ボクシング選手名鑑表彰 ノミネート発表 ボクシング選手名鑑ピックアップ！ 2021/01/31
投票方法とお知らせ
今回創設した5つの賞について、ノミネートの発表です。
以下ノミネートの中から、Twitterの投票機能で
一番ふさわしいと思う賞に投票してください。
24時間の投票を5回、合計5日間の累計で受賞を決定いたします。
※1アカウント、5票の投票権がある計算です。
ただし、今回、ベストバックシートプレイヤーに関しては
投票を割愛し、投稿のあった3名をそのまま受賞としたいと思います。
投稿者を選手に絞ったこともあり、投稿数としては少なくなってしまいましたが、
全く前例のないこの賞に”選手”という「名前」のある立場で投稿してくださった
選手の気持ちを大事にしたいと思いました。
そこで”第1回に限り”複数名の選出とさせていただきます。
【ベストバックシートプレイヤー】
栄えある第１回受賞者は以下の3名です。
前島 正晃会長(駿河男児)
選手の活躍の場を作るために足を使い、頭を下げ続け
「努力していると誰かが必ず見ていてくれる」ことを
体を張って選手に示した前島会長のエピソードを
第一回BBPに選出いたします。
石田 順裕会長(寝屋川石田)
佐々木 佳浩トレーナー(寝屋川石田)
自ジムの無名の6回戦と、アマチュア王者との試合を組み、
自信を持たせてリングに送り込んだ、
二名の裏方を第一回BBPに選出いたします。
投稿内容を原文ママ掲載いたします。
これはボクシング選手を裏方として支える会長の話。
僕の所属するジムは地方にあり、都会と比べるとプロ選手の数は少ない。
そんな弱小ジムが興業を開くというのは物凄く難しい。
興業を開くには資金が必要なため、スポンサーと契約ができなければ始まらない。
しかし大手ジムと違い、弱小ジムを支援したがる人は少ない。
「スポンサーになってください」と会長はいろんな所で頭を下げる。
しかし何度も門前払いをうける。
普通の人なら心が折れるだろう。しかし会長は折れずに何度も頭を下げ続けた。
選手の活躍の場を作るために。
やはり最初のうちは「駿河男児はザコ選手しかいない」なんて叩かれもした。
いたずら電話もかかってきたという。
しかし会長はプロ選手が活躍できる場を作り続けた。
弱小でも、自分のジムで頑張っているプロ選手のために、会長は努力し続けた。
僕はそんな会長に一つ質問をした。
「いろんな人に叩かれてもめげずによくコツコツと続けられますね。
辞めようとは思わないんですか」
そしたら会長はためらわずにこう続けた。
「継続はいつか実を結ぶと信じている。俺が頑張るのを辞めたらプロの選手も
頑張るのを辞める。まずは俺が頑張る姿を見せないとね」
正直、僕は無謀に近いんじゃないかと思っていた。
地方ジムが大手ジムと肩を並べられるわけがない。
チャンピオンが弱小ジムから現れるわけがない。
しかしここ最近の駿河男児ジムを見て、僕は間違っていたと思い始めた。
努力していると誰かが必ず見ていてくれる、というのは本当らしい。
会長の頑張りが認められはじめ、スポンサーの数も増え、興業も毎年大きくなっていった。
そして今年、会長の人柄がチャンピオン候補である蓮太朗を呼び込んだ。
蓮太朗は、大手ジムから声がかかっていた。普通なら大手ジムへ行くだろう。
しかし蓮太朗は大手ジムではなく駿河男児ジムを選んだ。
蓮太朗は「会長に恩を返すために静岡から初のチャンピオンになる」と断言した。
それだけではなく、アマチュアのエリートが3人も駿河男児に所属することを選んだ。
これは大手ジムにないものを会長が持っていたからだと思う。
数年後、確実にチャンピオンが弱小ジムから生まれる。
それも一人ではなく二人三人と生まれるだろう。
僕は最初、無謀だと思っていた、だけど今は無謀だと思わなくなった。
そんな会長を見てきた僕から、皆に伝えられることは一つだけ。
「チャンピオンは表だけでなく、裏にもいるぜ」
石田 順裕会長(寝屋川石田)&佐々木 佳浩トレーナー(寝屋川石田)
寝屋川石田ボクシングクラブの岩屋卓史です。
2020年9月27日の試合を組んでくれたことにほんと感謝してます！
成績も勝ったり負けたり…全くの無名ボクサーの自分を信じてすごく作戦を練って下さり
背中を押して下さりめちゃくちゃ自信持ってリングに上がれることが出来ました！
石田会長＆佐々木トレーナーじゃあなかったら絶対こんな貴重な経験は出来てないと思ってます！
【リングインオブザイヤー】
コロナの影響で無観客試合も多く、自席に着席しての観戦が求められる中、
入場シーンの撮影はなかなか難しかったかもしれません。
そんな中で、以下4名のリングインをノミネート。
①～③から投票してください。
①大内 淳雅(姫路木下)
12/26、矢吹選手とのタイトルマッチ試合後、深々と四方に頭を下げる大内選手。
この試合にかける想いが表れているように感じました。
あいおいホールを出る際にも、リング撤収スタッフにも
深々と頭を下げて帰られる姿が印象に残ってます。
②テル のび太(緑)
12/26、刈谷で６回戦。勝ってA級昇格。
のび太コスチュームで、登場曲も「ドラえもん（星野源）」。
プロとして完璧なキャラクター設定。
③力石 政法(緑)/矢吹 正道(緑)
矢吹選手、力石選手の兄弟愛と
入場の眼力がオーラありまくり！！
【フェアプレーエピソード大賞】
①染谷 路郎レフリー
レフェリーの染谷路郎さん 去年の年末の井岡一翔対田中恒成戦での
あのタイミングでのストップ完璧でした。
②中谷 正義(帝拳)
昨年12月のフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)に
逆転KO勝ちした直後の振る舞いが非常に紳士的だった。
過度に喜ばず、相手を思いやる気持ちが感じられた。
③ヨッシャー松本(HEIWA)
２月２７日、新人王西軍代表決定戦。１２歳下の小島蓮（江見）とは力の差があったが、
全力を振り最後まで強打を狙い、終わった瞬間に抱き合うと「全日本新人王になれよ！」。
その時点でまだ判定は出ていなかったが、完敗を悟り、すがすがしい姿だった。
【ポスターオブザイヤー】
①8月13日 ダイヤモンドグローブ
シンプルイズベスト。
緑色のポスターを初めてみました。 なんか緑色がキレイで素敵だなと思いました。
②2月27日 DANGAN234
はじめの一歩30周年記念フェザー級TM準決勝
原作のキャラクターと出場選手がマッチしている。
バックに炎をあしらい、勢いを感じさせる。
③3月15日 Green Dream
興行は中止となりました。
幻の日本タイトルマッチです。
④11月21日 DANGAN236
Dangan興行「内藤律樹ｖｓ今野裕介ほか」。
赤基調でかっこよく、メイン２人の目線、他の選手の配置も良い。
【最優秀エピソード大賞】
①矢吹 正道(緑)
2020.3.6に急逝した田中 蓮志(トコナメ)。
スパーリングで手を合わせたこともあった、田中の名前をトランクスに刺繍して
日本タイトルマッチに挑み、見事に初のタイトルを獲得した矢吹。
その後、そのトランクスは田中 蓮志の家族に贈られました。
突然宅配便で届いた貴重な品に驚いた家族がお礼を伝えると、
「自分にできることはこのくらい。」と返したエピソードに感動しました。
②岩屋 卓史(寝屋川石田)
昨年の9月27日の静岡で元東洋大主将であり、
アマチュア三冠の超エリートボクサー木村蓮太郎選手と対戦しました。
木村選手は、もともと決まっていた相手が試合をキャンセルし、
あまりに強すぎる選手である為、相手が見つかっていない状況でした。
そこに手を挙げたのが岩屋選手でした。勝てる可能性は1%以下と本人は言っていました。
けど、絶対に諦めない。可能性があるならそれに向かって日々努力する。
そんな背中をずっと見てきました。試合は負けましたが、その勇気と諦めずに前へ前へ
歩みを進める姿に私の心は感動で震えました。
③竹嶋 海刀(勝輝)
コロナの影響で3月初旬に予定されていた試合が1週間前に中止に。
その前の試合も相手の減量失敗で中止となっていた竹嶋選手だっただけに
ようやく迎えるはずだった試合、減量も佳境に入っている中、辛い知らせだったはずでしたが、
落ち込んだ気持ちをすぐに切り替えて前向きな姿を見せてくれました。
日本中の誰もが苦しい思いをした昨年、竹嶋選手のその時の姿を思い浮かべ、
乗り切れたように思います。
④長谷川 慎之介(ワールドS)
作新学院から駒澤大学へ。ボクシングの名門出身ですが、今やっと花が咲きかけています。
感動したのは現在交際されている耳が聞こえない彼女の話です。
応援に来て、声を出すと、それが変な声なので応援するとき静かにしてなさいと
彼女のお母様が彼女に注意されたそうです。
それを聞いた長谷川選手は、自分は彼女が耳が聞こえないことを恥ずかしいとも思ってないし
彼女の声は大好きだから遠慮なく声を出して良い(コロナで大声は禁止ですが)と伝えた話に
涙が止まりませんでした。
以上4つの賞に対して、投票開始は2月1日 0:00より。
是非是非投票をお願いいたします。
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各選手の戦績はこちら。
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