2023/07/30 -愛知・刈谷あいおいホール- セミファイナル~ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2023/07/30 -愛知・刈谷あいおいホール- セミファイナル~ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 

【53.4Kg契約6回戦】
西峯 勇人(角海老宝石) vs 辻 永遠(勝輝)

西峯 勇人 7戦4勝(1KO)2敗1分
辻 永遠 5戦4勝(3KO)1敗

 

3-0(59-54、58-55、59-54) 辻の判定勝利。

鋭利に撃ち抜く右ストレートでダウンを奪い、この右で最後まで捉え続けた辻。
対してカウンターの一撃で何度も危ないと思わせる場面を作った西峰。


待ちでの一撃を狙いながら、そのスタイルを最後まで貫いた。
最終ラウンド、積極的に仕掛ける選択もあったのかもしれないが、
劣勢に追い込まれても、その勝ち筋を捨てることはなかった。
結果にはつながらなかったが、一つの正解だったと感じる。


足を使いながらも常に自分から行った辻。
何度も強烈にカウンターを喰ったが、それでも自分から行き続けた。
ダウンを奪った右ストレートは何度も西峰の顔面を襲った。


待ちのボクサーと、足を使うボクサー。
膠着状態に陥りがちな構図だが、
決してそうはならず、緊張感の高い面白い試合を展開していった。

中日本の選手たちも多くがぶつかるB級の壁。
中日本内でのB級対決は選手数からもなかなか難しい。
他地区で戦う、こういった選手たちに勝てる力がいる。


強かった、いいものを見せてもらった。
これからの試合を追っていくことはできないかもしれないが
後楽園や西のリングで、この二人の試合に出くわす幸運を願いたい。

 

【バンタム級8回戦】
溝越 斗夢(緑) vs 杉本 太一(勝輝)

溝越 斗夢 15戦10勝(5KO)4敗1分
杉本 太一 12戦9勝(1KO)1敗2分

 

1-0(77-75、76-76、76-76) 溝越側から見て1-0のドロー。

マイジャッジは78-74で溝越。
1~6Rまでが溝越、7、8Rが杉本の計算だ。
しかし、1~6までの間に際どいラウンドが2つあったように思う。
ドローでも、計算としてはギリギリ合う。


出続ける杉本に、捌きながらカウンターを叩き込む溝越。
延々とアタックする杉本に対し、動き回り続けた結果、スタミナをロスした。
結果、後半2Rで勝ちを確定させるには至らなかった。


ある意味、杉本がもぎ取ったドローとも言える。
テル のび太(緑)戦がフロックではないことを示し、
中部地区のメインイベンタークラスの実力を改めて証明した。


この日は悔しいドローとなった溝越だが、ランカー戦線を戦い続けて時間も経つ。
チャンピオンとランカーたちの間には差があるもの。
もう一つ上へ…今のままじゃ足りない。

しかし、これまで、一撃でのKO負けや、
勝ったと思った試合の判定負けは何度も踏んで来た溝越。
その度に変貌を遂げての今の立ち位置だ。

変貌と簡単に言っても、それは容易なことではない。
待ちのカウンターボクシング、アウトボクシング、自分から攻めてのカウンター…。
一度変わるだけでも大変なもの。それを何度も何度も繰り返した。

溝越は並みのボクサーじゃない。
このドローを踏まえて、きっと辿り着く…そう思わせてくれる。
その時を楽しみにしている。

 

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