中日本所属選手 3月の試合予定(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2024/02/29

中日本所属選手 3月の試合予定(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2024/02/29

 

いよいよ開幕する中日本。
3月16日にLUSH緑が前WBC世界ライトフライ級王者の矢吹 正道(LUSH緑)をメインに
ポートメッセ名古屋での興行…こちらTravel TVで配信予定となっております。

また、3月31日には刈谷あいおいホールで、能嶋 宏弥(薬師寺)が東京五輪代表選手と対峙。
世界的逸材が中日ジム所属としての日本デビューは衝撃です。
こちらは sakanaチャンネルより配信予定。

さらに同日、3150fightがようやく中日本上陸。
ミドル級の世界的ホープたちがしのぎを削るビッグトーナメントの準々決勝がラインナップ。
超豪華なカードが連発することとなっております。

さて、そんな3月、敵地のリングに上がる選手たちを紹介!


ライオンズ・ゲート
2024年3月8日(金) 18:00~ 東京:後楽園ホール

■日本スーパーフェザー級ユースタイトルマッチ
【スーパーフェザー級8回戦】
渡邊 海(ライオンズ) vs 大畑 俊平(駿河男児)

渡邊 海 13戦11勝(6KO)1敗1分
大畑 俊平 2戦2勝(1KO)

デビュー戦の勝利者インタビューで「僕は面白くない試合をする」と宣言した大畑。
お客に媚びない「イキのいい選手」の登場に胸が高鳴った。
尊大な言葉に付随する実力もあり。
B級デビューから2戦連続圧倒的な内容でA級昇格し、ユースタイトルに挑む。
23歳までにA級昇格したボクサーだけが挑めるタイトル。

相手は”北陸の原石”英 洸貴(カシミ)をあと一歩まで追い詰めた猛者。
日本、OPBF東洋太平洋、WBOアジア太平洋…
日本の主要な地域タイトル3つすべてでランキングされている。

実績、経験共に格上の相手。
ベルト奪取で一気にその名を売ることができるか。


Fighting Bee
2024年3月15日(金) 18:00~ 東京:後楽園ホール

【フェザー級8回戦】
英 洸貴(カシミ) vs 中川 抹茶(スパイダー根本)

英 洸貴 18戦12勝(4KO)2敗4分
中川 抹茶 18戦15勝(6KO)2敗1分

英が後楽園ホールでメインイベントを張り、強豪ノーランカーを迎え撃つ。
相手はかつて中村 祐斗(市野)と初代日本ユース王座をかけて戦った中川。
キレの鋭い左が英を襲うか、英の硬質なディフェンスが封じるか。

現在主要地域タイトル3つで下位にランキングされている英。
原石と言われた男も今や立派な日本ランカーだが
群雄割拠のフェザー級で存在感を示していきたい時期。

崩しの難しい攻防スタイルに、生唾を垂らすマニアたちも増殖中。
要チェック選手として名前が上がるようにもなった。
メインの舞台で、より多くのマニアたちの目に触れる。
また一つ、英が階段を登ろうとしている。


NTT ドコモ Presents Lemino BOXINGフェニックスバトル112
2024年3月18日(月) 17:45~ 東京:後楽園ホール

【ライトフライ級8回戦】
■日本ライトフライ級ユースタイトルマッチ
坂間 叶夢(ワールドS) vs 大木 彪楽(浜松堀内)

坂間 叶夢 9戦9勝(8KO)
大木 彪楽 2戦1勝(1KO)1分

A級初戦でのビッグチャンスを手に入れた大木。
アマチュアでインターハイ準優勝の実績を持つ
未だ中日本のリングには登場していないが、実力は折り紙付きだ。

相手は既に主要3団体で世界ランキングにも入っている将来の世界王者候補。
無敗街道をひた走り、避けたがる選手も多い中で、大木が挑戦者として名乗りを上げている。
アマチュアで確かな実績を持ちながら、Bサイドとしての立場も受け入れる。
デビュー戦からホープ対決に挑み、強い奴らとの戦いを求めるようなキャリア構築。
たった3戦目で、そのボクサーズロードを分厚い物へとさせるカードを戦う。

 

イタリア・ローマ
2024年3月22日(金)

■WBCスーパーフェザー級シルバー王座決定戦/WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦
力石 政法(LUSH緑) vs マイケル・マグネッシ(伊)

力石 政法 15戦14勝(9KO)1敗
マイケル・マグネッシ 24戦23勝(13KO)1敗

国内最強を証明した力石が世界へと飛び立つ。
相手はゴリゴリのファイター、二団体で世界ランキングに入る実力も相当なもの。
リングは既定の範囲の中でも小さめのものが用意される予定で
ファイターのマグネッシに地の利が働く試合になる。

昨今の戦いぶりから力石有利の声も聞こえるが、
力石唯一の敗北は相手にガチャ詰めされての一撃を喰ったもの。
至近距離での攻防を力石対策としてきたその術中にハマってしまった。

今も引っ掛かっているだろうあの日の敗戦。
この試合の勝利は、「敗戦との決別」の構図が見えるように思う。
世界に挑む前に片付けるべき宿題がそこにある。

孕む意味の大きさ、多さ共に膨大な試合。
決して簡単な試合ではない…ただし、絶対に乗り越えなければならない試合だ。

 

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