2025/12/27 -愛知・愛知県国際展示場- ファイナル(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!
■IBF世界フライ級タイトルマッチ
【フライ級12回戦】
矢吹 正道(緑) vs フェリックス・アルバラード(ニカラグア)
足を使いながら鋭くジャブを突く矢吹。
ダッキングに合わせて右を撃ちおろす。
前へ前へ詰めていくアルバラードに対し、入り際に強烈にパンチをまとめる矢吹。
強烈に被弾しても前進を止めないアルバラード。
左フックのカウンターを浴びながらも左ボディを叩きつける。
しつこくしつこく前に出るアルバラード。
3Rには足を止めた矢吹と猛烈な撃ち合い。
アルバラードがボディを重ねる中、
矢吹は強烈な右フックと左ボディでアルバラードの突進を落ち着かせる。
とにかく前に出てボディを削りに来るアルバラード。
押し込みながら矢吹のスタミナを奪いにかかる。
6Rに入ると試合はロングレンジの時間が長くなる。
鋭くジャブを飛ばしながら強烈に捉える矢吹。
出続けていたアルバラードを矢吹が下がらせていく。
7R終盤には矢吹のボディで動きが落ちるアルバラード。
しかし、ボディを狙われながらもしつこくしつこく攻め続けるアルバラード。
この窮地をこらえきってまた前へと出始める。
しつこくしつこく前に出るアルバラード。
入り際を矢吹のジャブ、強打が捉えても、詰めてロープ際で撃ち合う場面を作る。
どれだけ被弾が積み重なっても前へと出てくる。
展開は膠着、アルバラードにダメージが蓄積する中、
それでもそれでもしぶとくボディを襲い続けるアルバラード…。
矢吹が失速してもおかしくないと思える中、そのシーンは訪れず。
11R終了間際、撃ち合いの中でパンチをまとめる矢吹の拳がアゴをえぐり
アルバラードがバランスを崩し、ダウンを喫する。
12Rにはこれまで出続けたアルバラードが下がる中、
痛烈に右をねじ込んで2度目のダウンの奪取。
立ち上がってファイティングポーズを獲るアルバラードだが…
レフリーはカウントを止めず。
KOタイムは12R 1分59秒。
アルバラードが望んだ接近戦でボディを効かせ、
アルバラードが望んだはずの消耗戦で失速せず。
ジャブの距離では圧倒的に制圧した矢吹。
世界トップ戦線の実力者であることは間違いないアルバラードが
圧力とボディで削りに来たが、決して飲み込まれず完全にはじき返した矢吹。
全ての局面で制圧したと言ってもいい試合内容。
33歳にして、試合のたびに過去最高を更新し続けているようにも思う。
これでIBFの指名試合もクリアし、今後の展望も広がった。
統一戦か…3階級制覇か…もちろんうまくまとまらなければ防衛を重ねる可能性もある。
いずれにせよ、これからの道のりが楽しみでならない。
矢吹が望む道を歩いてほしい。
矢吹 正道 23戦19勝(18KO)4敗
フェリックス・アルバラード 47戦42勝(35KO)5敗
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