ボクシング選手名鑑10周年のお知らせ(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2025/10/05

ボクシング選手名鑑10周年のお知らせ(雑) ボクシング選手名鑑ピックアップ! 2025/10/05

 

10月を迎えまして、ボクシング選手名鑑10周年となりました。
今日この日、sakanaチャンネル生配信が復活というのも運命を感じます。

こそこそと始まったボクシング選手名鑑。
まだ自分の仕事で思うようには食べれなかった時期。
当時はわずらわしさもあり、人間嫌いもあり…。
顔を隠して始まっておりました。

少しずつサイトが人に発見されるようになってきたころ、
見に行ける試合だけでもと観戦記を書き始めました。
戦績サイトを運営しながら「選手が戦績だけで判断される」ことに違和感を感じたのです。

負け試合でも素晴らしい試合はある、負けは「弱い」わけではない。
ただ、相手がより強かっただけ、負けの数は自分より強い相手に挑んだ数であり
勇敢さを表す数字…そんな感覚を知ってもらいたかった。

当時、タキザワジムの滝澤会長が書いていたブログにも反骨心みたいなものもありました。
手厳しい内容で、それも正解だとは思いましたが、なんせ発信する人の数が少ない。

本当は別の角度での見方や感想もあるのに…。
ましてや日本タイトルまで争った実績ある人の書くもの。
滝澤会長(当時:滝澤トレーナー)の書くものが「そうだったこと」になってしまう。

東京に行けば、厳しい意見もあれば、塩試合なんて揶揄される試合に、
感動したという意見を発信する人もいる。
中日本には多彩な角度の観戦レビューはない。

どこで開催されようとボクシングはボクシングなのに…
後楽園ホールがうらやましく思えました。

書こうと思い立った時に思っていたこと。
僕は競技経験がない…逆にそれが強みで、純粋にリングやボクサーに対して持つ
憧れのまなざしをそのまま文章に落とそうと思いました。
そうすれば、滝澤トレーナーが書くものと全く別のものが出来上がると思いました。

のちに二人でそのときのことを話しました。
「タキスグさん」が書いていてくれたからこそ、対抗心が産まれた。
彼こそが、中日本ボクシング観戦記の産みの親と言ってもいいのではないかと思っています。

2017年ころから始まった観戦記ももう8年ほど継続。

中野ブロードウェイ go-rockさんと一緒に、
フリーペーパーWINを作らせてもらったりもしました。
今思えば、go-rockの僕を初めて認めてくれた人だったように思います。
そのとき、同じフリーペーパーに寄稿していた朝日新聞の伊藤記者とご縁ができました。

コロナが訪れ、無観客配信なし、関係者しか見れない試合が開催されたとき、
生配信をやろうと…そのときに取材してくれたのが、朝日新聞の伊藤記者でした。

ボクシングチケットドットコムさんが、配信の告知方法についてサポートしてくれたり
全国ネットのラジオ番組(文化放送)に出させてもらったり…。
このとき、番組スポンサーの外壁工事専門オフィスチャンプ様が
「せきちゃんを出さなきゃスポンサーを降りる」とまで言ってくださったそうです。

配信終了時には表彰もしていただき、引退式のリングにあげてくれた選手もいました。
リングアナウンサーの眞野さんは僕を後継者として付け狙っています。
やり始めた当時を思うと何もかもが信じられません。

動画配信時代になり、手厳しいことが当たり前だったファンの批評もかわりました。
僕が観戦記を書き始めたころ、共感してくれる人はどれだけいたでしょうか。
「何言ってんだこいつ?」感はすさまじかったです。
自分の見てきた世界を少しずつ共有してもらえる。
こんな幸せなことはないです。

本当に様々な人々にお世話になりました。
ここからまた体が動く限り、続けていこうと思っています。
今度とも何卒、よろしくお願いいたします。

 

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