2024/8/11 -愛知・刈谷あいおいホール – 前置き(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

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「Travel TV が配信に入るよ」

そう聞いたのは直前だった。

VTRでも録るのかな…そう受け取っていた。

興行前日、発表されたのはTravel TV のボクシング興行チャンネル。
各地の試合映像を流していくらしい。

こちらの生配信とバッティングする。
バタバタして目を通せていなかったLineの通知がとんでもないことになっていた。

「もうせきちゃんの配信はなくなるってことですか?」
「せきちゃんはボクシング界から干されたんですか?」

見て少し笑ってしまった。


スマホからの配信にこだわっているのは「他」が出て来て欲しいから。
配信の難易度をあげると、他の参入が難しくなる。
さらに、放映権料を払い続けているのは、そのときにちゃんとその映像に値段がついて欲しいから。

プロモーターさんとの距離も近付き、無料でもいいと言ってもらえることも増えた。
なるべくその申し出は断るようにしてきた。
ご厚意として無料で配信させてもらったことはあるが、なるべく避けるようにしてきた。

僕からすれば、望んでいた形をTravel TVが叶えてくれた形となる。
自分一人の財布では、どれだけ尽くそうと何も変わらない。
だから、体を使っていこうと思った。

ファイトマネーが安すぎる、裏方はほとんど無報酬。
なんだかんだプロモーターもジムも儲からない。
そんな世界を変えたかった。
尽くしすぎて家を売るハメになったファンも見て来た。

「ボクシングを盛り上げたい気持ちはみんな一緒」

僕が大きな病気をやり、生配信を辞めようかと悩んでいたとき、
HEIWAジムの二村マネージャーがくれた言葉だ。


もし、自分に大きなお金があれば、きっとボクシング選手名鑑も生配信もやっていない。
お金を出せない分、体や時間をそこに充てている。

自分がやっていることに価値があれば、大きな資本を持ったところが、同じことをやりに来る。
これは、個人事業主として何度も体験した事。
ずるいとかそういったことではない。
経済活動の中のしかるべき形だ。

逆に自分の行いの価値が認められたということ。
さらに、資本さえあればできるのに…そういったものを続々と叶えて行ってくれる。

Travel TV が認めてくれた。
そんな思いでいる。


念のため、Travel TV がどういう意向で配信をやるのかを確認する。
今回限りのつもりなのか、LUSH BOMU につながる新人王戦に絡むところをやりたいのか。
それとも、今後も続けて行くつもりなのか。
それによっては、「一般人の生配信」が今後も必要になるのか、役割を終えるのか…まで影響がある。

自分達としては「他の配信が入るなら邪魔せずお任せする」というのが意向。
こちらの意向を伝えた上で、色々お話ができた。
ここからはどういった結果が出るかによって柔軟に形を変えていくことになると思っている。

放映権の奪い合いというわけではない。
ベクトルは「ボクシングを盛り上げたい」で一致している。
同じベクトルだから、同じ方向へと進んだ。
それだけのことだった。

であれば、どういう形が最もボクシング界にメリットがあるのか。
そこを調整しながら今後の形が出来上がっていくことになる。
一旦の結論は、並走しながら、形を模索していく。


さて、ここでいつもの前置き。

自分はファンではあるが、熱狂的なマニア程の肥えた目を持ってはいない。
自分より凄いと思えるファンはそこらじゅうに転がっている。
ここに書く内容に誤りが多分に含まれることもある。

先に言い訳をしておきたいわけではなく、そういうものだと言っておきたい。
同じ試合を見ていても、違う感想を持つファンもいるわけで…。
ここに書いたことが正解ではないと…。
それだけは認識した上で、読み進めていただきたい。


また、ボクシングの外側が形を変え、新しいことが始まっていく。
Travel TV と 一般人の生配信が同時配信。
ワクワクすることとしてとらえて欲しい。

 

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