2025/10/05 (二部) -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

2025/10/05 (二部) -愛知・刈谷あいおいホール- みどころ(中日本ボクシング観戦記) ボクシング選手名鑑ピックアップ!

 


【スーパーライト級4回戦】
桑瀬 豪輝(名古屋大橋) vs 矢山 來斗(北島)

桑瀬 豪輝 1戦1敗

京都府出身の27歳。
名前の読みは「くわせ ごうき」。
デビュー戦では今年の中日本新人王である
「ブラジル国籍の大怪獣」島田 ネン(とよはし)のフルスイングをもらって敗戦。


矢山 來斗 2戦2敗

福岡県福岡市出身の18歳。
名前の読みは「ややま らいと」。
西部日本管轄、福岡県の北島ジムより参戦。
中日本のリングには2度目の登場。
前回の中日本のリングではのちに登場する辻 翔太(とよはし)のボディを削って苦しめた。


固いままにデビュー戦を終えてしまった桑瀬。
相手を削りながら後半を盛り返しきれなかった矢山。
悔しい敗戦を喫した二人が初勝利を目指して拳を交える。

 

【フライ級4回戦】
後藤 圭人(名古屋大橋) vs 阿部 秦牙(ミサイル工藤)

後藤 圭人 5戦2勝2敗1分

岐阜県揖斐郡池田町出身の25歳。
名前の読みは「ごとう けいと」。
デビュー当初から輝きを放った技巧派がブランクを空けて昨年復活。
力を増した姿を魅せて復帰戦勝利を挙げている。


阿部 秦牙 3戦1勝(1KO)2敗

大分県大分市出身。
名前の読みは「あべ たいが」
西部日本管轄、大分県のミサイル工藤ジムより参戦。
中日本のリング初登場のために初見。
今年の西部日本新人王戦は決勝で接戦を演じながらも敗戦。


帰って来た技巧派に、惜しくも西部日本新人王を撮り逃した阿部が対峙。
戦績五分と負け越しの対戦だが、力は間違いない二人。
リングで踊る後藤に九州からの刺客はどう対峙するか。


【バンタム級4回戦】
松原 靖貴(トコナメ) vs 片桐 頌斗(中日)

松原 靖貴 5戦4敗1分

愛知県東海市出身の27歳。
名前の読みは「まつばら やすたか」。
2024年sakanaチャンネル生配信ベストバウトを演じた。


片桐 頌斗 8戦1勝(1KO)6敗1分

岐阜県出身の31歳。
名前の読みは「かたぎり しょうと」。
狂ったような連打でバーサーカーと異名されたデビュー当初。
勝ちにつながらない中、スタイルチェンジも試みた。
この日の片桐はどう出るか。


二人合わせて13戦1勝…。
しかしながら、「松原ブランド」と言われるほど「面白い試合」を積み上げてきた松原。
バーサーカー(狂戦士)とも言われた恐怖心をかなぐり捨てた連打を繰り出してきた片桐。
面白くならないはずがない二人が激突することとなった。


【スーパーフェザー級4回戦】
三上 卓也(鈴鹿ニイミ) vs 篠田 健斗(岐阜ヨコゼキ)

三上 卓也 2戦2分

岩手県出身の30歳。
名前の読みは「みかみ たくや」
前戦は1Rでダウンを奪われながらまくり上げてのドロー。


篠田 健斗 3戦1勝2敗

岐阜県岐阜市出身の25歳。
名前の読みは「しのだ けんと」。
「負けながら強くなる」選手を輩出してきている岐阜ヨコゼキ。
2連敗から初勝利を挙げた善前戦、篠田もいよいよか。


ワンツーだけで2つの引き分けを演じた三上。
引き出しは少ないが、そのわずかな武器を駆使してプロの世界を戦う逸材。
手数が出るタイプの篠田を遠ざけることができるか。

どちらの距離で試合が動いていくか…
シンプルなせめぎ合いが分かりやすい面白さを提供してくれるように思える試合。

 

【62.0kg契約4回戦】
林 利亮(緑) vs 辻 翔太(とよはし)

林 利亮 デビュー戦

愛知県愛西市出身の23歳。
名前の読みは「はやし としあき」。
デビュー戦のために初見。
キックボクシング経験あり。


辻 翔太 1戦1勝

愛知県田原市出身の25歳。
名前の読みは「つじ しょうた」。
デビュー戦ではボディを削られながら寄り切ってシビアな戦いを勝利。


先にデビューし、粘り強さを見せつけている辻に対し、
キックのリングを踏んできた林が対峙する。
エントリーするかは不明だが、新人王戦にもつながっていくカード。
ライト級、スーパーライト級あたりの選手と比較して見てみたい試合でもある。

 

【スーパーフライ級4回戦】
横山 鋭人(緑) vs 鈴木 尚也(蟹江)

横山 鋭人 1戦1勝(1KO)

愛知県出身の21歳。
名前の読みは「よこやま えいと」。
デビュー戦から戦歴のある相手を完封の上で勝利している。


鈴木 尚也 3戦1勝(1KO)2敗

愛知県稲沢市出身の25歳。
名前の読みは「すずき なおや」。
至近距離での回転の良さは特筆したい選手。


今年の中日本新人王戦、大混戦のスーパーフライ級で接戦を落とした鈴木。
僕が優勝候補に挙げた選手であり、中日本を獲る力は持っているクラスの選手だと思える。
対して、落ち着き払って完璧なデビュー戦を演じた横山もまた力のある選手。
中日本新人王決勝クラスの試合が見れるものと想像する。

 

【フライ級4回戦】
鶴田 舜弥(トコナメ) vs 奥田 廉(岐阜ヨコゼキ)

鶴田 舜弥 1戦1敗

愛知県大府市出身の19歳
名前の読みは「つるた しゅんや」
アマチュア戦績:10戦2勝8敗
デビュー戦では急襲を食らってのKO負け。


奥田 廉 デビュー戦

岐阜県羽島郡岐南町出身の33歳。
名前の読みは「おくだ れん」
デビュー戦のために初見。
柳ケ瀬の町で様々な事業を展開する実業家ボクサー。


デビュー戦では自身のボクシングを披露する間もなく、相手に飲み込まれて敗戦した鶴田。
ボクサーとしてのシルエットを掴むことはできていない。
両者とも新しいボクサーと言える試合。
特に奥田はリング外にもしっかりと顔を持つ新しいキャラクター。
これからを戦う選手に出会う…楽しみな一戦。

 

【ライト級6回戦】
加藤 頼(名古屋大橋) vs 中里 雄大(中日)

加藤 頼 6戦4勝(1KO)2敗

愛知県名古屋市出身の22歳。
名前の読みは「かとう らい」。
兄は中日本新人王の加藤 陸(松田)
前の手の多彩さと迎え撃つアッパー、伸びる右と武器の多い選手。


中里 雄大 7戦4勝3敗

福岡県北九州市出身の36歳。
名前の読みは「なかざと ゆうだい」。
独特のタイミングを持ち、魔法のようにガードをすり抜ける右ストレートを持つ。
昨年まで2年連続の中日本新人王を獲得。


クセモノ中のクセモノ、中里がB級戦線へ。
相手を狂わせるようなやりにくさもあり…。
綺麗なタイプの加藤とのマッチアップはかなり興味をそそるカード。

スピードでは大きく加藤が上回り、その他のパラメータでも加藤が上。
ただし、それで勝敗が決しないのもボクシング。
様々な相手を苦しめてきた、中里の独特なボクシングが6回戦の舞台でより輝く可能性もあり。
加藤がはっきりと、「上でやれる力」を見せつける可能性もあり。

この試合の結果や内容は、本人たちだけではなく、
刈谷のボクシングシーンにも影響を与えると思える。
両者ともB級初戦、A級リーチをかけるのは…?

 

 

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