
【55kg契約8回戦】
桑畑デカナルド 闘凜生(六島) 〇 vs 武藤 涼太(松田)
8R判定 3-0(78-74、79-73×2)
前半からボディを効かされ、体をくの字に折る場面もあった武藤。
そこから必死の抵抗を見せ、初の敗戦ながら熱い感情を観客席に提供した。
全日本新人王として得た日本ランキング。
失うことを恐れず、上位ランカーへ挑んだ一戦。
まだ、届かなかった…まだ。
国内屈指の強豪と対峙して、老舗名門松田の連続不敗記録も19でストップ。
だから何だ!武藤は強くなる!そう思えた試合。
きっと松田ジムにとっても、連続不敗記録20以上に
大きな価値をもたらしてくれる敗戦となるハズ。
将来のベルトに向けて、必要な敗戦だったと言わせてくれる未来を。
デカナルド 闘凜生 12戦7勝(4KO)3敗2分
武藤 涼太 8戦6勝(4KO)1敗1分
2024年8月24日(土)
大阪府:大和アリーナ
【58kg契約4回戦】
佐藤 陽太(LUSH緑) △ vs △ 阿部 樹(changes)
2R負傷ドロー
序盤から頻発していたバッティングで最終的には両者カット。
佐藤の傷が深く、試合続行不可能となった。
まずはクセにならないようしっかりと傷を治して欲しい。
すぐ切れるようになれば、キャリアを縮める致命傷になりかねない。
押している中での事故…行き場のない無念さもあるが、人生そういうもの。
しっかりと割り切って次に進んで欲しいと感じる。
佐藤 陽太 3戦2勝(1KO)1分
阿部 樹 6戦2勝(1KO)2敗2分
8月27日(火)
東京:後楽園ホール
■日本ウェルター級王座決定戦
【ウェルター級10回戦】
セムジュ・デビッド(中日) 〇 vs 石脇 麻生(石田)
7RTKO
デビッドが後楽園ホールでその名を轟かせた戴冠劇。
中国での敗戦以降、練習への取り組み方が変わったと聞いていたデビッド。
日本1位vs2位の決定戦で圧倒的な力の差を示した。
2R以降は強打の石脇を完璧に空転させて一方的な展開でのTKO劇。
名のある相手だったからこそ、デビッドの強さが知らしめられたと感じている。
セムジュ・デビッド 7戦6勝(4KO)1敗
石脇 麻生 22戦13勝(9KO)8敗1分
(所感)
輸入ボクサーとしての日本人の壁ではなく、我らがスターに…。
デビッドがこの国で愛されることを願います。
7月の敵地戦績
4戦1勝2敗1分
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