エミール・グリフィス(Emile Griffith)(米)
本名：エミール・アルフォンス・グリフィス
生年月日：1938年2月3日
国籍：米
戦績：112戦85勝(23KO)24敗2分1無効試合
【獲得タイトル】
第52代世界ウェルター級王座
第54代世界ウェルター級王座
初代世界スーパーウェルター級王座
初代WBA世界ウェルター級王座
初代WBC世界ウェルター級王座
第3代WBA世界ウェルター級王座
第3代WBC世界ウェルター級王座
第4代WBA世界ミドル級王座
第4代WBC世界ミドル級王座
第6代WBA世界ミドル級王座
第6代WBC世界ミドル級王座
【戦歴】
1958/06/02 ○4R判定 (採点不明) ジョー・パラム(米)
1958/06/23 ○4R判定 (採点不明) ブルース・ギブソン(米)
1958/07/21 ○4R判定 (採点不明) トミー・リークス(米)
1958/10/06 ○6R判定 (採点不明) アーティー・カニンガム(米)
1958/11/17 ○3RTKO セルヒオ・リオス(キューバ)
1958/12/15 ○5RKO ラリー・ジョーンズ(米)
1959/01/26 ○5RTKO ゲイロード・バーンズ(米)
1959/02/09 ○5RTKO ウィリー・ジョー・ジョンソン(米)
1959/02/23 ○5RTKO バリー・アリソン(米)
1959/03/23 ○10R判定 3-0(9-1、9-1、8-1) ボビー・シェル(米)
1959/04/27 ○10R判定 3-0(6-3、7-3、5-4) メル・バーカー(米)
1959/05/25 ○10R判定 3-0(6-3、8-1、8-1) ウィリー・スティーブンソン(米)
1959/08/07 ○10R判定 3-0(7-3、7-3、8-2) キッド・フィチケ(キューバ)
1959/10/26 ●10R判定 1-2(4-5、3-6、5-4) ランディ・サンディ(米)
1959/11/23 ○7RTKO レイ・ランカスター(米)
1960/01/08 ○10R判定 3-0(採点不明) ロベルト・ペーニャ(メキシコ)
1960/02/12 ○10R判定 2-1(1-8、8-1、7-3) ガスパル・オルテガ(メキシコ)
1960/03/11 ○10R判定 2-1(4-5、5-4、5-4) デニー・モイヤー(米)
1960/04/26 ●10R判定 1-2(96-99、98-100、99-96) デニー・モイヤー(米)
1960/06/03 ○10R判定 2-1(5-4、5-4、4-6) ホルヘ・フェルナンデス(亜)
1960/07/25 ○10R判定 3-0(5-4、5-4、5-4) ホルヘ・フェルナンデス(亜)
1960/08/25 ○10R判定 3-0(6-2、6-2、7-3) フロレンティーノ・フェルナンデス(キューバ)
1960/10/22 ○8RTKO ウィリー・トウィエル(南ア)
1960/12/17 ○10R判定 2-1(4-5、5-4、6-4) ルイス・ロドリゲス(キューバ)
■世界ウェルター級タイトルマッチ
1961/04/01 ○13RKO ベニー・キッド・パレット(キューバ)
※世界ウェルター級王座獲得
■世界ウェルター級タイトルマッチ
1961/06/03 ○12RTKO ガスパル・オルテガ(メキシコ)
※世界ウェルター級王座防衛①
1961/07/29 ○10R判定 3-0(6-5、8-2、7-2) ヤマ・バマ(バハマ)
■世界ウェルター級タイトルマッチ
1961/09/30 ●15R判定 1-2(8-6、6-9、6-8) ベニー・キッド・パレット(キューバ)
※世界ウェルター級王座陥落
1961/11/04 ○4RKO スタンフォード・ブーラ(米)
1961/12/23 ○10R判定 2-0(5-3、7-3、5-5) イサック・レガルト(キューバ)
1962/02/03 ○10R判定 3-0(採点不明) ジョニー・トーレス(米)
■世界ウェルター級タイトルマッチ
1962/03/24 ○12RTKO ベニー・キッド・パレット(キューバ)
※世界ウェルター級王座獲得
■世界ウェルター級タイトルマッチ
1962/07/13 ○15R判定 3-0(71-64、74-65、73-69) ラルフ・デュパス(米)
※世界ウェルター級王座防衛①
1962/08/18 ○10R判定 2-1(99-95、99-96、96-97) デニー・モイヤー(米)
1962/10/06 ○10R判定 3-0(採点不明) ドン・フルマー(米)
■世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
1962/10/17 ○15R判定 (採点不明) テッド・ライト(米)
※世界スーパーウェルター級王座獲得(のちに消滅)
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1962/12/08 ○9RTKO ホルヘ・フェルナンデス(亜)
※WBA世界ウェルター級王座防衛①
※WBC世界ウェルター級王座防衛①
■世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
1963/02/03 ○9RTKO クリス・クリステンセン(デンマーク)
※世界スーパーウェルター級王座防衛①
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1963/03/21 ●15R判定 0-3(5-9、6-8、5-8) ルイス・ロドリゲス(キューバ)
※WBA世界ウェルター級王座陥落
※WBC世界ウェルター級王座陥落
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1963/06/08 ○15R判定 2-1(9-6、8-7、5-10) ルイス・ロドリゲス(キューバ)
※WBA世界ウェルター級王座獲得
※WBC世界ウェルター級王座獲得
1963/08/10 ○10R判定 3-0(6-3、6-3、8-1) ホリー・ミムズ(米)
1963/10/05 ○10R判定 2-0(96-91、98-98、98-93) ホセ・ゴンサレス(プエルトリコ)
1963/12/20 ●1RTKO ルービン・カーター(米)
1964/02/10 ○3RKO ラルフ・デュパス(米)
1964/03/11 ×7R無効試合 カルロ・デュラン(伊)
1964/04/14 ○4RKO スタン・ハリントン(米)
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1964/06/12 ○15R判定 2-1(69-67、70-68、70-71) ルイス・ロドリゲス(キューバ)
※WBA世界ウェルター級王座防衛①
※WBC世界ウェルター級王座防衛①
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1964/09/22 ○15R判定 3-0(採点不明) ブライアン・カービス(英)
※WBA世界ウェルター級王座防衛②
※WBC世界ウェルター級王座防衛②
1964/12/01 ○9RTKO デイブ・チャーニー(英)
1965/01/26 ●10R判定 1-2(94-97、97-94、95-96) マヌエル・ゴンサレス(米)
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1965/03/30 ○15R判定 3-0(11-4、9-5、8-6) ホセ・スタブレ(キューバ)
※WBA世界ウェルター級王座防衛③
※WBC世界ウェルター級王座防衛③
1965/06/14 ○10R判定 3-0(49-43、49-45、49-42) エディ・ペース(米)
■WBA米国ミドル級王座決定戦
1965/08/19 ●12R判定 0-3(115-117、112-120、111-118) ドン・フルマー(米)
※WBA米国ミドル級王座挑戦
1965/09/14 ○4RTKO ガベ・テレネネス(米)
1965/10/04 ○7R棄権 ハリー・スコット(英)
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1965/12/10 ○15R判定 3-0(9-5、11-3、12-3) マヌエル・ゴンザレス(米)
※WBA世界ウェルター級王座防衛④(のちに返上)
※WBC世界ウェルター級王座防衛④(のちに返上)
1966/02/03 ○10R判定 3-0(46-44、49-41、49-43) ジョニー・ブルックス(米)
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1966/04/25 ○15R判定 3-0(9-5、7-6、8-7) ディック・タイガー(ナイジェリア)
※WBA世界ミドル級王座獲得
※WBC世界ミドル級王座獲得
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1966/07/13 ○15R判定 2-0(7-7、8-7、9-5) ジョーイ・アーチャー(米)
※WBA世界ミドル級王座防衛①
※WBC世界ミドル級王座防衛①
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1967/01/23 ○15R判定 3-0(8-6、8-6、8-7) ジョーイ・アーチャー(米)
※WBA世界ミドル級王座防衛②
※WBC世界ミドル級王座防衛②
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1967/04/17 ●15R判定 0-3(5-10、5-10、6-9) ニノ・ベンベヌチ(伊)
※WBA世界ミドル級王座陥落
※WBC世界ミドル級王座陥落
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1967/09/29 ○15R判定 2-0(7-7、9-5、9-5) ニノ・ベンベヌチ(伊)
※WBA世界ミドル級王座獲得
※WBC世界ミドル級王座獲得
1967/12/15 ○6RTKO レモ・ゴルファリーニ(米)
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1968/03/04 ●15R判定 0-3(6-8、6-8、7-7) ニノ・ベンベヌチ(伊)
※WBA世界ミドル級王座陥落
※WBC世界ミドル級王座陥落
1968/06/11 ○12R判定 2-0(5-5、8-4、8-3) アンディ・ハイルマン(米)
1968/08/06 ○12R判定 3-0(58-53、58-51、56-53) ジプシー・ジョー・ハリス(米)
1968/10/29 ●10R判定 1-2(46-47、47-44、46-47) スタンリー・ヘイワード(米)
1969/02/03 ○10R判定 3-0(8-2、8-2、7-3) アンディ・ハイルマン(米)
1969/05/12 ○12R判定 3-0(8-4、8-4、9-3) スタンリー・ヘイワード(米)
1969/07/11 ○7RTKO ディック・ディベロニカ(米)
1969/08/15 ○10R判定 2-1(93-96、98-97、97-95) アート・ヘルナンデス(米)
■WBA/WBC世界ウェルター級タイトルマッチ
1969/10/17 ●15R判定 0-3(4-11、3-11、4-9) ホセ・ナポレス(キューバ)
※WBA世界ウェルター級王座挑戦
※WBC世界ウェルター級王座挑戦
1970/01/28 ○10R判定 3-0(49-43、47-43、46-45) ドイル・ベアード(米)
1970/03/11 ○12R判定 3-0(9-3、8-4、6-5) カルロス・マークス(トリニダードトバゴ)
1970/06/04 ○10R判定 (48-41) トム・ボグス(デンマーク)
1970/07/15 ○10R判定 3-0(7-2、7-2、8-2) ディック・タイガー(ナイジェリア)
1970/10/17 ○12R判定 3-0(採点不明) ダニー・ペレス(米)
1970/11/10 ○10R判定 3-0(6-3、8-1、7-3) ネイト・コリンズ(米)
1971/03/05 ○7RTKO フアン・ラモス(米)
1971/03/23 ○10R判定 3-0(7-1、8-2、6-1) ラファエル・グティエレス(メキシコ)
1971/05/03 ○10R判定 2-0(47-45、46-46、47-45) アーニー・ロペス(米)
1971/07/26 ○10R判定 3-0(7-3、6-4、9-1) ネシム・マックス・コーエン(仏)
■WBA/WBC世界ミドル級タイトルマッチ
1971/09/25 ●14RTKO カルロス・モンソン(亜)
※WBA世界ミドル級王座挑戦
※WBC世界ミドル級王座挑戦
1971/12/10 ○10R判定 3-0(6-3、8-2、7-2) ダニー・マクイーン(米)
1972/01/31 ○10R判定 3-0(7-3、9-1、9-1) アルマンド・ムニス(メキシコ)
1972/02/21 ○10R判定 (採点不明) ジャック・ケチチアン(仏)
1972/03/30 ○10R判定 3-0(5-4、5-4、5-2) アーニー・ロペス(米)
1972/09/16 ○10R判定 2-1(100-98、97-95、95-97) ジョー・デヌッチ(米)
1972/10/11 ○12R判定 2-1(120-108、120-108、117-118) ジョー・デヌッチ(米)
1972/12/18 ●7R反則 ジャン・クロード・ブーティー(仏)
1973/03/12 △10R判定 (採点不明) ネシム・マックス・コーエン(仏)
1973/06/02 ●15R判定 0-3(145-147、144-147、143-147) カルロス・モンソン(亜)
1973/11/01 ○10R判定 2-0(97-94、97-94、98-98) マヌエル・ゴンザレス(米)
1973/11/19 ●12R判定 0-3(54-58、54-59、54-59) トニー・ムンディーヌ(豪)
■NABF北米ミドル級王座決定戦
1974/02/05 ●12R判定 0-3(112-120、114-117、112-119) トニー・リカタ(米)
※NABF北米ミドル級王座挑戦
1974/05/25 ○10R判定 (採点不明) レナート・ガルシア(チリ)
1974/10/09 ○10R判定 2-0(45-41、48-43、45-45) ベニー・ブリスコー(米)
1974/11/22 ●10R判定 0-3(3-6、2-7、2-8) ビト・アンツォフェルモ(伊)
1974/12/10 ○10R判定 3-0(50-44、48-46、48-47) ドナト・パドゥアノ(カナダ)
1975/05/31 ●10R判定 0-3(採点不明) ホセ・ルイス・デュラン(亜)
1975/07/23 ○10R判定 3-0(48-44、49-41、48-45 ) レオ・サンス(米)
1975/08/09 ●10R判定 (採点不明) エリヤ・マカティニ(南ア)
1975/11/07 ○10R判定 3-0(8-2、7-1、6-4) ホセ・ロベルト・チリノ(亜)
1976/02/09 ●10R判定 0-3(採点不明) ルシフ・ハマーニ(アルジェリア)
1976/06/26 △10R判定 (採点不明) ベニー・ブリスコー(米)
■WBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチ
1976/09/18 ●15R判定 0-2(145-145、143-149、145-148) エッカード・ダーゲ(独)
※WBC世界スーパーウェルター級王座挑戦
1976/10/24 ○4RTKO ディノ・デルシド(パナマ)
1976/12/04 ○9RTKO フランク・ライチェ(独)
1977/02/02 ○10R判定 2-0(5-5、5-5、7-3) クリスティ・エリオット(アイルランド)
1977/04/15 ●10R判定 (採点不明) ジョエル・ボネトナズ(仏)
1977/07/16 ●10R判定 1-2(93-98、96-97、97-96) メイフィールド・ペニントン(米)
1977/07/30 ●10R判定 (採点不明) アラン・ミンター(英)
【補足情報】
・アメリカ領ヴァージン諸島-セント・トーマス島出身。
・WBA/WBCの分裂に伴い、両団体の初代王者に認定されている。
・ベニー・キッド・パレット3戦目では試合後にパレットが死亡。TV局が一時期ボクシング中継から
撤退するほどの社会問題となった。この試合で負ったグリフィスの罪悪感との葛藤はのちに映画化される。
・晩年にバイセクシャルであったことを明かしている。
・2013年7月23日、重度の認知症を患っていたグリフィスは米ニューヨーク州内の介護施設にて75歳で逝去。
※当ブログでは情報を求めています。
誤った情報、追記すべき内容等ありましたら精査の上反映させていただきますので
コメントいただけますと幸いです。
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